いらいらモバイラ― | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

週末・年末などに居酒屋が集まっている街へフラフラと酒を求め友人と出向く。


いろんな店の看板見ながら飲み放題1280円という看板につられて吸い込まれるように入る。

いろいろチャンネル回して、壇蜜が出てる番組があったらソコに見入る中年のオッサンのように。


ところが入って席に着いてから店員に「飲み放題で」と言うと、

「こちらはモバイル会員様限定なので、まだ会員様じゃない場合はよろしければ今登録を…」

という流れになることが毎回。無条件で新規客は飲み放題かと思ったのに。


しかも昔は居酒屋一休(大学ん時よく利用した)とかのように居酒屋の会員になるには

藁半紙の裏に印刷されたような申し込み用紙にゼブラボールペンかなんかで走り書きした

のを渡すだけで申し込み完了だったのに、今は居酒屋以外も会員登録はぜーんぶケータイから。


強いて言うなら過去にスーツカンパニーがやってたみたいに、画面メモに登録してそれをみせる

だけとかならまだラクでカンタンなのだが、聞いてる限りでは、どこの店のシステムも、まず

リーダーで読み取って、それで表示されたアドレスに空メールを送ってどーたらこーたらとか…


あー、メンドくせー・・・


絶対に紙の申込用紙のほうがいい…

ヘンなとこから侵入されて個人情報が漏れることもないし。

前にケーサツが巡回に来た時に住民情報を書いてくださいと言われて書いたが

そのケーサツカンは

「今回頂いた紙は情報漏れを防ぐためにコンピューターに落とさず、紙だけで管理しますので」

と言っていたが、これはケーサツカンの言う事が正しい。まさにその通りである。


それと、モバイル会員申し込みのイヤなとこがもうひとつ。

だいたいのケースで、「表示されたアドレスに空メールを送ったら返信がくるので・・・」

という流れなのだが、トーゼン、「ドメイン拒否」だっけ?ソレしてると返信こないのよ。


オレはドメイン拒否している。

かつて、ピッコロが放つエネルギー弾の連続撃ちの如く迷惑メールがバンバンきたので。


その後、仕事関係である取引先から連絡がパソコンメールからくるかもということで

一回解除したが、その隙を狙ってたかもように再びイカガワしいメールも朝から深夜まで

打ちこまれてきた。なんとかその取引先のドメインだけ受けられるように設定したが完全に

うまく設定出来ていないようである。


たぶん受信および拒否アドレスを指定して入力する際、大文字だか小文字だかの違いとか

最後の「設定」完了がうまく出来ていないのかと思い、結局最初に入力した取引先以外の

ドメインは全部拒否になってるんじゃないかな。


だから居酒屋飲み放題会員になるには、またこの「ドメイン拒否」を解除せんといかんから

居酒屋会員にはなれない。


いや、機械や設定に詳しければ、この居酒屋会員サイトからくるアドだけ受信するように

設定出来ると思うんだけど、オレも友人もそのヘンに関して弱いから出来なかった。


だから居酒屋会員にはなれない。

で、店員に「ドメイン解除出来ないんで」と言うと「じゃあ、特別に今回だけ…」という

流れで何回も乗り切ってる。店員よ、スマン。


ホントはね、次回からその店ですぐ飲み放題体制に入れるなら、一旦、ドメイン拒否設定を

全解除してしまって、会員サイトからのメールも受信したいのよ。


でも、解除してオレのアドレスを全開受入れ体制にしちゃうと、

嬉しい「飲み放題会員メール」も入ってくるけど

同時に「セクシーな女医サンとお友達になれちゃう♡」とかいうような

メールもどさくさにまぎれてたくさん入ってきちゃうのね…

今現在はとくにお友達になりたくないからそんな斡旋はいらんわ。あほ。


なんかね、上手く言えないけど、

暑いから窓を開けて「涼しくてキモチいい風」も入れたいけど、同時に汚いムシも

飛び込んできちゃうみたいなカンジとでもいったところでしょーか?


汚いムシの侵入を防ぐドメイン指定拒否という「網戸」のようなモノは存在してるのは

わかってるんだけど、その機械仕掛けの「網戸」のハメ方がワカランときたもんだ。

困ったのう。


アナログ人間としては会員証関連がなんでもモバイルの中に入るようになってしまうと

こういう弊害があるから「紙」や「プラスチック製カード」のほうがいい。かさ張るかもしれんが。


オレの説明がヘタなだけに、ここまでで言いたいこと伝わったかな…。


それと、コレってもう国民全員がケータイくらい持ってて当然のような前提での対応では

ないか?

震災後、計画停電(懐かしい)エリアや、今後の対応に関して、東電が自社ホームページで

発表すると言った時に、「すべての人がPC持ってて見れるわけじゃない」とか

「お年寄りはわからない」と批判を浴びたことがあったが、けっしてそれに遠くは無い気が。


一応オレはケータイ持つだけ持ってるが、

中には芥川賞作家の田中サンみたく意図的にケータイ持っていない人もいるし、

おカネがなくて所持出来ない人や、持ってるけど止められてる人もいる。


そういう人に対しては


「今どきケータイも持てないような奴はナマイキに居酒屋にくるな!

しかも飲み放題希望なんて、なんて図太いヤローだ!

テメ-なんか飲み放題の資格ねえわ!バカ!ボケ!カス!トリカブト!」


と言ってるのと同じことなのか?



誰だって紙にペンで名前とかを書くことは出来るが、ケータイ持ってない人だって

いるのではないか?別にビンボーとかでなくとも。

平等や簡単さや情報漏れのキケン性を考えればやっぱ会員登録は紙のほうがいい。


なんでもかんでもケータイの中に入れてしまったり、ケータイで操作するというのは

いかがなものか。オッサンくさい定例文になってしまうが。


昔はケータイなんてなくても別に平気でやってこれて、テレホンカード持ったらちょっと

贅沢な気分にすらなった。電話探すときに街じゅう走って公衆電話探したり、

友達に連絡する時に家の電話に掛けて親に取り次いでもらったり。


月並みなセリフになっちゃうけど、現代はケータイにおける情報収集や取引に依存し過ぎ

じゃないすか?逆にケータイに人間が支配されてるような。


世界禁煙デーとかノー残業デーとかいう言葉があるけど年に一回くらい

「携帯電話NO使用デー」というのを設定してみてもいいかもしんない。


仕事もプライベートもすべてにおいて。

重要な仕事の取引もあるだろうけど、それは相手側もケータイ使用出来ないんだから

立場は対等だ。


それとまた、なんだかアプリ、アプリとかも良く聞くわな。

楽しいアプリだとか便利なアプリだとか。

ほど良く使うくらいならそれはそれで別に否定はしない。


ただ、そういう人に一言。


「便利なアプリだとか言って、あれこれ使用するのはいいけど

たくさん使ってるうちに

あなた自身が世の中の流行や資本主義に都合よく便利に

使われるアプリにならないようにね」



うん。最後にいいコト言った!


この言葉を今初めて聞いた人!そのまま著者がいいコト言ったと思っててください。


この言葉を前にも聞いたことあるような気がする方!気のせいです!オレは決して

‘ふかわりょう’のセリフをパクったりしてません(爆)


でわまた。