世界文化遺産、クスコの歴史地区におけるフォーポイントbyシェラトン違法建築反対運動のプレスリリースができたので、日本語に訳してみました。
今週中に日本の各機関に送る予定です。
インカの古都であるクスコに関係のある市民や団体を代表する組織であるクスコ大衆集会は、クスコの歴史地区とその周辺地区が大規模な変容と破壊にさらされている非常事態にあることを宣言します。
クスコの文化遺産地区は、インカ考古学の宝庫である点では他に類なく、先スペイン期とスペインの頑丈な石造りの建築とスペイン植民地時代のバロック様式の教会や修道院、スペイン副王領のモサラベ様式の屋敷などが融合したメスティソ建築の類まれな表出でもあるのです。はるか昔のの巨石造りの神殿群の周りに創立されたクスコの街は、常に居住されていた町としてはアメリカ大陸で最古で、南米でも最も重要な街で、文化の中心であったことがあり、人類でもっとも偉大な文明の一つだったのです。壮大で洗練された発展を遂げてきた点で更なる賞賛を浴びてきています。
現在のコロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンといった国々を含む、地理的、生態学的、文化的に多様な4500kmに及ぶアンデス山脈に沿って、広大な面積を統合したタワンティンスーユと呼ばれるインカ国家がこの場所に誕生しました。その後副王時代には芸術と文化の創造の中心となったのです。
以上に示した理由からクスコは1983年にユネスコの人類の文化遺産として登録され、またペルー憲法では国の歴史的首都とされ、南米の多数のセクター、特にアンデス起源の民族にとってクスコは歴史的起源や文化的アイデンティティにおける中心となっています。
こうした傑出した歴史的宝庫が世界からやってくる何千人という訪問客の賞賛を招き、保護to
評価に値するはずなのに、我々の町は「近代的な」ホテルの建設によって、大々的に、しかも取り戻してできないレベルで考古学的遺産が破壊され、街の様相が変貌していることに向き合っているのです。R&G社が行うフォーポイントbyシェラトンホテルの建設がかなり進んでしまっていることが、その代表的で極端なケースです。この建物はクスコの中心の広場から200メートルのサピ通、歴史的地区の真っ只中にあります。
またその中にはサクサイワマン考古学公園の階段状テラスも含まれています。
そんな中で国際、国内自治体レベルでの規定を明らかに、深刻なレベルで侵しているのです。
この下品な巨魁は、2階までの建築しか認めない市の規定にもかかわらず、12階もあるために街の風景の輪郭を変貌してしまいました。歴史地区にそぐわない建築であるだけでなく、サクサイワマン考古学遺跡コンプレックスのに重要なな一部である。貴重な階段状テラスやまた骨、土器、埋葬など現地で発掘された物も消失させたのです。
以上のすべては前市政と文化省の州局が加担して行われ、これらの当局や役人が与えた免許や認可は違法だと考えられます。現市政は現存のパラメーターに反する建築許可を取り消して、建築事業を停止しました。しかし企業はロビー活動や弁護士を大々的に使い、司法的なな策略を持って、裁判で保全処分を勝ち取ってしまったのです。
残念なことに司法は民間投資の権利のみを考慮し、歴史遺産や文化的アイデンティティに関する普遍的人権をを無視するという文化的大罪を犯しているのです。
この事実に加え、歴史地区ではすでに変容や略奪が行われ、また免許手続き中の38ものホテル建設計画もあります。組織や当局の弱点や受動的共犯もあり、さらに正しく判断できない司法システムが見られ、我々はこの特異な人類の文化遺産保護を未来の世代に引き継げない危機に直面しているのです。
組合、社会・文化・学術団体や文化遺産に関わりのある市民グループからなる大衆集会では、以上のの理由から
クスコ歴史地区の非常事態宣言を決議することになったのです。この宣言とともに大衆集会は司法活動や街頭での抗議運動、マスコミを通じでの普及活動、政治的関係者との対話を盛んに行うことになり、ソーシャルメディアを通じての緊急行動キャンペーンを世界に向けて立ち上げたのです。
このプレスリリースはにはSOSを構成する写真が添付されており、その普及はクスコ文化遺産の防衛運動を共有していただける広範囲の幅広い市民と、連帯していただける団体に知らせることに役立つでしょう。
さらなる詳細や資料がご入用ならば下記にご連絡ください。
E-mail: sos.accionurgente@asambleapopularcusco.org
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