みはらしの丘みたまの湯 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

過日2013年4月27日黄金週間初陣。

とりあえず、家でおとなしくダラーっとしてるのが当初の予定であった。


新聞ラテ欄みたら午後2時より「西武×楽天戦」が放送するようなんでそれでも見て

ようかと。

2時になった瞬間、テレビつけてチャンネル合わせたら、西武ドームの客席が映像に写って

アナウンサーの解説がかぶるように始まる。試合は放送時間前から開始されてるようで

アナウンサーが「嶋の先制タイムリーで現在3点差で・・・」と言っている。


どっちが3点差でリードしてるのかわからん・・・

「‘嶋’の先制タイムリーで」って言われても。

西武にも楽天にもどちらにもホームラン打てる「嶋」がいるっちゅーの。

まあ、西武の方はほぼ代打要員だけど。


西武の嶋であることを祈ったが、残念ながら楽天の若僧のほうだった。

それにしても岸ヒドイ・・・。たまにはそんなシーズンもあるか。

岸が不調だから、そろそろオレがブルペンで肩ならしでも。(なんでやねん)


そんなこんなで西武惨敗の中継を見たあとは、もう家でテキトーに過ごすかと思ってたら

ケータイが唸りをあげた。


おお、このブログの温泉記事でも数回名前を出させて頂いたバイト時代の友人「‘みやん’さん」だ!。(おそらくこの記事も読んでくれてる)

年賀状やメールでは年に数回ヤリトリしてるんで、それなりに会っているような気がするが、

実はもうしばらく会っていないし、直接の会話も数年ぶりかもしれん。

バイト時代や20代のころはよく車に乗せてもらって、あちこちドライブに行っていた。


みやんサンはオレのひとつ上で、今は結婚されているが、昨日はたまたま動ける日だったようで

久々に一緒に遊びにどうかということでお声を掛けてくれたとのこと。

しかもオレのブログを読んでくれて

「いや、ブログ見てて、温泉ネタも切らしてきた感じだから、温泉でもどうかなって・・・」と。


鋭い・・・。そしてそこまで気づくほど見ててくれたことが嬉しい。


オレも久しぶりに会いたかったんで即オーケーした。

夕方6時前に電話受けて、それから迎えに来てもらい数年ぶり再会、すぐ出発。

みやんサンは昔から、思いつき刑事旅情編である(刑事じゃないけど)。


20代のころに一緒にいった伊豆旅行もたしか、当日の昼すぎに

「今から伊豆泊まり行かない!?」

と、電話で誘いをうけて、オレもちょうど予定あいてたから出かけた記憶がある。

昼に伊豆1泊誘われて、数時間後出発とは、まだ若いだけに体力あったもんだ。

ちなみに翌日日曜深夜帰って、月曜朝から仕事(笑)。

ただ、そんな、みやんサンのある意味「ノブコブ」よりも時代の先を行く破天荒ぶりが好きだった。

今でも。


過去の傾向と対策から、今回もおそらく行き先はおそらく標高高めのトコだろうと思い

ダウン羽織って夕方出発。もう5月だがこのダウンは正解となる。


最初の目的は山梨県の「紅富士の湯」だったが、そこはほとんど静岡寄りで遠いんで

同じ山梨の「みたまの湯」という日帰り温泉へ変更。

それなりに有名だけどまだ行ったことなかったんで、その是非という感じだった。


しかし高速が空いている。もう前日か朝のうちに遠出する人は出ちゃったんだろう。

そういや、笹子トンネルは落盤事故あったんだよなあ。


昭和80年代クロニクル-笹子

トンネルを抜けると・・・そこはキラキラ夜景が綺麗な甲府盆地であった。

山梨のこの風景って昔から好きなんだよな。盆地夜景フェチだから。

写メ試みたが、オレの古いケータイだと例により真っ黒だからナシ。


その間、車内では昔話や温泉談義。

オレのブログ読んで、2つ隣の市のスパ銭行く時はいつも歩いて行っているというの読んで

タマげたと言っていた。さんざん疲れて足腰痛めつけてから湯に浸かったほうがキモチいいしね(笑)


山をクネクネ登って、出発後1時間強で到着。


これも夜により、看板写せなかったから画像ないけど


『みはらしの丘 みたまの湯』

山梨県西八代群市川三郷町大塚2608 HPはコチラ



昭和80年代クロニクル-みやんサン

みやんサンの後姿。もう何回も来てるらしい。


施設内もなかなかコギレイ。

フロントのうしろには各局の旅番組がロケや取材に来た時の写真や、タレントのサインが

たくさん飾ってあった。もしツアとか、いい旅夢気分とか。



昭和80年代クロニクル-ロビー

料金は大人750円。このあと見る夜景のことを考えたらこのコスパは悪くない。

靴箱と脱衣所ロッカーは100円投入返却式。


脱衣所でスパっとヌギヌギして、いざ風呂へ。


中は撮影可かわからんが、念のため撮影はしなかった。人もいたし。

だから画像はパンフから拝借。

(ブログで自分で撮った露天画像使ってる人いるけど撮影可なのか??)


昭和80年代クロニクル-パンフ

簡単にいえば「眺望系」の露天である。


ただ、同じ山梨の「ほったらかし温泉」より標高は低いと思われるので、

「ほったらかし」が「見降ろし系」だとしたら、この「みたまの湯」は比較的「水平系」である。

ちなみに、ミヤンさんは「ほったらかし温泉」も大好きである。(ですよね?w)


露天は2つある。

景色いいから、やはり人気あるようで、みんな湯船の一番先で町を見下ろしながら

動かずにじっと浸かっていた。地獄谷温泉に浸かるニホンザルというか、ソニーのウォークマンの

CMのサルというか、まあ、そのくらいに動かずじーっと。

空いてから、我らも先の方で陣取り、下界の愚民どもを見下ろしながらゆっくりお湯を堪能(笑)。


比較的、それほど熱くないからゆっくり浸かれる。


しばらく浸かって少々寒くなってきたから内湯へ移動。


内湯は1つと、サウナ、水風呂1つ。


2つの内湯はそれぞれ色が「黒」と「赤」。

浸かってノボせる前から、湯気があふれるその空間で赤と黒の湯色を見て、

「麦とホップ」が飲みたくなってくる。我慢我慢。


1時間くらいお湯と夜景を堪能したら、体を洗って撤収した。

ホントは温泉入ったあとカラダ洗ったら成分落ちてしまうからダメなんだが

どうしてもスパ銭とか日帰り施設のような人がわんさか来るとこでは洗ってしまうんだよな。

かけ湯しないでいきなり湯に入る不届き者とかいるから(怒)

地方の寂れた温泉民宿とか秘湯宿では洗わないんだが。


この「みたまの湯」は想像してたより良かったかも。

眺望はけっこう価値ある。


お湯からあがりロビーあたりを散策すると美味そうなスイー・・・いやデザートも販売されてた。


昭和80年代クロニクル-デザート

富士山プディングロールケーキ・・・


ちょっと前まではデザート系とか甘いモンそんな興味なかったけど

最近記事にも書いてるようにデザート番長化してきてるんだよねえ。

はあ、湯に入って糖分大放出したから補給したいのう。

でも、これは贅沢品。

欲シガリマセン、勝マタクニカズハ オレのひとっ風呂。


もしオレの半生を描いた作品がハリウッドで映画化決定されたら

そん時にワーナーから振り込まれたロイヤリティで、温泉借り切って夜景をひとり占めして

甘い食べ物全部買い占めてやろう・・・


とりあえず先頭打者片岡治大ヒット出塁みたいな感じで

GWの出だしはイイ感じでスタート切れたかな。

あとまた後半まで特に予定ないけど。


みなさんも良いGWを。