豊後高田どり酒場@新宿 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

最近もういけていないが、青春18きっぷ仲間からの誘いをもらい

先週は呑みに。

遠くだと辛いので場所は例によって新宿にしてもらった。

 

前回新宿で呑んだとき、店は二択で「三代目鳥メロ」を選んだが、

せっかくなので今回は前回選ばなかったほうの店にした。

 

『豊後高田どり酒場』

モンテローザ系でHPはココ

 

 

HPをみていただければわかるが串メニューメインの店で、フードもドリンクも

全品280円。目立つは黄色と赤色の看板。

 

今回お世話になったことと、名誉のために表現をやや遠回りで紹介させて

もらうと、今現在、首都圏で破竹の勢いで店舗数を増やしている「鳥○族」の

成功例をリスペクトしたと思える流れで、重点を置くメインメニューや、ひと目をひく看板の配色、

そして全品300円前後という格安価格で揃えるという経営スタイルを限りなく「鳥○族」に

近づけ模倣して誕生したと思われるモンテローザグループのニューウェーブである。

 

以上の説明を凝縮すれば、カタカナ3文字で済むのだけれど、そこまではオレの口から

いわせないでいただきたい。

それをわかってて、あえて行ってみたのだから(笑)

 

以下紹介してゆくドリンクとメニューはすべて280円なので価格表示はナシ。

ついでにここは外国人観光客に悪名高いお通しもナシ!

そのシステムもまた「鳥○族」的なパ……いや、経営スタイルにおける轍をしっかりと

辿っている。

 

まずは乾杯とスピードメニューを少々。

 

「生ビール」

「枝豆」

「炙り!シメサバ」

スタートなのに〆サバとはこれいかに。

ちなみにビールの泡の部分が減っているが、飲みかけではない。

この状態で運ばれてきた。

 

 

 

トリを推している店だけにトリ料理ははずせない。

辛さで食欲をあおってくれそうな一品も注文。

 

「バリ辛ドリやみつきパリパリ鶏皮」

 

 

これがビールに合うのだけれど、すこし遅れてあとから辛さが追いかけてくる。

 

涼しい一品は舌と口の中をクールダウンするのにちょうどよい。

野菜が旨い。

 

「豆腐胡麻サラダ」

 

 

 

串もいっておかないとイカン。

 

「つくね串チーズ」

「ハツ(塩)」

 

 

 

和には和を。洋には洋を。

ピザにはウイスキーがよく似合う。

 

「明太マヨピザ」

「角ハイボール」

 

 

 

白木屋(モンテローザ)オリジナルの缶のポスターが貼ってあったので

それも頼んでみた。居酒屋にきて缶ででてくるものを自分でジョッキに

そそぐのもまたいいかと。

 

「オリジナルレモンサワー」

 

 

うむ。特別というほどには感じなかったが味は悪くはない。

 

悪くはないのだけれど、ただひとつツッコませてもらえば缶に表記されている

販売者の「株式会社人材バンク」っていう会社名の生々しさはどうにかならなかった

ものであろうか……(-_-;)

 

オレの性格上、どうしても飲食業界の裏の凄惨ライン……じゃなくて生産ラインの

ブラックな背景がそこに垣間見えてしまう。

 

 

貧困問題や労働問題に関心がある流れからどうしてもそういう細かいところが

古畑任三郎のように気になってしまう性分なのだが、せっかくのストレス発散の酒の場なので

その思想からは一度中座することにして、ふたたび酒と肴を楽しむことに。

 

最後に頼んだのはこちら。

「ニラ玉」

 

 

やはり玉子はいい。

そして子供のころは喰わず嫌いだったニラもいまは大好きだ。

 

ただ、医学的には子供のころの「苦いモノは苦い」という味覚のほうが正しくて

大人になればなるほど舌が感じることができる苦みが鈍くなってきていることが

その理由と最近とりあげられているが、旨けりゃもうそれでいい。

そういう部分は都合よく気にならない(爆)

 

頼んだものすべてを今回アップしたわけじゃないが、それでもおそらくアルコールは

7杯か8杯呑み、ふたりで合計7000円いっていない。

 

これはけっこう安くて使えると思う。

 

飲み放題もあるみたいだが、元の値が安いこと2時間でおしまいということを考えたら

それなりに酒が呑めて、ゆっくり2時間以上座って楽しみたい人は通常のほうが

おすすめかも。オレ個人の見解としては。