ブログネタ：朝ドラ見てる？ 参加中私は見てない派！
ペルーで大人気のトルコドラマ、「千夜一夜物語（Las mil y una noches）」。
2月に放送が始まってからすっかりはまってしまい、
マリネラ・ノルテーニャのレッスンが終わって急いで帰宅するのに、
「ドラマ見なきゃ！」
というと
「天国への階段？」
ってそりゃ韓国ドラマでしょ・・。
アジア系と言うとそうなるのかね。
一時期はやってたもんね。
スペイン語吹き替えになるけど、流行りのトルコドラマはこれ・・。
白血病の息子を抱える未亡人の建築家シェラザーデと、
彼女の働く建築会社のCEOの男性のオヌールの出会い、
別れ、結婚式寸前の破談、再開・・といった恋愛ドラマを機軸に、
シェラザードの亡き夫の一家の家族内の問題と不倫や病気、
シェラザードの親友を恋人にもちながら、
シェラザードに横恋慕するオヌールの幼馴染で共同経営者のケレムといった
物語が複雑に絡み合っている。
2月にフレクエンシア・ラティーナ局が放送を始めて以来人気を集め、
ペルードラマ「Al fondo hay sitio 奥に場所あり」
の視聴率を超えてしまうレベルになった。
もともと、トルコでは2006年に放送されたものを
チリの放送関係者がカンヌ映画祭のフェアでこのドラマのDVDを入手し、
スペイン語に訳して2014年に放送が始まったのだという。
（上流階級の割りに携帯電話が安っぽいと思っていたら、10年近く前のものだった）
チリでは洗剤メーカーがトルコ旅行ツアーが当たるという
キャンペーンを行うほどに人気が出、
オヌール役のHalit Ergenc（ハリット・エルゲンチ）の
ソックリさんコンテストも行われた。
ドラマの端々にファーティフ・スルタン・メフメト橋や
トプカプ宮殿といった観光名所が登場し、トルコへの憧れを掻き立てられる。
その後、アルゼンチンでも放送され、
今年2月にはペルー、さらに南米各国での放送が始まった。
特にラテン女性の心を捉えたのが主演のオヌール役のハリット・エルゲンチ。
シェラザードに息子カンの白血病の治療費を貸す代わりに
「一晩一緒に過ごせ」と命じた場面をもじった
「お金貸します。抵当は分かっていますね。ＸＸ信用組合（オヌールの写真つき）」
といったジョークがソーシャルメディアにあふれた。
これに味を占めたか、同局は次もトルコドラマFatmagülを据え、
他局もEl Sultan (スルタン)、Sila,、Gümüs放送を決定。
私の楽しみはオヌール役のハリット・エルゲンチが
スレイマン大帝を演じるスルタン。
ちょっと太って老けてしまっていはいるが、南米でも人気爆発は間違いなし・・。
もう韓流とはおさらば、南米は土流ブームに突入した。
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