日本大使公邸人質解放20周年フィーバーの中思い起こすべきこと、マルコ・アラナによると | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

チャビン・デ・ワンタル作戦で有名な日本大使公邸人質解放から4月22日で20周年を迎えるのを控えて特殊部隊員が大統領によって顕彰された。

メディアは20周年報道が盛んで、ほとんどフィーバー状態なのだが、興味深い記事を見つけた。(私が興味を持った部分は河川を挽いてある)

 

 http://elcomercio.pe/politica/actualidad/marco-arana-discrepa-justiniano-apaza-sobre-comandos-chavin-huantar-noticia-1984801

広範囲な戦線党のスポークスマン、マルコ・アラナが、1997422日にリマ、サン・イシドロの日本大使公邸でトゥパクアマル革命運動(MRTA)に人質にされた72名を救出したチャビン・デ・ワンタル作戦を率いた軍人たちの功績に関して党の同士のフスティアノ・アパサと意見と食い違った見解を示した。

国会本会議での決議が予定されている報告書で防衛員会が予定している、特殊部隊を民主主義の英雄と宣言することに賛成票を投じるかどうかを訊かれて、こう応えた。「賛成するでしょう。皆さんは気に入らないと思いますが、注釈を二つつけたうえで。この勇敢な作戦に関する評価が、(テロの時代に)命をささげた文民、軍人、警察官、さらに国家に微々たる遺族補償金を請求する家族の認識にもだんだん広がっていくべきだという厳格な支持を注記したうえでね」

アパサが昨日、特殊部隊は英雄でもなく英雄的な行為も行っていない、軍事行動は14名のMRTA一味それもテロリストではない人間に対して100人の兵士が対峙するという数的に不釣り合いなものだった、という見解を述べていることを思い出してみよう。

アラナは、アパサは自分の意見をもっと説明すべきで、不釣り合いな行為があったかどうかの評価できるかどうかを説明すべきだと述べた。「勇敢な行為、すなわちバレルたヒメネスのように亡くなった部隊員が捧げた行為は国家によってたたえられ、感謝されるべきた」と明らかにした。

しかし、広範囲な戦線のスポークスマンは防衛委員会の報告書はチャビン・デ・ワンタル作戦中に超法規的処刑を行った疑いがある件の調査も求めるべきであったと述べた。事実、アプラ党の国会議員ルシアナ・レオンが提出した法案にはこの件が含まれていなかった。

政治家はチャビンンデワンタルの特殊部隊として国のために勇敢な行為を行った倫理的に英雄として認められる兵士たちと、軍事的に完全無欠の作戦を隠れ蓑にしての外の超法規的処刑を行った者の線引きをしなければならない。

2015年には米州人権裁判所が、MRTAのメンバー14名の内の一人のテロリスト、「ティト」ことエドゥアルド・クルス・サンチェスの人命の権利を侵害した責任がペルー政府あるという判決を下し、特殊部隊の側に超法規的処刑があったかどうかを判断する刑法裁判を行うことを命じたことを思い起こさなければならない。

 

このときには、特殊部隊の一員ではなかった陸軍の退役大佐、ヘスス・サムディオ・アリアガに対する訴訟が始まっていた。軍事的行動の後に到着した、国家諜報局(SIN)の「ガジナソス(黒く小型の猛禽類)」と呼ばれる存在があったことが語られた。20161月に、サムディオは司法当局によって無罪を宣告された。

私が国家が生きた恐怖の一章には、まだ語られていない歴史、面と向かって見つめ合えない事実が、めくりたがらないページがあるのです。唯一可能な和解が司法の成果になるであろうときに、過ぎたことを忘れて新規まき直しをして和解をすることを考えている。、作戦のあとに命を奪いに侵入したガジナソスをどのように処罰すべきだったかを考えながら、法の枠内で無防備な文民を救出したチャビン・デ・ワンタルの特殊部隊の功績を認めたときに正義は見られるのだろう」とアラナは判断を下した。

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