家系らーめん壱角家&大和家 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

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     2大家系ラーメン

      東京人を急襲!      

                                                      

















 


  横濱家系ラーメン

壱角家

  横濱家系ラーメン

  大和家

            登場




















「壱角家」に行ったのは、なんだかんだで約一カ月前。

早朝鈍行で房総半島をぐるっと回って、その夜新宿で降りて歌舞伎町でのお疲れ会で

ビールやらハイボールやらを乾いた喉にグビグビと流し込んだあと、おきまりの欲望により

近くでラーメンを食べられるところを探して徘徊。


その時は各員とも旅の疲労と、ほどよい酔いを抱えていたこともあり、本格的にラーメン屋を

検索するのではなく、なんとなく未知への旅の延長線といった感覚で冒険的にどっかのラーメン屋に飛び込んでみることに。


選ばれし店の扉は、ちょっと前までサングラスのオジサンが毎日出勤していた有名な建物の裏手に最近出来たとおぼしき家系ラーメンの「壱角家」


家系というテッパンなのに、どこが「冒険」じゃ、このタワケが!とお思いの方もいるかと思われる

が、歌舞伎町という場所は場所柄、いつでも人が集まってきていて、たとえ不味い店でもそれなり

に客が入る。(そのかわり回転も早い)


それゆえ、他のエリアの地域密着型店やフランチャイズ店に比べて、ニセモノではないのだが

本店の質をかなり薄めたような粗悪店が多いのも事実。

それなりに不味くても、店さえ開けば客が入ってもうかるのだから、そこに「店のネームバリュー」があればなおさら「鬼の金棒」。


今でもあまり評判のよろしくない○郎は鎮座しておるが、それでもこれまで多くの家系や大勝軒系が歌舞伎町およびその周辺に開店してはあっという間に消えていった。


だからあえて歌舞伎町の「家系」チャレンジ。



壱角家


さすがは飲食店や空きテナントが犇めく歌舞伎町。

路面店が多い家系ラーメンだが、ここは地下。

ヤドカリのように、どこかのカニがその「家」を捨てて空き家になると、他のカニがすぐにはいって

居場所とする。でもたしか以前もラーメン屋ではあったようななかったような……。


ラーメン680円


ラーメン

家系歴はもうかなりの長さになるが、ずっと麺硬めという以外は全て「ふつう」にしていたが

この日は旅のテンションの余熱で人生で初めて

「麺・かため」「味・濃いめ」「油・多め」にしてみた。


家系味付けオーダーにおけるMAXである。

キン肉マンでいえばマッスルオブフィナーレ。

ウォーズマンなら一直線の光の矢になっている。


とくにもたれることもなく、フツ―に胃袋に収まった。

美味かったのだけど、歌舞伎町だけに他の家系に比べて麺の切り方がちょっと雑だったような

気も。意図的なものではなかったように感じたが、それはそれで歯ごたえがあり美味かった。

ケガの功名か(笑)



上の「壱角家のラーメン」の画像にて、ガラケー撮影ストックぶんの画像は全て出し切りである。

たった今から、完全にスマホ撮影画像に切り替え作業アップを進行してゆきます。

アナログから地デジに切り替わるころの狂想曲が、なんだかすでに懐かしい。


今回は家系もうイッパツ。


最近、二郎系ばかり食っていたので、久々「家系らーめん」が食いたいという欲望に急に

襲われた。

そこで以前にいった「大和家」が毎月1日は「大和家の日」というワンコインイベントをやっている

ことを思い出し、夜いったん帰宅してから自転車漕いで食いにいった。


8時前後に店の前についたら、いかにも食い盛りのワカモノが数人並んでいた。

ふだん週末の夜とか通っても順番待ちなぞ見たことない。

やはりワンコインのパワーだ。


10分ちょいで意外と早く入店。


いりぐち

券売機でまたひとつ失敗。


前回来た時は「醤油とんこつ」を食べたので今回はためしにどんな味か「塩とんこつ」を

食べてみようと思ったのだが、券売機をパッとみたら「塩とんこつ」が見当たらず、

しょうがないからまた「醤油とんこつ」の券を勝って、店員にわたし席についたあと、遠目に

再び券売機を見直したら、下のほうにしっかり「塩とんこつ」がありやんの。

まあ、いいわ。あんまりブツクサいうとただでさえ小さいオレの器がさらに小さくなる。


「豚骨醤油ラーメン 500円」(大和家の日価格)



やまとやめん

さらにプラス100円で、中ライスだぁぁぁっー



めし

家系のラーメンはやっぱり白米がよく似合う。

たっぷりスープを浸した海苔をご飯に乗せて、米を伊達…じゃなくて、くるむように

巻いて口の中に放り込むとその中で広がるあの獣臭。


ラーメンに関しては追加トッピング裏メニューとして

「型崩れ味玉50円」というのが存在するらしい。


横濱に点在するたくさんの本家に比べてしまうと多少ライトな感じとレプリカ感は否めないが

単体の味としてはけっこうイケる。

そして、月に一回とはいえ、この量と味をワンコインで食せるのはでかい。



と、ゆーことで今回は2軒の紹介。


珍しくひとつの記事で2軒出すという構成を考えたとき、なんとなく「帰ってきたウルトラマン」

の放送の中で、グドンとツインテールの2匹の怪獣が1つの回に出てきたことがあったのを

思い出して、記事の‘入り’を「帰ってきたウルトラマン」 のオープニング風にして、

「2大怪獣 東京を襲撃」というサブタイをもじろうと思い、ああいう演出にしただけ。