闇辛ウシジマ丼 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

暑いのう……(._.) (3回目)


基本月曜日から木曜日の夜はビール(第3)1缶と、チューハイ1缶の計2本までという

ゆるい制約を自分の中でもうけているのだが、暑さと疲れのあまり需要増大。

オレの部屋の中がちょっとした「ビール消費大国」になっておる。もちろん大統領はオレ。

今後オレの部屋に入る際には玄関でパスポートを提示しないと入れないんで4649(嘘)


普通の人よりもオレのほうがタフな部分のひとつに、夏でも食欲が落ちない、そして

暑いラーメンでも喰えるというのがある。

学力も運動能力もモテ力も与えてくれなかった神様が唯一授けてくれたなんの利益も生まない

強靭さという能力である。


ただその能力もアレックス・カブレラの打撃力と同様、年齢とともにパワーが低下してきて

昔は邪道なうえに味がうすくパンチがないと批判していた冷やし中華とかも、ここ最近は

たまに喰ってみたくなる時がある。やはり年か。


しかし、そう簡単には冷食には逃げない。

もうちょっとオッサンになるまで、暑いからこそ、スタミナのつく暑いものや辛いものを食すべし。

ウォーキング以外のスポーツ運動大嫌いなオイラが汗腺促進するためにはサウナに入るか

辛いモノ熱いモノを食べるしか術はない。


そこで今回、目をつけたのはコレだ!



ウシジマ宣伝

今までこのコラムの記事でも何度か紹介した「伝説のすた丼屋」と

人気漫画「闇金ウシジマくん」がコラボした激辛ドンブリ。


その名も「闇辛ウシジマ丼」


漫画の「ウシジマくん」の存在をはじめにしったのはリクルートが出しているフリーペーパー

「R25」の中のトピのひとつで紹介されていたから。

ヒューマニズム0で、闇金に手を出した人々がどんどん堕ちてゆく様子を描いた漫画と聞いて

面白そうだと思い、1冊買って読んでみた。その1冊しか読んでないけどたしかに斬新な漫画で

面白かった。

ちなみに映画のほうはキャスティングにあまり共感出来ないので見ていない。


一応先に断わっておくと、基本オレは飲食店が映画とかドラマと組んで提供するタイアップ

商品というものはあまり好きでもなく、また興味もない。

でも、この「ウシジマ丼」はけっこう評判良かったように聞いたことと、オレ自身が写真みても

純粋に美味そうだと思ったから、ちょっとフンパツして試すことにしたのである。


とゆーことで、5月最終日、「伝説のすた丼屋」へ。



suta

店内に入り、券売機で食券購入。


値段は「闇(やみ)」にちなんで、830円。

うーん、ドンブリにしてはちと高いか?


カウンター席に座り、数分待って到着。



丼(前)

上からの画像はこれ。



丼(上)

これは確かに辛そうだ。


特製闇辛ハバネロダレというものがかかったカルビ肉のうえに、ハバネロキムチが

辛さの追い打ち。里菜はあいうち。


実はオレは今まで辛いモノはいくつか喰ってきたけど、ハバネロ関連のモノはまだひとつも

食べたことがない。それは怖いから。


「けっこう辛い」には平気だけど「辛すぎる」モノは口内テロ国家に値する存在だと捉えていた。

あまりに辛すぎるのは胃袋の中が焼夷弾の空襲をうけるようなもの。

コップを防火水槽としてたっぷりも消化水を備えていたとしても、ちと怖い。


だけど、この「ウシジマ丼」に関しては言ってみれば、普通にプレスリリースのようなものを

している「表メニュー」である。


これがたとえば、常連しか知らない裏の激辛メニューだったり、あるいはココイチのように

10くらいの段階があって、その最上級とかだとしたら、辛さに対してアマチュアにちょっと毛が

はえたようなオレのような人間が踏みこんではいけない領域の辛さだと判断出来る。


でも「ウシジマ丼」はフツ―に表で売っている。大きく宣伝もしているし。


だから、普通よりちょっと辛いのが平気な人間(オレのような)でもクリアすることは出来るだろうと

ふんでの決行なり。


ポスターには「あんた、この辛さに耐えられンの?」とあるが、たぶん耐えられる。


実食。


飯アップ


うん。かなり美味い ヘ(゚∀゚*)ノ


そして喰える。どんどん喰える。


辛いと言ってもいわゆる「甘辛」で、辛みよりも旨味が際立っており

それほど防御力が強くないオレの舌でもじゅうぶん太刀打ちできる範囲内だ。


本当に辛いのがダメな人は、ダメかもしれない。

だけど、あまり得意でない人くらいであればそれなりに味を堪能できると思える。


食べていて思ったほど辛くはないと感じていたけど、食べているうちにだんだん体内の汗腺が

沸騰してきたように、気がつくと顏から汗がにじみでていた。

やはり辛いんだな、かなり。


漫画と商品のコラボの内容は、ウシジマくんの中で、ハバネロ100%一気飲みという罰ゲームが

あって、闇金に手を出した債権者がそれを飲まされるとか。

そこからハバネロつながりで、商品が生まれたらしい。


「ハバネロだけじゃん!」と思ったけど、一応、‘ウシ’ジマくんだけに、牛カルビを使っていると

いったつながりもあるのかね。いや、わからんけど。


とにかく最近は話題性だけが先行されたつまらないタイアップ商品などが横行しているが

そんな中でもこれはヒットである。ちょっと料金高いけど。


是非一度お試し頂きたい……と、言いたいところだけどスマン!


期間限定で5月31日で終了だっ(爆)


と、ゆーわけで今回はおススメではなく単なる感想リポートになった。


いや、でも絶望するなよ諸君!


もしまた映画の続編が決定した時には

「大好評につき限定復活!」とかいってふたたび店頭にその姿を見る日がくる可能性が

ないこともない。

そう、「一夜限りの大復活」と銘打って「夜のヒットスタジオ」が数年に1度のペースで何度か

特番をやっているように……。


ところで、松田聖子が歌っている最中に片方の肩ひもが落ちたのは確信犯なのかのう?


(また本文に関係ない古いネタでおわっとる)