ラーメン・日の出中華 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

新大久保とハワイ。


歩いていてどちらの方が海の向こうの地の上を歩いている気分になるかと

訊かれたら、数人は新大久保界隈と答えると思う。もちろん冗談半分だが。


ハワイは日本人や日本語をあちこちで目にする(1回しか行ったことないからあまり知ったような

こと言うとご指摘をうけるかもしれないけど)が、大久保から新大久保にかけたあたりを歩いていると目に飛び込んでくる文字はハングルばかりだし、すれ違う人間もみんな韓国人ばかりだ。


そのうち、どっかの国が製作した低予算映画にて、韓国が舞台という設定ながら撮影が大久保とかいった作品が出てくるかもしれないし、もう出ているかもしれない。


ロケも場所によってはおカネがかかるようだから、身近なところにそっくりな場所があればそこで済まされたりしそうだ。


そう言えば、TBSに勤めていた秋山サンが日本人初の宇宙飛行士として騒がれ、スペースシャトルでとびたって、宇宙に到着してからシャトル内で無重力状態で宙に漂う映像が流れた時も、

ごく一部で「実際は宇宙になんて行っていなくて、あれはシャトル内部のセットをくんだ緑山スタジオで撮った映像だ」といった噂も流れたりしたのを思い出した(笑)


日本人で初めて宇宙に行った秋山サンも、メジャーへの道を開いた野茂も、ともにかなりの快挙を成し遂げたと思うんだけど、時間が経つとともにその後ポンポンと続くようにして日本人が宇宙へもメジャーにも行ってしまったから、秋山サンも野茂もそんなたいしたことなく思い始めてきてしまう

感じがする。いや、ほんと現実はすごい快挙なんだけど。


てか、日本のプロ野球選手は胸はって世話になった球団とびだして海外に行っておきながら

1,2年で挫折して日本戻って別球団でプレイすんのもうやめてほしい。贔屓の球団に限らず。


おっと、今回はラーメンの記事だったわ!


そんな韓国系や中国系の店が犇めく大久保駅の改札を出てすぐにところに前から気になっている

ラーメン屋があった。ラーメン屋というか中華食堂。


『日の出中華』

東京都新宿区百人町1-24-10


外観からして、いかにも昭和といった店なのだが、その日けっこう酔っ払っていたことも

あって外観撮影を忘れるといった大失態(爆)


よっていきなり店内の様子から。


日の出店内


ほんとに昔ながらの中華料理屋といった空気が店内に停滞している。

メニューの数も麺類から飯モノ、定食までたくさんある。



日の出メニュー


前にも書いたが、量的にも味的にも価格的にも呑んだあとにちょうど手ごろなラーメンを

出してくれる店をいろいろ探しているなかで、ここのラーメンに目をつけた。


ラーメン

なんと400円


日の出 ラーメン

今どき、400円でこれだけボリュームのあるラーメンを提供できる店はそう存在しない。

麺は細くてツルツルとしており、スープもすっきりなのでしこたま飲んだあとでもスルスルと

胃に入ってゆく(あくまでオレの場合)


トッピングも海苔、シナチク、チャーシュー、そしてモヤシ。

基本は大体スープに浮いている。


店のおじさんとおばさん(もう、おじいさん、おばあさんかもしれないけど)もなんだか人情的。


この店と、このラーメンはけっこういいかもしれない。

タンメンとかも500円くらいで安かったような気がした。


下の画像は「炒飯」480円

これも逸品。


日の出 炒飯


うん、いい店を見つけた。

銭湯とかの帰りに寄りたい店である。






本記事とは関係ないが昨日、大勝軒の山岸一雄さんが亡くなられたというニュースが

耳に飛び込んできて衝撃をうけた。


ボロボロだったころの本店には2度ほど行ったことがあるが、ご本人を目の当たりにした時には

そのオーラに驚いたものだった。

心よりご冥福をお祈りいたします。