松屋攻略戦 四川風麻婆鍋膳 ノ陣 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

やりたかったことを2つ済ませた。

仕事疲れと寒さをふっとばすため久々銭湯にゆくことがひとつ。

もうひとつは、松屋の期間限定メニューである麻婆鍋膳を食べておくこと。

 

近所だけどまだいったことない銭湯があり、本来ならばそちらにゆく予定で

それはそれで個別記事でも紹介するつもりで夜に一度帰宅してから出向いたのだが

銭湯の入り口へ着いたところで中止にした。

 

自転車で向かったのだが、その途中の信号待ちでちょっとヘンなオッサンと並んだ

(今まで外で遭遇した不潔タイプでもなければヤクザでも浮浪者でもないタイプ)

妙なファッションをしてて、人のことをニヤケながらじっと見てきてとても嫌な感じだったので

信号が変わったら速攻でスタートして視界から消した。オッサンのほうは歩き。

 

で、銭湯の前までついて自転車をとめて、入る前に記事用の外観をパシャパシャと

撮影していたら、向こうからさっきのオッサンが歩いてくるではないか。

そしてまたオレのことをニヤケながらも見ている。

 

恒例のヤな予感。

まさか、ここに来るんじゃないだろうな……と思った矢先、撮影しているオレの前を

通って暖簾をくぐっていきやがった。

 

今入ったら、しばらくの間あのキモチわるいオッサンと裸で同じ空間にいなければ

ならない。それだけはイヤだ。

 

なので誠に残念ながら新規銭湯は断念。

前に一度いったことのあるこちらの銭湯に変更。画像は過去記事から。

あけぼの湯

 

寒い中帰宅して体が冷え切っていたのだろうか、肉体が無限に熱を吸収できる

ような感じで気持ち良すぎた。

街の小さな銭湯なのに、気づいたら50分近く浴室に滞在していて自分でも

驚いた。

 

湯あがりの空腹になったところで、今度は夕食。

もうひとつの目的である松屋へと向かう。

 

実はこの同じ日に銭湯にいき、松屋で麻婆を食べるという計画については

ここまでの段階で自分の中でかなりの駆け引きと葛藤があった。

 

一般的に一番キモチいいルートは、

 

風呂 → 空腹に食欲を煽る一杯のビール → 食事

 

が妥当である。

 

ただ、このときにオレがガッつきたかったのは麻婆鍋である。

 

もし「逆メンサ」という団体があったならば名誉会員になれるであろう頭脳を携えた

オレであっても、さすがに辛いモノを食べれば汗がでるということが医学的に明確に

なっているということくらいは承知だ。

 

上記の風呂→ビール→メシ というのは快楽の黄金ルートであるが、

果たして風呂で汗を流したあと、またラストに汗を流すかもしれないというルートを

組むのは賢明だろうか?と悩んだ。

 

では、流れを組み替えて、

 

メシ → 風呂→ ビール ならばどうか?

 

いや、だめだ、だめだ。

やはり風呂のあとのほうが腹がへってメシが旨いし、最後ビール吞んだらまたそれで

食欲湧いてなにか食いたくなるに決まっている。

それと、ビールは食前に一杯必ず吞むというのはオレの中で崩せない。

 

となると、やはり一番初めの順序しかない。

まあいい、もしかしたら麻婆も汗がでるほど辛くないかもしれないと願い、それで決行。

 

銭湯から自転車をこぐ。

のぼせたあとはこの地獄のような寒気が肌にキモチいい。

 

松屋到着。

これこれ、食べたいのは。

 

 

器の小さいこというようだが、カウンターで人に挟まれた席しか空いてなかった。くそう。(爆)

 

店舗限定の生ビール小ジョッキ たしか180円。

風呂上がりは格段に旨い。

 

 

 

そしてメイン登場。

 

「四川風麻婆鍋膳」 590円

大盛り変更プラス 60円

 

 

想像していたよりも鍋の底は浅かった。

だが、グツグツしててビジュアル的には本格的。

 

 

まずは麻婆だけスプーンでひとすくいして口に運ぶ。

 

アツい。

そしてすぐに追いついてくる辛さ。

でもさすがコクはあって旨辛だ。

これはいろんな意味でご飯は大盛りにしてよかった。

 

途中からはオン・ザ・ライスで頂く。

ナスが入っているのも野菜がとれてありがたい。

 

ただ、辛さの段階的には全然食べられるのだけれど、ひと口入れただけでも

予想以上の発汗作用だ。これは甘くみていた……

 

右手はスプーンと箸を交互に持ち、口へと運ぶ。

左手にはハンカチを持ち、額へ運ぶ。

両手がフル稼働で忙しい。

 

気がつけば、砂漠でポカリスウェットのCM撮影しているのかと思うほど汗ダラダラ。

 

自転車で帰りながら浴びる風により、家に着くころには髪と頭皮から汗はひいていたが

洗ったばかりの髪はガッサガサだった。

 

で、結局またシャワー浴びる。

 

で、浴びたら浴びたでまた呑みたくなり、呑む。

 

一本吞んだら、それが呼び水となりまた一本空ける。

こうして堕落のループに見事にハマったのであった。

アイスまで食べとる図。

 

追伸

 

明日日曜日の夜のテレビ東京「池上彰の現代史を歩く」は『あさま山荘事件』です。

見た事ある風景や人が映りそうなので今から楽しみです。

追って感想を記事にするかどうかは視聴してから決めます。

 

ではまた。