ナスD大冒険TV | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

個人的にだが、金曜夜のテレビが面白い。

正直、毎回絶対見逃したくないというほど面白く思える番組はないのだが、

個別の内容が面白いというより、バラエティに富んだラインナップが面白い。

野球でいえば、4番バッターはいないけれど、安定した2番バッターが揃っている

ような感じである。

本格的に腰をすえてガッツリ見入るような番組ではなく、ゆるーく観られる

番組が8時くらいから続く。

 

まず20時。

テレビ朝日 「マツコ有吉のかりそめ天国」。

怒り新党時代に比べるといくらかレベルダウンしたような感じもあり、またそのときの

コーナーや特集でアタリハズレが大きいが、他に観るものがないときには暇つぶしにはなる。

個人的には特集よりもトークのほうが面白い。

でも川口浩探検隊シリーズのVTRを改めてみる企画は好き。

 

21時。

BS朝日 「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」

以前記事でも紹介したが、ヒロシがいろんな地へゆき散策しながら最後に

みつけた食堂入って食事する番組。

こんなご時世だから、テレビ画面で旅気分になれる。

(しかし、残念ながら4月1日より木曜夜9時にお引越しとのこと)

 

23時。

フジテレビ 「全力!脱力タイムズ」

これも昔、テレビテーマ記事で書いたが程よい面白さである。

 

24時20分。

テレビ朝日 「タモリ倶楽部」

もうしばらく長い間観ていなかったが、ここ最近このあとにやる番組までの

‘継投’としてまた最近ちらちらと観始めた。

コンプライアンスが厳しくなり、女性の場合、下着姿でもモザイクが掛かる番組

などができるなかで、あのオシリのオープニングはまだ健在だった。

タモリ倶楽部ほど歴史のある番組になると、もうあのオープニングはエロではなく

春画にようひとつのカルチャー作品として認識されるのであろう。

 

 

そして金曜深夜のラストを飾るのは、そのあと24時50分から放送される

テレビ朝日 「ナスD大冒険TV」

 

この番組はつい最近存在しって、まだ5、6回しか観ていないのだけれど面白い。

 

テレビ朝日の社員である通称ナスDこと友寄サンというディレクターが

部族のもとや無人島にゆき生活する、テレ朝曰く本気紀行番組。

 

この番組の前にナスDとして有名になったきっかけとなった陸海空なんたらという

番組も存在はしっていたが、そちらは観たことなかった。

もとはといえば、その番組で旅の途中で謎の果実を全身に塗ったら肌が

黒くなってしまい、まるでナスのようだからナスDと呼ばれるようになったという。

なので、その番組から観ていた人と比べたら、ナスDにたいする知識は

ないかもしれないが、それでもこの番組は楽しめる。

 

オレが観始めたここ数回は、たったひとりの無人島0円生活をやっている。

そこでサメを捕獲し、まるまる1匹使って、いろんな料理をしている。

 

前々回まではサメをさばいて作った寿司やピザを作って食べていた。

サメの寿司がこれまた脂がいい具合にのっててとても美味そうだったし、

実際に美味いんだろなと思う。

サメ1匹ぶんだけで、もう数話放送しているから、それだけナスDの

料理レパートリーがあるということと、サメに食べられる部分が多い

ということだろう。

 

料理の腕もさることながら、ナスDの知識が豊富ですごい。

料理しながら海のいろんな生物の習性について語ったりするので

海洋生物の生態の勉強にもなる。

サバイバルバラエティであると同時に深夜の教養番組でもあるのだ。

 

スタジオのほうでは、バイきんぐの小峠と西村がそのナスDのVTRを

観ているのだが、普通はタレントのほうがロケにゆくだけにディレクターである

ナスDがメインでロケをやっているというのは不思議というか、まさにナスDの

人気ゆえの珍しい番組構成だろう

 

翌朝の土曜日、ゆっくり寝ていられる人にはおすすめの番組。

 

 

※この記事はタイマー更新です。