星空世界旅行 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

先日記事で「GONIN」という映画を紹介した。

ビートたけしがでていて不気味な役を演じている。

この作品はたけしが監督じゃないが、たけしが出演や監督している

映画はヤクザモノが多く、暴力描写が多く、正直いうと苦手なのが

多い。

 

監督デビュー作だった「その男、凶暴につき」も大きくわけていえば

暴力映画であり、キャッチフレーズは‘子供に見せるな!’だった。

 

だが、そのあとたけしが企画して製作した映画は一変してハートウォーミングものだった。

「ほしをつぐもの」

という映画である。

熟年退職したサラリーマンがある日倒れてこん睡状態になり、そこから疎開先の少年時代に

記憶が遡るという筋だった。

今度のキャッチフレーズは‘子供に見せろ!’

 

個人的にはあまりピンとこず、1作目でバイオレンスを描いたたけしが今度はまったく違う

一面を見せたくて作ったような印象に終わってしまったが、だとしてもたけしの映画のタイトルに

「ほし」というワードが入っていたのは意外といえば意外だったかもしれない。

 

たしかに「ほし」を嫌いな人はいないかもしれない。

たけしがその言葉を用いるくらいだから、星という存在は人々が好きな最大公約数かとも

思える。

 

そんなオレも星が好きといえば好きなひとりである。

 

土曜日の午後、郷土の森博物館にあるプラネタリウムにいってみた。

初訪問だと思ったけど、昔、学校の社会科見学で1回だけいったことあったかもしれない。

いっていたとしても、もう20年以上経過しているからまあ初訪問みたいなものだ。

 

『郷土の森博物館プラネタリウム』

くわしくはココ

 

 

時間ごとに投影プログラムが異なり、3つの番組があるようだ。

 

 

うーん、オーロラが気になる……

 

しかし訪問時間の都合でこの日最後のこちらへ。

 

 

ちょうど訪問した12月14日から開始のプログラムで旬だからこれでも

十分楽しめる。

 

プラネタリウムは建物の奥にある。

入口前には宇宙関連の展示コーナーあり。

 

 

これはなんだろう。

解説よく読まなかったが、色あいとフォルムがスターウォーズにでてくるR2-D2

みたいだ。

 

 

10分前になったら入場できる。

入口はこちら。

 

 

 

時間になって中に入る。

 

投影前であれば中の撮影OKだったのかもしれないが念のため

撮影は控えておいた。

 

中の風景見て、やはり1度来たことある気がした。

 

投影機のうしろのほうがベストを思いそこに座る。

他のお客さんもみな同じ考えだったようだ。

 

時間になって投影開始。

時間は45分。

 

係の人が生で解説をしてくれる。

 

このプラネタリウムがある府中の空から投影がはじまる。

 

そして企画タイトルにもあるとおり、そこから各地の空へとジャーニー。

 

府中の空の次は船でオーストラリアへ。

 

前方にはエアーズロックが映り、頭上にはオーストラリアの夜空が投影される。

 

オーストラリアの次は、南極、北極、アラスカ、そしてまた府中の空のもとへと

戻ってくる旅だ。

なかなかよかった。

 

プラネタリウム自体が本当に久々だったのだが、プラネタリウムってここまで

星空を精密に美しく再現できるものだったんだなと改めて感じた。

 

係の人の生解説ではじめてしったのだが、たまたま偶然にもこの日は

「ふたご座流星群」の日で星座つながりだった。

 

夜、窓の外をなんとなく見てみたが、方向的に月と同じでその明るさがあることと

東京の空という問題で、流星は見えなかった。

 

収納の奥で眠っている家庭用プラネタリウム、久々ひっぱりだしてみようかな……。