アレルギー:飲み物を変える | 伊藤協子のCorcor Kitchen

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株式会社コルコル代表・食育コンサルタントの伊藤協子のブログです。2009年~食育子育て・レシピ・育児・仕事のことなどについて書いています。


アレルギー(アトピー)持ちだった私が(詳しくはこちら)、一番最初にあげたいアレルギー(アトピー)対策のキーワード1つ目は「飲み物を変える」です。


アレルギー対策としているのは、アトピー以外のアレルギーにも共通することがあるからです。


飲み物を変えるというのは、砂糖、白砂糖が入っている飲み物をカットする。基本中の基本です。


飲むのは、水・お茶をメインに。


まず、砂糖の入った飲み物を飲まない理由として、ご存知の方も多いと思いますが、精製された砂糖=白砂糖を大量に摂ると、

・腸内の悪玉菌が増殖し、腸内バランスを崩してしまう。
・腸壁バリアを傷つけ、未消化のタンパク質が腸壁を通過してアレルゲン化する。
・副腎を疲弊させ、炎症を抑えられなくなる。
・ミネラルを欠乏させ、アレルギー体質を悪化させる。
・ヒスタミンの放出を増加させる。

など、アレルギー持ちにとってよくないことのオンパレードだからです。


飲み物だけでなく、白砂糖が入ったお菓子やデザートなどにも共通していることですね。


ただ、お菓子やデザートに砂糖が大量に含まれているということを知っている、意識される人は多いですが、無意識に手に取る飲み物の方が危険です。


お水やお茶以外のジュースを普通に日常的に飲んでいる小さなお子さんをよく見かけたり、

ご飯の時にジュース、水分補給にジュースという光景を見ることがあります。


たまにならいいですが、これが小さな体に日常的に体にとり入れられているかと思うと心配です。


なぜなら、ジュースなどの市販の味付けされている飲料の多くは砂糖を大量に含んでいるからです。


ジュースに入っている砂糖の量については過去の記事で書いているので、こちらをご参照ください。


砂糖の大量摂取は、子どもは勿論大人にもいいことはないので、絶対に避けたいこと。



水分補給や食事の時の飲み物は、水かお茶。


水はミネラルウォーターか浄水された水、お茶は勿論ノンカフェインの麦茶やルイボスティーがいいです。


たまに、味がないお水が飲めないというお子さんを見かけますが、小さなころから飲ませていたらまったく抵抗なく飲みます。



私は妊娠中からずっとルイボスティーと水を中心に飲み、子どもたちもベビちゃんの頃からそれらを飲んでいたので、我が家の娘たちはどちらも大好き。家にいる時に喉が乾いたら、自分でミネラルウォーターサーバーのところに行ってコップについでごくごく飲んでいます。


6歳になった今、お休みの時や出かけたとき、お友達と遊ぶときなどには、たまにジュースを飲むことはありますが、極力避けるようにしています。


アレルギー体質改善の基本のひとつは、まず「飲み物を水かノンカフェイン茶に変えること」。


妊婦さん・授乳中の方、乳幼児をお持ちの方のご家庭の冷蔵庫にそれ以外の飲み物が入っていたら、今すぐ全て捨てることをおすすめします。



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