東野圭吾の作品 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

あいかわらず東野圭吾ブームみたいですな。

年始には「赤い指」もドラマやるようだし。


ちょっと前にPCで「ひがしのけ」まで検索で入れたら候補に

「東の警護」って出た。

おそらく皆が「ひがしのけいご」なら1発変換できるだろうと思って

打ちこんだあと、すぐパン!パン!と変換キーと決定を押したら

これが検索されちゃったんだろうね。俺もその1人だから。


もともと名前をよく聞くだけ、メジャーすぎるイメージ持ってたんで

読んだことなかったんだけど、友人の あーちゃんから「天使の耳」

借りてから、まあ面白いなと思い数冊読んだ。


これから休みに入り、読書時間出来る人もいると思うんで、まだ東野作品を

読んだことない人に向け俺の個人的独断レビューでも書こう。


まず、

●「仮面山荘殺人事件」

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥560
Amazon.co.jp
これ、2つめに読んだ作品なんだけど個人的には好き。
以前書いた我孫子武丸の「殺戮にいたる病」とはまた別の手法の
ドンデン返しが待ってる。
良く言えば斬新で新しい発想だけど悪く言えば卑怯(笑)。
まあ、手法としては1番最初にやったモノ勝ちってことでOK。

●「さまよう刃」
さまよう刃/東野 圭吾
¥1,785
Amazon.co.jp
少年法問題を描いた作品。娘を殺された父親の行動と心境を描く。
かまり重く最後まで救いがない。が、真剣に読んでしまう。
映画化もされたが そちらは原作をかなり省略・アレンジされており
スペシャルドラマでもよかったんじゃないかと思う。
それにしても寺尾聰は寂しい父親役がしみついちゃったな・・。
西部警察で44マグナムぶっぱなしてた頃が懐かしい。


●「名探偵の掟」
名探偵の掟 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥620
Amazon.co.jp
タイトルとはウラハラにけっこうおフザケで趣向が変わっている。
推理モノのよくあるお約束を破るような。
肩こらず読めるから電車の中とかで読むのにいいかも。


他に
いうまでもなく科学者・湯川が登場の探偵ガリレオ」「予知夢とかは
面白かった。

レイクサイドも良かったけどオチが読めたとこはあったわ。

レイクサイド (文春文庫)/東野 圭吾

¥530

Amazon.co.jp



探偵倶楽部  「殺人現場は雲の上は個人的にはイマイチ
なんか余裕ある時にちょっと新しいシリーズを書いてみようみたいな感じの
作品に感じてしまった。あくまで俺の感性でね。


ほかにも7,8冊読んだけどこれ以上長文になると読んでもらえなそうだから

今日はこの辺で・・・。


年末年始は本を読みましょ。