SUKEKIYO ー覆面の告白ー | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

アメリカのトランプ大統領が、スウェーデンの環境保護活動家少女

グレタ・トゥーンベリさんにたいしてツィッターで

「グレタは怒りの感情をコントロールしろ!」と呟きました。

 

また、ある日本の週刊誌は国連でグレタさんが見せた一瞬の怒りの表情を

悪意的に切り抜いて、ホラー映画チャイルド・プレイのチャッキーに似ていると

揶揄して紹介しました。

 

……

 

まるで自分のことをいわれたように悲しかったです。

 

今回の記事……

半年間、書くべきか書かないべきか迷い続けました。

 

自分自身がどう思われるかというより、いきなり聞かされたほうも戸惑って

しまうんじゃないかということで悩みました。

でもやはり、1人でも多くの人に理解を広めたいということと、これまで栗原類くん等に

ついてさんざん第3者的に語ってきたくせに自分自身がそれを黙っていることにも疑問を

感じていたのでアメ限で信頼できる読者さんだけにまず公表することを決めました。

社会にたいしてもグレタさんの件はじめとする意識にたいする我慢の限界がきたこともありますので。

 

すこし大袈裟に前フリしておいたほうが読まれる方もいくらか

身構えておくことができると思うので、予告はあえてあんな感じにしておきました。

 

過去の記事からなんとなくお察しの読者さんもいらっしゃるかもしれませんが

自分もグレタさんと同じアスペルガー症候群という発達障害です。

友人知人や、一部の読者さんには既に伝えてあります。

 

その症状からして何年も前から確信はありましたが、専門病院がどこも予約殺到で

診断ができない状態が続き、昨年2月やっと初診が受けられて6月に診断がおりました。

 

以前、映画「ギルバート・グレイプ」を紹介した記事で、作品中のディカプリオと

同じように、子供のころ自分で虫を傷つけておいて、そのあとその虫の痛々しい

姿を見てものすごい罪悪感に苛まれたと書きましたが、その一連の症状は映画の中の

ディカプリオと同じだと思います。あそこまで重度ではなく大人になるにつれて

軽くはなっていますが。

 

グレタさんとオレはいわゆる「アスペルガー症候群」(自閉スペクトラム症)。

 

ただ、自分の障害の場合はそのひとつではありません。

他に2つの障害、合わせて3つ抱えています。

自分が持つ先天的な発達障害は

 

・アスペルガー症候群

・ADHD (注意欠陥多動性障害)

・LD (学習障害)

です。

 

これにより長い間社会との折り合いが上手くゆかず二次障害として

 

軽度のうつ

・重度の不眠症

 

を発症して、それが既に5、6年前から継続中です。

 

今は睡眠薬と抗うつ剤がないと3日くらいは一睡もできない状態です。

街中を歩いてて倒れそうになったこともあります。

正直、かなり辛くて何度か潰れそうになりました。

障害については生まれながらなのでしょうがないですが、二次障害のふたつは

なかなか切り離せない爆弾です(>_<)。

 

すこし前にはお酒を減らしていると書きましたが、あれは睡眠剤と抗うつ剤投薬の

ため、薬剤師からストップされたものです。我慢できないから飲んじゃっていますけどね(笑)

たまに病院へと書いているのはその専門医です。

記事の流れの都合として病院に行った帰りとかたまに書いてしまうのですが、

それは風邪とかではなく、いつもお大事にといっていただくのも申し訳ないので

一応ご報告を。

 

 

 

記憶の限りでは幼稚園に入る前から生きづらさを感じ続けてきました。

みんなが当たり前のようにやっていることができない。

やる気がないわけでもないのに、同じことを何度いわれてもおぼえられない。

数字が苦手で簡単な計算ができない。

などなど他数です。

 

最近でこそNHKが特集をくんだりして浸透してきていますが、昔は発達障害

という概念自体が存在していなかったので、自分でもどうしてできないのか理由が

わからず、周囲からはすべて人間性の問題や努力不足だと言われ続けてきました。

そのストレスが招いた結果が今も続くうつと不眠です。

 

自分が発達障害、アスペルガー症候群じゃないかと思ったのは、このブログの記事

で生きづらさや不器用さを自虐的な記事にしたとき、そのジャンルにくわしく今も鬱病を

患っている友人(ハンドルネーム・ソロー菌)が寄せてくれたコメントがきっかけでした。

それを読んで「自分の不器用さが発達障害のせいかも」と思いました。

当時の記事は下にリンクします

「ほんまにオレもバカやろか」 

 

この記事のコメントやりとり後に書いた記事が下

「アスペルガー症候群」

 

 

アスペルガー症候群の症状はいろいろありすぎて書くと長くなるので

2つめのリンク記事を読んでいただければほぼおわかりいただけると思います。

 

発達障害は脳の機能の問題ですが、ソロー菌さんも書いているように、

能力が「欠けている」というよりも「考える得意分野の偏り」なんです。

 

だけど、世間一般ではまだまだ誤解されていて自分の友人知人でも間違った

情報のままの人もいます。脳の問題なのに心の病気とかいったり、いまだに

自閉症をひきこもりだと勘違いしていたり。残念なことです。

だからこそ当事者がもっと声を発信すべきかなと思いました。

 

せっかくSNSがあるのですから、本当はすべての人にたいして発達障害について

発信したいんですけど、残念ながらしっている人間の中に人のそういうことを

すぐ面白おかしくいいふらして広げる嫌われ者がいるので、それはできないのです。

オレのうつ状態が悪化した理由のひとつに、その人間の裏切りがあります。

 

発達障害が3つもあるのかと思われる人もいるかもしれませんが、発達障害の人

というのはだいたいオレみたいに複数の障害を持っているのです。

 

スティーブン・スピルバーグはアスペルガー症候群と学習障害。

漫画家のさかもと未明さんはアスペルガー症候群とADHAなので、比較的自分と近いです。

オレとまったく同じで3つ障害があるのが漫画家の沖田×華(おきたばっか)さんという

女性です。

 

NHKの番組で沖田さんの子供時代から大人にかけてのエピソードを聞いてみたら

いわれたことをおぼえられなかったり、思い込みが激しかったり、皮肉をいわれても

そのまま受け止めたりという苦労ばかりで、とても共感しました。

そして、自分と同じ境遇で苦しんできた人もやっぱりいたんだと思うと嬉しくなりました。

 

アスペルガー症候群そして他の障害は、外見も動きも普通です。自分の場合は

計算ができないLDの部分はありますが、基本知能の遅れもありません。

一見するとそのへんを歩いている健常者の方とまったく同じです。

 

ただ、健常者に見えるからこそ誤解される苦しみがあるのです。

いわれたことをできなかったり、忘れたりしても、「本当はできるんじゃないか?」とか

「おぼえる気がないだけなのになんでもかんでも障害のせいにしようとしているんじゃないか?」

とか思われてしまいます。

 

同じ障害者でも松葉杖ついている人や車いすに乗っている人ならば見ためでわかりやすい

ですが、発達障害、とくに自分のような比較的健常者寄りの軽度の障害者はすぐ、本当は

できるのでは?と思われてしまい叱られ、それがとても大きなストレスになるのです。

 

また、すべてのアスペルガー症候群の人がそうだとはいいませんが基本、表情が乏しい

というのがあります。

なにもないときや、特別面白くないときにもニコニコしているということができません。

なので人がたくさんいる場所で無意味に明るくすることや、写真撮影の笑顔が苦手です。

昔から「もっと笑って!」とかいわれることが苦痛でした。

 

逆に嘘が苦手なのでなにか感じたときにはその感情が素直にオモテにでてしまいます。

国連でのグレタさんの感情的なスピーチや険しい表情に嫌悪感をしめる人もいるということは

理解できなくもないです

ただ、それはグレタさんがアスペルガー症候群で嘘をつけない人間だから感情がそのまま

でてしまうということは同じ障害を持つ人間としてたくさんの人にお伝えしたいのです。

トランプは多様な人を抱える国のトップなのにそこをわかっていません。

腹がたったのはそこです。

発達障害について最低限の知識がある人がそれをわかったうえで、グレタさんを否定する

ならばまだいいです。

 

でもトランプは絶対に発達障害についての知識はないです。

それについてしろうとも思っていない姿勢も露骨に感じられます。

 

なんだかんだいっても発達障害の人について社会や組織はまだまだ無関心、

で冷たいと身を持って感じています。

その意識を変えてもらうにはまず、各組織や団体のトップである人間が経済より先に

そこに関心を持ち学んでもらわないと変わらないんですよ。

トランプはそんな冷たい利益主義社会の象徴に見えました。

悲しいです。国が違うとはいってもトップに立つ人物があんなだなんて。

感情をなかなかコントロールできないのがアスペルガー症候群なんです。

トップとなる人間がやるべきことは障害の特徴を叩くのではなく理解することなんです。

 

今の企業や集団にもこんなプチ・トランプのような人間がたくさんいるのが

現状です。

忙しいでしょうから知識をすべて学べなんていいません。

でも最低限、そういう障害の存在と具合的な症状程度は経営者や人事ならばしって欲しいです。

 

 

 

ただでさえ発達障害で周囲から誤解されたり、要領よく相手に合わせられなかったりで

苦労して生きるのが辛くてしょうがないのに、大学卒業以降はバブル崩壊で就職氷河期

まで襲ってきたもんだからもう地獄突入でした。

 

発達障害×氷河期世代×愚直 

 

就活では、出向き先の面接官たちからことごとく人格を破壊されました。

彼らが好む人材は愛想でもいいから明るく笑えて、嘘でもいいから前向きな発言が

できる人材。

「正直者」ではなく、「面接が上手い人間」が採用されるのです。

そうなると、もう表情が乏しく嘘がつけないことが多い発達障害の人はもう

ここで絶望的なんです。

 

入ってしまえば長く続けられる能力があっても、門前の建前テストですべての

道が閉ざされるのですから。

これって企業側にとってもすごくもったいない選考方法だなと思います。

当時はもちろん、自分が発達障害だなんて思っていなかったですが、診断がでて

自分が苦労したり、多くの面接官から嘲笑されたりした理由がわかりました。

旅行読売社は絶対許しません。あれは差別クズ会社です(笑)

 

自分たちが起こしたバブル崩壊や自分たちが招いた就職氷河期もなかった

ことにして、一部の団塊世代やバブル世代の面接官たちは、面接官椅子に

深く座りふんぞりかえりながら卒業後の空白(就職浪人期間)をやたらと責めてきました。

 

就職浪人をしていたことについて氷河期だったことを遠回しに伝えると、

「おまえの力不足なのに、世の中のせいにするんじゃねーよ」という表情をされます。

こっちとしては

「は? あんたたちの世代のせいでオレらの世代にツケが回った結果、

就職先が決まらなかったんじゃねーかよ」

と心の中で毎回はらわたが煮えくりかえりました。

表情が乏しい(暗い)こともデリカシーなくつっこまれ、机にひじついてにやけながら

「おまえみたいな自信ない顔したやつなんて、どこの会社も欲しがらねえよ」

と露骨にいってきた団塊、バブル世代の面接官は1人、2人じゃありません。

それでまた自信を無くし、次の面接のときにはもっと暗くなります。

負のループです。

自分は今でも面接官が人を見る目のプロだという人の気持ちがわかりません。

 

 

こういうと被害者意識が強すぎると思われるかもしれませんが、

ホアキン・フェニックス主演の映画『JOKER』を観てて、純粋に「これ、オレの話じゃない!?」

と思わずにいられませんでした。

オレのあとに観にいった友人も、映画を観ながらオレのことを思いだしていたといっていました。

 

 

 

当時の記事にも書きましたがジョーカーは生まれながらの病気で、おかしくなくても

急に笑い出してしまいます。

そしてなにも悪い事してないのに周囲の悪意により仕事を失います。

そんな世の中にたいして怒りをおぼえていますが、それでもコメディアンを目指している

だけ、コミカルに人を楽しますことだけは忘れまいと日々、ピエロのメイクをして

おどけてみせます。

 

オレもいまとなっては生まれながらの障害だとわかりましたが、幼少期からそれで

誤解され続けて、人の話をおぼえない、まじめにやらない、自己中だと言われ続けました。

ここでくわしく書けませんが小説の話のモデルにもしたように、かつて汚い上司によって部下もろとも

職場からも追いやられた経験もありました。

 

オレもこんな世の中にたいして怒りがおさまらないのですが、かといってそれをひたすら

つぶやくようなSNSはやりたくないのです。

同時に自分が発達障害やうつだからといって、そればかりを啓発する記事も

やりたくなければ、闘病記的なこともやりたくないです。

 

どんなに理不尽でキツイ状況であっても、オレらしい馬鹿なことをコミカルに発信するブログを

やっていたい。だから、堅苦しいブログというイメージがつかぬよう、コミカルさでそのバランスを

とるためにときどき、スケキヨマスクをかぶってはおちゃらけることにしたのです。

どん底な日々でもピエロメイクで人前にでるジョーカーと気持ちはとても似ているかもしれませんね。

 

 

 

なので、『ジョーカー』を観たときは心の底から共感しました。

臭い物に蓋をせず、現実の片隅を本当に描いてくれている作品だなと。

 

生まれつきの障害(病気)による周囲からの誤解と不理解。

権力による社会や組織からの迫害と人格否定。

それでも根底にあり、忘れないのはおちゃらけて人を楽しませたいという心。

 

悲劇のヒロインぶるつもりはないですが、この3つの要素をふまえると、

やはりメイクしてジョーカーを演じるアーサー(主役)と、マスクをかぶってスケキヨを演じる

ケン74はアイコンとしてどこか似ている気がしてなりません。

(そういえばホアキンの前のジョーカーは故ヒース・レジャーが演じていましたが、

彼も自分と同じ不眠症で睡眠薬とその他の薬を併用しており、それが原因で亡くなった

のもまた頭をよぎるのです)

 

ここ10年、気持ちと収入に安定はほぼありません。

前に椎名林檎の「月に負け犬」という歌の詩をそのまま転用した記事を書きましたが

あのときが一番ヤバかったです。

世の中に理解と改善を期待できない絶望感から廃人の手前まで足が入りました。

 

ジョーカーがゴッサムシティの底辺で貧困と差別にもがき続けるように、

就職氷河期世代(ロスジェネ、団塊ジュニア)は、新卒就活のころにまずいきなり苦労して、

その後やっとどこかに決まってもそこが倒産したりで一度放り出されたら、もう安定した

復活のチャンスはないです。友人の友人は自殺しました。オレも考えなかったことが

ないといったらウソになります。

 

 

ブログを観た知人からたまに連絡くると、「いろんなとこいったり、食べたりして元気そうじゃん」

とかいわれますが、余裕があるわけじゃないんです。

むしろ生きることに余裕がないから、半ば無理にでもいろいろ探して食べたりして、必死に

日常と平常を保っている部分が大きいです。

景色を見たり、味わったりしながら、生きていればこうして楽しいこともある、って思えるように……

 

他にもいろいろありますが、すべてを書くとまさにJOKER越えになって読んでいる方ももっと

重くなると思うので、今回はこのへんにしておきます。

 

話があちこちいってしまったので、ここでどうして今回このことを公表したかを話します。

理由はたくさんあります。

 

 

① 純粋にひとりでも多くの人に発達障害についてしってほしい

 

発達障害についていくらか世間で話題になるようになってきましたが、理解や知識の拡大は

まだまだです。

 

健常者の人に発達障害について話そうとすると、多くの人がそこで

「でも、人間て誰でも少なからずそういう部分があるし……」といってきます。

でも、それをいうと論が先に進めませんし、発達障害を持っている人間にとっての

生きづらさはそのひとことで片付けられるレベルではないのです。

家の中でも外でも人とかかわる以上すくなからず毎日誤解がつきまとうのです。

障害のある人間がそれをいうならば納得しますが、「誰でもそういう部分がある」という人の

ほとんどが健常者の方です。

 

それをお伝えしたかったと同時に、もし、みなさん自身の中にそういう要素があったり、

あるいはご家族や友人、同僚とかでそれっぽい人がいるけどどうだろうか?というケースがあった場合、

お気軽に相談していただいて役に立てたらいいなと考えました。

もちろん、自分は医学的には素人で精神科でもなんでもないですが、当事者として

こういうのは発達障害かもしれないというのは感じられますのですくなくとも

発達障害の人の考えていることや気持ちはそのへんの人よりもやや理解できると

思います。

自分がこういう立場である以上、同じ苦しみや悩みをもっている人の役に立ちたいと

思っています。

 

 

② 自分もそしてみなさんも何か抱えていると思うので互いに楽になれたら

 

世のためとか偉そうなことだけじゃなく、純粋に今まで生きづらさを抱えこんできたこと

半年間障害についてをいわなかったことを吐き出して楽になりたいというのもありました。

書道家の武田双雲氏も発達障害を公表して気持ちが楽になったといっていましたが

まさにちょっと楽になりました。

 

みなさんのブログを拝見してまわっていると、やはりみなさんも環境的にあるいは

身体的になにか抱えてお疲れになっているのかなって感じることがあります。

今回ここでは自分が勝手にアメ限公表しただけなので、みなさんもいいにくいこと

を吐きだしてくださいなんてことをいうつもりはありませんが、もし、なにか辛いことが

あったとき、ここにも同じように辛い人間(オレ)がいるって思ってくれたらすこし気分が楽に

なってもらえるかなと思いました。もちろんお互いさまに。

 

どっちのほうが辛いとか大変だとかいう不幸自慢ではありません。

そもそも辛さや不満というのはその人の環境や気持ちの大きさで異なるものですから

決して他人と比べられるものではないのですから。

でも、綺麗事抜きで生きるのが辛いとき、

「ああ、でも今あの人もきっと辛いのだろうな」

と思うだけですこしは心が楽になると思うのです。

ずっと前向きは疲れると思います。

ときにはそうおもって乗り切ることも大事だなと感じます。

 

オレも辛いときはみなさんのことを思わせていただくので、みなさんも辛いときは

是非自分のことを思いだしてください。

同じように理不尽な底辺で生きている人間がここにいますから……(*´▽`*)

 

 

③ ひとつのサンプルとしてオレをみなさんに献上します

 

映像化もされた「いま、会いにゆきます」の作者である市川拓司氏も自らが

発達障害であると公表しています。

その市川氏がNHKの発達障害特集に出演したとき、まさにオレが思っていたことと

同じことを同じ言葉でいっていました。それが上の言葉です。

 

今仲良くさせていただいている読者さんのほとんどの方がネット上の文章のみの

やりとりですが、オレの文章をひとつのサンプルとして発達障害の特徴などをしって

もらえればうれしいなと思います。

 

たとえば、発達障害の人はこういうことは苦手なのかなとか得意なのかなとか。

文体などからこういうときは感情的に書いちゃうのかなとか。

たまにグレタさんスピーチの文章版みたいに勢いで書いてるなってるなって自分でも

見直して感じることありますしね。

 

卑屈になっているとかじゃなく、純粋に自分をサンプルとして発達障害の人特有の

こととかに気づいてもらえたらいいなと考えています。

 

 

④ 思い込みの強さや自分のいったことを忘れるのはご容赦ください

 

発達障害の特徴として、いったこと、いわれたことを忘れるというのがあります。

だけど、自分の好きなジャンルには抜群の記憶力を発揮したりします。

なのでよく、「自分にしか興味がない」「人の話をきいてない」といわれてしまいます。

決して他人に興味がないわけでもなければ、いい加減に聞いているわけでもないですが

おぼえられない。それが発達障害の特徴であり、生きづらさです。

なので、今後みなさんの記事にコメントさせて頂く際、たとえばそれが同じ場所に

いった内容の記事だった場合、前の記事に寄せたコメントとまったく同じ内容や文章の

コメントをしている可能性もあると思います。

でも、それは決して記事を適当に読んでいたわけじゃなければ、コメント内容をそのまま

使いまわそうとした考えでもなく、純粋に自分が前回寄せたコメント内容を忘れて

いただけなので、そこはどうかご理解ください。

また、思い込みが激しいため、頂いたコメントの意味を捉え違えてしまい、

勘違いしたままのコメ返をしてしまうこともあります。

その際は遠慮なくご指摘いただければ助かります。

 

たまに「自分のブログはみなさまのコメントや訪問で支えられています」と書きますが

あれは別にお世辞でも大袈裟にいっているわけじゃなく、本心です。

みなさんはオレの数少ない大事な理解者の方々です。

みなさんがいなかったら、とっくにブログやめていたどころか既に精神異常きたして

いたかもしれません。こんなこというと重くなっちゃいますが(笑)

 

 

 

 

長くなってしまいました。すいません。

 

まとめれば最終的に自分がいいたかったのは最後の4点です。

 

でも不思議なもんで、自分は発達障害だからこそ、このブログをやってて

今までこういう文章を書けてきたのかなとも思います。

周囲の人が当たり前にできることができないぶん、文書を考えて書くという行為だけは

多少、いや、ほんとうに多少ですが他の人よりあたまひとつ抜けるけたことができたのかなって。

発達障害だったからこそ、このブログという空間で仲良くしてくれる素晴らしいみなさんに

逢えたのかもしれませんね(^-^)

 

 

ちなみに12月にやっと障害者手帳がきました。

意外と知らない方も多いのですが、手帳があると都営地下鉄は無料で乗れるんです。

あと、諸々美術館や博物館も無料♪

 

ここ最近、美術館に興味を持って足を運びだしたのはそれがあるからです。

ちなみに先日書いた

・府中郷土の森プラネタリウム

・府中市美術館「青木野枝 霧と鉄と山と」

・遊就館

・国立西洋美術館「ハプスブルク展」

これらはすべて手帳で入場無料でした(^-^)

 

今度無料で入れる施設系は時間がある限りどんどん攻める予定です。

なので芸術関連記事は増加するかも。

記事で入場料表記がない場合は無料で入ったと思ってください(あるいは価格失念したか)

まあ、これまで生きづらさを味わったぶん、利用できるものは利用してそのぶん回収しないと

いけませんからね。

 

じゃあ、ほんとうに最後の最後にもうひとつ。

ちょっと重い記事を最後まで読んでいただいた読者さまへの特典画像。

 

以前、デーモン閣下&大槻ケンヂのラジオ本にネタが紹介されたということを

書きましたが、それをラストに乗せちゃいます。

いわゆる3段オチネタというやつなので、見れば説明なくともわかると思います。

オレが考えたというよりも、どこかで聞いたネタですね(笑)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

オレにとってはブログで笑ってもらえなくなることがなによりも恐いことなので

次回からはまた通常のテンションでさりげなく記事再開しますので、みなさまにも

同じように気軽にお付き合いいただき、いつかまたスケキヨが登場した際には

笑っていただければなによりも嬉しいです。

 

ここまで書いておいてこんなこというのもなんですが、発達障害だろうがなんだろうが

ケン74はケン74だから!と思っていただいて、これまで同様、共感してくれるときは

してもらい、反論があるときは遠慮なく意見を寄せていただきたく思います。

 

そして、もしみなさんのまわりで、人からいわれたことをできなかったり

同じことを何度いってもおぼえられないという人がいたら、叱咤する前にまず

もしかしたら発達障害かもという可能性を考えてあげていただければなによりです。

遠回りしましたがそれが一番いいたかったことですかね。

オレも、もうちょっと人生耐えますので(^-^)

多少重い話に戸惑ってしまった方には申し訳ありません。

でも最後まで読んでいただき心よりありがとうございます。

ためていたものを吐きだしたらすこしラクになりました。

 

こんなオレですが今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。

 

 

それではさきほど予告したネタでお別れしましょう!

 

 

 

補足

 

○アスペルガー症候群公表の有名人

 

・スティーブン・スピルバーグ(映画監督) LDも。

・スーザン・ボイル(歌手)

・アルベルト・アインシュタイン(学者)

・グレタ・トゥ―ンベリ(活動家)

・コートニー・ラヴ(音楽家)

・ダン・エイクロイド(歌手・役者「ゴーストバスターズ」等)

・市川拓司(作家)

・さかもと未明(漫画家) ADHDも。

・沖田×華(漫画家) ADHA、LDも。

・絲山秋子(作家『沖で待つ』『薄情』等)

 

 

○ADHD公表の有名人

 

・ウィル・スミス(役者)

・ブリトニー・スピアーズ(歌手)

・パリス・ヒルトン(モデル)

・武田双雲(書道家)

・勝間和代(経済評論家)

・小島慶子(キャスター)

 

 

○ADD(注意欠如)公表の有名人

 

・栗原類(モデル)

 

 

○LD公表の有名人

 

・トム・クルーズ(役者)