からあげ&肉汁餃子一休@高円寺 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

ただいまギョウチュウ。


そう、小学校のころってギョウ虫検査なるものがあったのう。

丸が書かれたセロファンみたいなものをお尻にペタって貼って剥がして

ギョウ虫のタマゴがあるかどうか検査するやつ。


ひとりで貼れないから、だいたい母親とかに貼って剥がしてもらうんだけれど

あのセロファン、なんかパサパサしているから貼られた瞬間くすぐったくって

ペタっとやられた時、思わずウヒヒとか声を出してしまう。


それと貼ってもらっている時の体勢を今考えると、かなりの屈辱度の高いポーズだった(爆)


時代も変わって、あの検査って今はもうないようだ。

なんでもトイレが近代化してきたり、食事も昔よりかなり良くなってきているから

もうギョウ虫のいる子供があまりいなくなったとのこと。


なるほど。良いことといえば良いことかもしれない。


小学生のころはクラスのなかで権力を持っていたりしたガキ大将的な存在のやつが

ギョウ虫検査に引っかかったことによって、一気に失墜したりしたもんだ。懐かしい。


……

いやいや、ここで冒頭に書いたギョウチュウとはその蟯虫のことではない。

「餃子中毒」ということだ。


なんだか体がスタミナを求めているのか、最近ムショーに餃子が食いたくなることがある。


先週も約一カ月ぶりに人と呑みに行ったのだが、そこも餃子居酒屋。


かつては居酒屋一休だった高円寺の店がリニューアルしたようで顔を出してみる。

GW前なので予算温存のため安い店にしたということもある。

とにかく、ストレスが蓄積していてそれを発散したかったのと、餃子をバクつきたかった。


『からあげ&肉汁餃子 一休』

東京都杉並区高円寺南4-49-1

HPはココ



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高円寺のガード下。


以前訪問した時はまだ普通の居酒屋一休だった。


それにしても餃子だけでなくからあげまでも看板に掲げ、2大巨塔で行くとはさすが一休。

各エリアに一休は点在するが、からあげと肉餃子専門居酒屋は今のところ高円寺だけである。


レイアウトはおそらくそのままか。

以前来た時は入り口入ってすぐのあたりに通されたが、今回は奥のほうの席に案内された。

チェーン店だけど高円寺らしく、壁には劇団などのフライヤーが貼られていた。


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あっという間にお客さんもいっぱいに。


メニューはやはり、からあげ&餃子を前面推し。



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この店ではないが、ダンダダン酒場の看板にも

「餃子とビールは文化です」

と書いてあったが、ホントにその通りだなと思う。


1週間終わったあとのビールに脂っこいものはうまい。



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リニューアルしたことで、ビールは前よりも高くなっているかとも考えて望んだが

会員は安いままだった。


毎日16時~19時は半額の190円。

ありがたやありがたや。


他の一休に比べてメニューの種類を極限に減らすことにより、仕入れ値を抑えて

ビール料金を抑えているのかもしれない。


この店では余計な肴にはあまり手を出さず、餃子と唐揚げに集中して口にいれ

ビールで流し込もうと思っていた。

これぞ特化型居酒屋の攻め方。

亀戸餃子方式である。


肉汁餃子のほうはお酢にコショウで頂く。



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パクパクと胃に落としてゆく。


おさまった餃子の皮だけがまず消化され、アンだけが残り、オレの胃袋そのものが

アンの詰まった巨大な餃子になってゆくような餃子幻想。


餃子もからあげも値段相応につまみとして美味いかな。



こちらは水餃子。



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ボウルに入ったスープに浸かっているわけじゃないから、こちらはちょっと

「水」というよりも「水揚げ」といった感じだ(汗)



最後だけちょっとサワー系と軽い揚げものでひと段落。



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数ある一休の中でもここだけ差異がつけられていて、変化をつけたい気分の時は

ありがたい存在だ。


一周したらまた行きたい。