所詮、人の世はシステムという名の有毒カルキの溶けた水槽の中のようなもの。
我ら、そんな中に生息する寂しい回遊魚なり。
ならばオサカナも人類もトモダチ。
そんな魚介類ワールドへいざ、出陣。
と、いうわけで、これまた少し前から一度行っておきたいと思っていた「築地市場」へ
やっと行くことが出来た。
移転する前に一回行っておきたいということもあったし、ちょっとミーハ-的な思考であり
ながら行きたい目的も数件あったワケ。
築地の朝は早い。
わざわざ早起きして地元から電車ではるばる目指すというの足が遠のいた理由のひとつであったが、この連休で、ちょうど比較的そちら方面の友人宅に泊まりにゆくことになったので、その翌日である今日の朝、初築地に挑むことに。
築地周辺は行ったり、駅で下車したことは数回あるが、市場の中は行ったことなかった。
朝9時半くらいに到着したら、もう入口にはかなりの人が。
各軒先に並べられている魚の総数よりも 人間のほうが多いような。
そして、場外市場の中もなかなかの盛況。好天だということも大きい。
「もんぜき通り」という道を通り抜け、最初の目的の店を探す。
角を曲がり、「波除通り」という通りに入ってなんなく発見。
玉子焼きの「丸武」
もう、言うまでもなく、ある有名な方のお兄サマが経営なさる玉子焼き屋サン。
有名な方とは、早朝に就寝中のオスマン・サンコンに向けてバズーカをぶっぱなしたり
勇気を出して初めての告白をさせる企画とかを生み出したコメンテーターとしても活躍
中のテリー伊藤氏のオニイサンのお店である。
ミーハ-的なのは認めるがせっかく築地に行ったのだから、とりあえず食べてみたいと
いう願望があった。冷静に考えると、タマゴと魚介類は関連がないようなとも思いながらも
それには気付かないふりをしながら(笑)
本店の数件となりの系列店で、食べ歩き用サイズのような玉子焼きが100円で売っていて
それはお試しにちょうどよかった。
お試し的なイメージだけに、けっこう小さいのかと思ったが、意外と大きい。
一緒に喰った友人が「甘い」と言っていた。
数口食べるまで、それほど気にしなかったが、言われてみると確かに甘味は強い。
でも美味いけどかなり甘い。
柔らかさはけっこうよかった。
店の中を見ると、パンチパーマにメガネの貫録あるお方がいらっしゃるのが見えた。
テリー氏のオニイサンだった。
たいらげたら、散策開始。
かなりたくさんの店があり、軒先で海に産物を並べてアピールしている。
中央でカニがシャカシャカ動いてたり。
歩きながら、次の目的地である「諏訪商店」を目指す。
そして、丸武からすぐのところで発見。
お店には大変申し合わけないが、ここでの目的は買い物ではない。
開始当初くらいから、このブログを読んでくれている人は、数年前に書いた「美しすぎるヒロイン」
という記事を覚えていてくれたら嬉しい。
小さいころから貧弱で気の弱かったオレはいつもウルトラマンや戦隊ヒ―ローに憧れて
育ってきた。
そんな戦隊モノの中で好きだったシリーズのひとつが、小学生の時にリアルタイムで見ていた
「超電子バイオマン」だ。映像はココで
まず動画をご覧になって頂きたいのだが、このバイオマンののメンバーでヒロインのひとりである
「ピンクファイブ」こと桂木ヒカルを演じていたのが、牧野美千子さんというお方で、その人が芸能界を引退されたあと、この店に嫁ぎ、おかみさんとして店に出ていらっしゃるのである。
ピンクファイブはかなり綺麗な女性であり、数年前に現在の牧野サンの画像を見た時も
かなりステキなかたでいらしたので、往年の戦隊ファンとしては是非一度お目に掛かりたいと
思っていた。
店を発見して最初は遠目に店内を見ながら歩いたが見かけられずに一度スルー、しかしどうしても拝見したく、少したってから再び店の前を歩く。(聞いててキモかったらスマンw)
そしたら、なんと2日目に通った時に、そのお姿を拝見できた、とてもお美しく年齢をかさねて
いらして、なんとも上品そうなお方だった。
これにてここでの「2つめの目的」は完了した。
ちなみに現在の牧野サンの様子はココ 。
さて、せっかくの築地なんで、ランチのここで食おうとある程度の店のめどはつけていた。
じつは「もんぜき通り」にある「きつねや」という店の「ホルモン丼」というメニューがとても
美味そうで狙っていたのだが、そこで築地初心者だという甘さが全面的に出て、まだ正午より
かなり前だというのに行列が出来ていた。
やむ追えず断念。
予定変更して、こちらの「かんの」という店に。
『サーモン丼』700円を頂く。
けっこう美味しくいただけた。
この店には「ももクロ」のメンバーも訪れたみたいだった。
今回初めて築地に行ったが、行ってみてよかった。価値はたしかにあった。
これで築地編は終わりとなるが、このあとにいったスポットに関しては、すぐに続編を書くか
それとも数編挟んで書くかは検討中。