稀勢の里&六角精児登場 節分祭2019 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

今年も大國魂神社の節分祭がやってきた。

 

去年も顔をだし、女優の真飛聖サン(失礼ながら当時はじめて名前しった)が

宙に放った豆袋を一度手中にパシンと入れたが痛恨の落下。

悔みながらもそのあと一般の人が投げた豆をなんとかゲットし持ち帰ってポリポリと

むさぼったあの日からはや一年。

 

今年も顔をだしてきたのだが、今回は1日3部にわかれているうちのラストである

夕方18時過ぎの回だけ。

 

以前別記事でちらりと書いた通り、今年は六角精児さんがゲストで参加し、

また昨年までと同様に元横綱の稀勢の里もその時間に参加なので、その回にゆけば

いいかと。

 

前は早めにいったのだが、あまり人が多いところで長く待つのも苦痛だから今回は

それほどいい場所が確保できなくてもいいからゆっくりめにでた。

 

入口の鳥居を過ぎてもスムーズに進む。

 

 

ところが拝殿へと入る朱雀門の前あたりに人が溜まっている……

 

甘かった。

門をくぐった豆まき会場のエリアはもう人でパンパンで入れなそうだ。

 

しょうがない。

今年も幸福の豆をゲットして、六面すべて「1」の目しかないサイコロをふらされて

続けて歩む理不尽な双六のような人生に引導を渡そうかと思っていたが諦めて

今回は「外野」として見学に徹しよう(-.-)

 

18時ころに挨拶が開会挨拶がはじまった。

 

 

ゲストの六角さんもマイクを持って挨拶している声が聞こえてくる、が…

画像からもわかるように、中央通路挟んで門を正面にオレが確保していた

場所は右側である。なので対角線上にある舞台左はやや見えるのだが。

六角さんはどうやら右にいるようである。

 

つまり、オレが陣取ったイッカクはフカクにもロッカクさんの姿が見えないシカク

に位置するという事実がハッカクしたのだった。

 

くそう、またしても右か左かというだけの二択を誤ったか。無念だ。

 

でも、オレのいる右側正面にある門横の格子状になっているとこの隙間から

かろうじてマイクを持つ六角さんがボンヤリ小さく確認できた。

中央の緑のとこ。

 

豆まきが開始されたら、仲の様子は楽しそうだ。

やはり早くきて場所とるべきだったか。

次回からはもっとマメに計画しよう。

 

豆まきは思ったよりあっという間に終わった。

 

参加はできなかったが、ひとつ良かったのはオレが立っていたすぐ横の道を参加者や

ゲストがこれから通って帰るらしい。

 

豆まきには府中市のゆるキャラである「ふちゅこま」やその他京王電鉄のキャラなども

参加してて、彼ら彼女らも同様にそこを通るのだが、危険防止を観客に呼びかける

警備員の掛け声が、キャラの名称を連呼するのではなく、

「ゆるキャラが通りますんで、道をあけてください! ゆるキャラが! ゆるキャラが!」

と、なんともまあ夢のない事務的な掛け声でそれが逆にさりげなく面白かった。

 

某ランドだったら、発見した子供たちが駆けよって集まってきたときに、

「著作権にうるさいネズミとアヒルが通りますので、道をあけてください!」

といっているようなものだろう。

 

やがて、周囲の空気がなんとなくザワっとしだした。

 

想像通り、六角さんが近くまでやってきた様子。

だが、みな揃って前の人の頭越しに撮影しようとスマホを高く掲げたことでスマホの壁が

できあがるので、前の人と前の人の隙間からほんの一瞬しか見えなかった。

たぶん、あれは六角さんだった。と思う。

 

そのあとは稀勢の里がやってきた。

 

企画者側の意向か、本人の気遣いかわからないが、オレのいる門の外にでたら

そこで一度立ち止まり、入れなかった人たちに挨拶してくれた。

これは嬉しい。

 

 

たくさんの人から拍手や「ありがとう!」という言葉が飛び交う。

 

以前書いた記事にも関連するが、こういうときに改めて日本人の温かみを

感じられる。

 

立ち止まっての挨拶が終わったら、他の参加者やゲスト同様そのまま歩きだして

オレの横をゆく。

 

よし、今度こそシャッタ―チャンスだ。

 

しかし、やはり人とその手が多くてうまく撮れん。

 

 

うーむ。

「見切れの里」になってしまった……。

 

 

 

おしまい