【怖】 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

平山夢明「東京伝説~溺れる街の怖い話~」より
【メール】
『上をみてごらん(^_^)/』
たった今、別れ話を終えた恋人からのメール着信。
見上げると、彼が飛び降りてくるのが見えた・・・。



さて、昨日から友人キング宅に泊まりに行って今日昼過ぎに帰宅した。
夜中までグラスを傾けながらいろいろ語ったりして。
昨晩は語っただけだったが、前回はホラー映画『黒い家』を観賞した。
韓国版。
貴志ユースケの原作はかなり前に読んで、大竹しのぶの怪演が際立った邦画も
みたのだが、韓国リメーク版があるのは初めて知った。
ちなみに友人は日本の原作のほうは知らなかったらしい。
アレンジはあるものの、やはりほとんどは同じ進行。
オバケもののホラーではなくヒューマンホラーである。


そう言えば、もう9月ではないか…(ーー;)
8月のうちに一回くらい怪談ネタや都市伝説ネタを涼しげにやろうかと思っていたのに。

とはいうもののオレ自身、「死んだような表情してる」とか「覇気がない」とたまに
いわれるわりには霊感ゼロなのだ。ビールの糖質ゼロのブームに並ぶように。
覇気ないゆえにたまーに「霊感ありそう」と言われたことがあるがそれは的ハズレ。
元気ないイコールそういうタイプに見られるのだろうか。

ピースの又吉も霊感ないのに雰囲気ゆえに霊感ありそうだとか霊に興味ありそうだとか
思われるらしい。昔から。
売れる前、お笑いライブチケットとかをまだ街で手売りしてた時、歩いてる女性に
「すいません、『お笑い』興味ありますか?」 と声掛けたら
「え?『お祓い』ですか?」と聞き返されたらしい。そのルックスと雰囲気から(笑)

そんなこんなでオレは全く霊感ないのだが、何故かホラー(特に和製やヒューマンホラー)
が好きなのだ。一回でいいから毎年夏にやってる稲川淳二の怖い講演も行ってみたいのだが
同行参加希望者がなかなかいない( 一一)

いいや、8月終わったけどこのブログでちょっとホラー特集&紹介をやってまおう。

「ヒューマンホラー」なら初っ端に引用した「東京伝説」

東京伝説 溺れる街の怖い話 (竹書房文庫)/竹書房

¥580
Amazon.co.jp

今、自分達が生きてる…いや、生かされてるのは宝くじ当選と同じくらいの確率の幸運
らしいっす。最も怖いのは幽霊でもヒトダマでもなく隣人ですよ。
この世は狂気と欲望のワンダーランド…平山ワールド全開短編集。

ちょっと変わったヒューマンホラーはこちら。謎解きを楽しむ要素メインかな。
ドラマ「放送禁止」



ドキュメンタリー風に作られたVTRの中に(犯罪などの)真実やヒントが隠されている
のを視聴者がそれぞれ見つけるスタイル。
画面の隅々までよくみるとヒントや、矛盾点となる品物が映ってたりする。
もともと地上波ドラマなんで、そんなに難しかったり凝ったりしてるワケではない。
ヒマつぶしくらいには楽しめる。


「ヒューマンホラー」ではないオーソドックスホラーなら「新耳袋シリーズ」
一通り読んだわ。

新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫)/木原 浩勝

¥620
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それほど怖いワケでもないが、短編が100本ほどだから1話1話肩こらないで軽く読める。
すごく短い話もあるし。

あ、これの劇場版?のビデオも1本だけ数年前にみたけど、予告編で使われてた「姿見」って
いうストーリーのラストがけっこう怖かったな。バスケットボールおばさん(汗)




でも、やっぱり世の中で一番恐いのは
生きている人間だ・・・