府中郷土の森、そして・・ | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

地元の府中に『郷土の森博物館』という施設&フィールドがあるのです。

多摩川沿いであり、サントリービール工場のすぐ近く。


ハタチくらいの時、地元のバイト仲間がそこが大好きでよく一緒に行ってたが

その後いろいろあり、10何年も行ってなかった。


ふとしたことから本日と明日、そこで「府中農業まつり」という催し物があり

合わせて施設に「観光物産店」が開店すると情報を得た。


その祭りによっていつもは入園料が掛かるが本日はタダ。

さらに府中市出身ということでタレントの「安めぐみ」がきて1日館長をするという。


昭和80年代クロニクル-まつりポス

めぐみといえばオレの隣の高校出身(中退)である。

そしてオレとの誕生日も1日違いである←どうでもいい。

オレもいいオッサンなので今さら別に女性タレントにはほとんど興味ない

どちらにしても施設内の古民家や池などを無料で観れるし、

久々だったのでチャリで行ってきた。この天気の中・・・

雨にぬれながら。・・・わしゃ、三善英史か (;一_一)


いちおう安さんのトークショーは12時からとのことでそれも頭に入れて

11時くらいに到着。しかしネットでは祭り自体は雨天決行としか書いてなかったのに

会場のポスターには「天候によってはイベント中止あり」となっていた。


結果先に言うと、天候によるスケジュール順番変更とオレの会場勘違いにて

めぐみを見ることは出来なかった。最初は中止で本日はきていないのかと

思ったが帰宅後調べたらどうやら来ていたらしい。セレモニーだけになったのか

それともオレが間違えた場所にいる間に20分くらいやっちゃってたのか?

まあ、別にいいんだけどね・・・。特にファンではないし・・


で、ちょっと順序が逆になるけど着いてからその12時までは施設内の数か所を

見てまわった。


最初は「旧・府中尋常高等小学校」


昭和80年代クロニクル-学校

郷土の森の入口近くにある。昔ながらの木造小学校。

この学校は中に入れる。ずっと前に入ったことあるがまた久しぶりに入る。


昭和80年代クロニクル-教室
2階の教室。

木製のレトロな机が地方の古き良き学校を再現している。


下の降りて、1階の教室の1部は記念館になっている。

府中に「村野四郎サン」という詩人がいてその人の作品が展示。

昭和80年代クロニクル-詩

カンヅメに入れられたサカナの心境を謳っている。

こういうシュールなのってオレのコアな部分をズブってエグってくるわ。

好きだなー、この悲壮感がまた快感。見た目はエンドーシューサクっぽい

オジサンである。


昔の学校って味あっていいですね。こういうのが好きな人にはこんな写真集が

おススメ。アノ頃の日本がこの中に詰まってノスタルジィな気分になれる。

木造校舎の思い出―芦沢明子写真集 関東編/芦沢 明子
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久しぶりにこの校舎に入っておいて良かった。満足満足。

近くには昔の郵便局や薬局もある。

ここまでイイ気分になったついでにめぐみも見れたらヨカッタんだけど。

まあ、別にいいんだけどね・・。



外に出てフィールドを歩く。

近くには「まいまいず井戸」がある。「まいまい」とはカタツムリ。

よーするに伊藤潤二センセ―曰く「うずまき」である。

羽村市のほうに行けば見れるが、このへんでは貴重である。


昭和80年代クロニクル-ido

小学校の時に羽村方面に遠足があったのだが当日高熱だして行けず、

この郷土の森に以前着た時もここは見落としてたので、今回この井戸を

見れて良かったわ。

どうせなら見れるなら安めぐみも見れれば良かったんだけどね。

いや、特にファンじゃないからいいんだけど・・・。


このちょっと先には古民家フェチのオレにはタマラン「民家」「水車小屋」


昭和80年代クロニクル-古民家

昭和80年代クロニクル-水車

なつかしいな、今見ても飽きない。

ジャポネスクって素晴らしいですね、やっぱり。

当時もバイト仲間と何回もここきて水車や民家を見つめておったわ・・

カタカタキコキコなる音はなんか安らぎますな・・・。

安らぐといえば安めぐみみたいな女性をみてても安らぐかもしれないから

どうせならせっかく訪問したついでに見れれば良かったんですがね・・

まあ、あくまでホントついでに・・。オレはミーハーじゃないから。


さらに先にはプチ尾瀬のような木製の橋がある庭園。


昭和80年代クロニクル-橋

雨に煙る橋と、下を流れるせせらぎもオツである。煙具合がべスト。

ここにくるまで学校見て井戸見て民家みて水車みて、そしてここで

橋と川と植物を見るコトが出来る。他の古民家園と違うのは敷地が広い公園内だから

歩いてて見どころがたくさんである。

ホントにホントにそれほど興味ないけど、ここまで色んなモン見ることできるんだったら

安めぐみ見れればよかったんだけどね・・・、いやマジでそんな気にしていないけど・・。



一通りあるいたら入口近くの開店した「観光物産店」に戻る。


イベントのひとつとして屋内で地元の子供達の囃子が披露されていた。


昭和80年代クロニクル-ohayashi

みんな、それぞれの可笑しなお面をつけている。

花咲かじいさんみたいな顏のお面に、おかめのお面。


楽しそうに踊る子供は無邪気でいい。

うしろでは学生くらいのおねーさん達が楽器を吹いている。

ちょっと今風の顏してても、なんかこういうのをやってるオネエサンって艶っぽい。


最後に子供のお囃子みて癒された。

とりあえず今日はきて良かったわ。



癒されたといえば、ホントにホントにどうでもいいんだけど

癒し系と言われる安めぐみもどうせなら見れればよかったんですけどね・・・・

いや・・・全然残念でガッカリとか悔しがったりとかはしてないですよ・・・


(ーー;)。