今回記事は月並みな言い方になってしまうが簡単に言えば「大人の社会科見学」
簡単に言わなくても「大人の社会科見学」
日曜に行ったのだが昨日は疲れてたのと今日やることの準備で忙しかったんで1日遅れのルポ。
灯台モトクラシ―。今まで事業仕分け会場や寄生虫博物館など大人社会科見学記事は
数件執筆してきたのだが我が地元には都内唯一の「ビール工場」があったのだ。
前から空いていたら行ってみたいと思ってたがけっこう満席の時が多く、今回空いてきたよう
なので一か月前から計画し友人キングを誘って決行。
工場は言うまでもなく松任谷ユーミングの歌でもお馴染み
『サントリー武蔵野ビール工場』
である。
詳細はココ 。
多摩川近くのこのエリアに工場を建てた理由は豊富でキレイな深層水を下から汲み上げて
つかえるから。
あの「プレミアムモルツ」もこの府中の武蔵野ビール工場から誕生したとのこと。
「のどごし生」がキリンの社員であるインパルス板倉の兄によって開発されたというのも
驚いたがこれにも驚いた。
同じ府中市生まれにしてBEERのほうはプレミアムなのにオレの人生は廉価版のようなのは
何ゆえか。
さてさて当日は昼過ぎに最寄駅に府中本町に待ち合わせ。
気温も温かくなってきたので衣替えというほどでもないが春モノのパーカーを着て出かけようと
思い、さっと羽織って家を出る前にパーカーのバックプリントが[Budweiser]だったことに気づき
サントリー工場行くのにさすがにこれは失礼、アブナイアブナイと思い他のパーカーを羽織り、
家を出る。時間どおりに集合して2人であるいて工場へ。
受付を済まし、時間までロビーで待機。グッズ販売コーナーがあり、
グラスやビールが売っている。結構なにぎわい。
時間になったら工場のオネーサンに案内され出発。
まずはエレベーターで上階へ行き、ビール製造の映像を観賞。
その後は工場内ツアー。
製麦→仕込→発酵→貯酒→ろ過→缶・樽詰め
という順で観て行く。
最初のほうで「麦」や「ホップ」の展示があり、
実物を配ってくれる。そして齧る。喰う。気分は栗鼠。苦いようなそうでもないような。
この後は「仕込」へ。
『仕込槽』や『仕込釜』があり中を覗ける。
続いて「発酵」へ。
キラキラ煌めくシルバーのパイプライン。
この銀脈の中を金色の麦汁が流れているとはまさにこのシルバー&シルバーは
工場の血管だろうか。我らはまさしく‘ビール工場の血液’を缶という聖杯に入れて
飲んでいるのだ。
めくるめく視覚を覆う銀色は映画のセットのよう。
ターミネーターのラスト戦闘シーンでも出てきそうである。
昔、ウンナンの番組でやってた「イライラ棒」もちょっと思いだしたが。
更に工場内を進んで、左右に開く扉がウィ―ンと開くとアーチ状のトンネル。
ますますジェームズ・キャメロンの世界。宇宙船の中のようである。
トンネルを抜ける!
「行くぞ リプリー!」「バスクエス何処だ!」
「クルーの中にアンドロイドがいるなんて聞いてないぞ!」
「ビショップ!ついてこい!」
このネタも解かるヤツだけついてこい!
- エイリアン2 (完全版) [DVD]/シガーニー・ウィーバー,キャリー・ヘン,マイケル・ビーン
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残念ながら缶詰コンベアーは平日しか稼働していないので
この日はリアルタイムでは見れなかった。かわりに映像で。
その他もろもろ観たあと最後はお待ちかねの
「試飲タイム」
これを待っていた!
ここではおかわり入れて3杯まで出来たての「プレミアムモルツ」を飲める。
しかも「おつまみ」付き。
アルコール駄目な人や子供にはソフトドリンクあり。と、これは嬉しい。
さっそく飲んでみる・・・
・・・・
美味い!!!!!!!!!
話には聞いてきたがさすがに出来たては違う。
雑味がなくすごくフンワリと優しいカラクチである。
缶ビールと違って缶のアルミの風味と混ざったアルMIXの味ではないのである。
プレミアムモルツ最高。プレミアムモルツ万歳。
プレミアムモルツに撃たれて眠りたいぜ オーイエ―。
きっちり3杯頂きました。
ここまで全工程が終了して見学も満喫でほろ酔いで気持ち良く遊んだ気分だが
振り返ってみると
1円も使っていないのである。
最後には工場見学土産に「オリジナルタンブラー」も頂いた。
サントリーさん、ほんとにありがとう。
※土産引き換えはネットなどから優待券が必要!
そんな感じでお酒が飲める人も飲めない人もお子様も楽しめると思うんで
サントリーでなくてもお近くに工場がある人は是非「大人の社会科見学」へ。
このブログにおいても今後また社会科見学企画はやってゆこうと思う次第。