アメーバ側かオレのPC側かワカランが動画貼りつけ不具合で、
ユーチューブの埋め込み動画貼りつけが出来ない。
今日書こうとした記事が動画3つ貼りつけ必要なんで、今回は記事休みにしようかと
思ったが、明日金曜は更新できないのと、別の方法で何とかひとつだけ動画を貼り付けられる
らしいから、それでメインの動画1つ貼りつけて、あとはリンクでとりあえず進行して
更新しておくことにする。
さあ、いよいよ夏本番と言ったアツさ到来。
いわゆる怪談のあちこちで聞くことがあるような季節。
そういえば「世にも奇妙な物語」って、何気にもう20年以上やってるのかね。特番入れて。
ハタチ過ぎてからめっきり見なくなったが、放送開始したばかりの高校生の時はかなり好きだった。
一話が15分前後のオムニバスだけに、よく意味のわからないまま終わる意味深ぶった
後味悪い話や、ベタすぎる幽霊話もあったけど、まれに秀逸でよく出来た話もあった。
いくつかあるそんな短編の中で、印象に残っている話のひとつが杉本哲太主演の
『女は死んでいない』というハナシ。
「世にも~」の短編はだいたい「心霊モノ」が多く、次に「犯罪モノ」
あとはちょっとした「ブラックジョークモノ」で成り立っている。
そんな中で、この『女は死んでいない』という話はわずか15分前後の中で
「心霊」と「犯罪」おまけに「推理」の要素まで入っていて、スリルもありクイズも
ありといった感じでなかなかおもしろかった。
タイトルは違うが原作となった本も存在するらしい。
ストーリーを説明すると、
杉本哲太は銀行強盗グループの一員で、仲間と銀行を襲う。
仲間内での内密な連絡ツールは、当時らしく「ポケベル」である。
※貼りつけ出来ないからリンクで……(外国のしかない……)
↓
「女は死んでいない・その1」
カネを奪う実行犯数人と、外での逃走援助犯の2つに分かれ、実行犯側のひとりである
杉本哲太は、銀行内でカネの入った袋を奪い、外の仲間と合流するために、裏口から逃走を
計る。
だが、外へ出て、マスクを顏からとったら、ちょうど用事が終わって銀行に戻ってきた
女性行員と鉢合わせ、顏をみられてしまう。
しかし女性は、なんとなく微笑んでいて、もしかしたら、今帰ってきたばかりなので
銀行強盗の件にも気づいておらず、今の時点では犯人だとは思われてないかもしれない。
でも、もう通報でパトカーの音の近付いてきて、バレルのも時間の問題。
杉本哲太は、顔をみられたその女性を刺す。
そのすぐ後にパトカーで駆けつけた警官が現場に。
杉本はとっさに、今自分が刺した女性を抱えあげ、「だいじょぶですか!」と
たまたま通りかかったところに倒れていた女性を介抱するふりをする。
だが、当然不自然なタイミングということもあり、参考人(容疑者)として警察に
連れて行かれる。(詳しく知りたい人は、その1で再生よろしく)
中盤でも警察シーンは、下の動画で。
「女は死んでいない・その2」
どんなに問い詰められても、自分はたまたまあそこにいて、倒れていた女性を介抱しただけ
で強盗も殺人もやってないと言い張る杉本。正直に吐けと怒鳴る警察。
杉本は、女は死んだと思っていたが、警察は「まだ生きているから意識が戻れば本人の口から
すべて聞ける」と杉本にカマをかけ、杉本は焦る。
物語上、この時点では本当に女はまだ死んではいない。
だが、これから回復するか死んだかは、拘束されている杉本にはわからない。
ホントは死んだのに警察から「女性の意識が回復した。自分から正直に言うなら今のうちだ」
と、さらにカマをかけるられるかもしれない。極限の心理戦である。
そんな状態の中、杉本は逃走中で情報の早い仲間なら、刺した女性経過がわかるから
なんとか知らせてくれるかもしれないと期待を抱く。
その時、連絡ツールであった杉本のポケベルが鳴る。
表示には
0310-345
この数字が意味するモノとは……
そして釈放になり、喜んだ杉本。しかし、その後にまたポケベルに謎の番号
7734-09
記事文章の数字じゃ分かりにくいけど、ドラマの中ではデジタル数字なんだよね。
ポケベルだから。
だからヒントとしては
0310-345はひっくり返すと 5hE‐OIEO に見える。
7734-09はひっくり返すと 6OーhELL に見える……。
正解は最後に貼り付けたリンクの、その3で。
↓
「女は死んでいない・その3」
ポケベル暗号というのも推理クイズ過ぎてベタっぽいところはあるが、
短編にしては、よくまとまったストーリーだなって、当時感心した。
けっきょく番号を送ったのは、仲間じゃなく誰だか不明というところでは心霊要素もあるし。
最後にタイトルと主演テロップが出るという演出も斬新だった。
今回紹介した話は、まともに見ると15分くらいかかってしまうんで、気になった人は
いつか時間がある時にでも3つの動画を順番ご覧ください。でわ。