<生きがいのあることのために生きている> 舘野泉さんの言葉 No.19 & 花たち | coralgreen6のブログ

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光を纏った
  花 音楽 言葉を求めて

 

長らくお休みしていましたが 再開ですベル

 

左手のピアニスト 舘野泉さんの

病から復活し紡ぎ出した

「命の言葉」 をお届けしますふんわりウイング

 

 

これまでのおさらいをしてみましょうメモ

 

舘野泉さんは

1936年11月10日 東京都生まれ

1年の浪人後 東京芸術大学に入学

24歳 東京芸術大学主席卒業

 

28歳 フィンランドに移住 世界中で演奏活動

65歳 脳溢血の後遺症による右半身麻痺に

67歳 左手のピアニストとして復活キラキラ

 

2020年 83歳の現在も現役ピアニストです音譜

 

 

『命の響』 舘野 泉

左手のピアニスト

生きる勇気をくれる23の言葉 よりグリーンハーツ

 

 

今日の演奏テーマ <いのちの言葉>

 

生き延びる ために

生きて いるのではない

生きがい のあることのために

生きて いるのだ

 

 

「もうちょっとで死ぬところだった」

三度の危機一髪 ヒヤリ体験あせる

 

空襲からの生還クローバー

1945年(終戦の年)春

3月10日の大空襲は難を逃れました汗

 

自由が丘の自宅は危ないからと

当時はまだ田舎の世田谷区上野毛へ疎開

 

空襲警報で防空壕に駆け込んだすぐ後

10メートル先の借家を 焼夷弾が直撃ガーン

 

翌朝戻ると 焼け野原

ピアノは鉄骨のフレームだけの姿にガーン

 

 

毒キノコクローバー

1960年後半 フィンランドでのこと

 

市場で採りたてのキノコを 食用に求め

綺麗な色と 森の香りが嬉しくて

とりあえず部屋に飾りましたきのこ

 

知り合って間もないころの 妻のマリアさんが

部屋を訪ねてきて キノコを見るなり叫んだのです

 

「ダメッ! このまま食べたら死ぬわよ!」アセアセ

 

何度も茹でこぼして毒を抜かないと

食べられないとのこと

 

まだフィンランド語に慣れていなかったので

市場のおばあさんの説明がよく解らなかったのですもやもや

 

マリアさんが教えてくれなければ

シチューか炒め物で毒キノコを食べていたところでしたアセアセ

 

 

③2002年の脳溢血クローバー

リハビリに励み

息子ヤンネの熱意が 左手での再出発を後押ししますアップ

 

「お父さんは 音楽がないと生きていかれない」ビックリマーク

 

2004年 67歳で左手のピアニストとしてCDを発売音符

2020年6月 83歳 現役ピアニストとして最高齢ベル

 

 

「後期高齢者なのに忙しすぎる」

友人に呆れられます汗

 

脳溢血から復活後は

以前のように地球の反対側まで演奏にいくのは

控えているといるという 舘野さんですが

 

日本国内で 年50回ぐらいの演奏旅行

2012年 日本モンゴル国交樹立40周年では

憧れのモンゴルからの依頼に

モンゴル国立フィルハーモニー管弦楽団と共演ピンク音符

 

7・8月と クリスマスシーズンの フィンランド滞在中は

ヨーロッパ諸国から演奏会の依頼があるそうです音譜

 

 

フィンランドでは 60歳を過ぎたら年金生活

残りの人生をゆったり過ごすのが常識ピンク音符

 

生涯現役の日本でも 後期高齢者になったら

演奏活動を控えるように 言われる汗

 

「だから私は 変わり者です」爆  笑

 

 

谷川俊太郎の詩

共感するものが大きいという舘野さんですブルー音符

 

ブルー音符  ブルー音符  ブルー音符

 

一心

谷川俊太郎

 

生きのびるために

生きているのではない

死を避けるために

生きているのではない

 

その風の快さに和む心と

竜巻の禍々(まがまが)しさに怯える心は

別々の心ではない

同じひとつの私の心

 

死すべきからだのうちに

生き生きと生きる心がひそむ

悲喜こもごもの

生々流転の

 

 

「やりたいことをやって命を輝かせ

後悔しない人生を送りたい」

 

その思いをより強固にする出来事がありました宝石緑

 

2014年12月7日

日本での秋の演奏シーズンが終わり

ヘルシンキに戻って1週間後

 

虫垂炎の手術と

術後の腸の異常で12日間の入院汗

 

筋肉は落ち

腸内バクテリアが無くなり皮膚病にあせる

 

年末のエストニアでのレコーディングは 延期

年末年始の 日本滞在は中止ガーン

 

 

その後の好転キラキラ

「きみは転んでもたたじゃ起きない」(友人評)

 

①2014年のクリスマスを 自宅で

 

②2015年のお正月に ピアノを再開

 

③2015年1月~6月 週1回

日本経済新聞夕刊のコラムを執筆

 

「こんにちは盲腸」で始まった

撃的エッセイとなりました爆  笑

 

ピンク音符  ピンク音符  ピンク音符

 

2015年1月15日 ドクターストップが解け日本へ

1月22日 京都市交響楽団と共演

1月23日 大坂でファンの集い

1月25日 福島県南相馬市でコンサート

1月26日 仙台市の親戚宅へ 

 

「病み上がりでも納得のいく演奏ができた」虹

 

 

「身体の調子を整えながら

曲を仕上げるための

ペース配分が 感覚的わかるキラキラ

だから決して 無理していない!!

 

 

「活力の元 それは公演の予定虹

若いころ以上に ピアノを弾くことが楽しい」

 

「音楽を通して この世界と彼岸を見てきたことを

左手で具現化していくことが 至上の喜び」ビックリマーク

 

 

ラストの一曲 <いのちの言葉>

 

ピアノの前に座って

音を立ち上らせると音譜

 

疲れ 悩み 年齢

すべてが 宇宙の彼方へ飛んで行く宝石赤

 

最初の音を弾いた瞬間

「ああ 生きている」と思うブルー音符

 

僕の命の花が開いていくグリーンハーツ

 

音楽は 僕にとって

生きることのすべてキラキラ

 

生きる張り合い乙女のトキメキ

 

宝石緑  宝石緑  宝石緑  宝石緑  宝石緑

 

では

左手のピアニスト 舘野泉さんと

ヴィオラ奏者 安達真理さんとの

「デュオ・リサイタル in 自由が丘」 をどうぞ音譜

 

キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ

<参考文献>

『命の響』 左手のピアニスト 生きる勇気をくれる23の言葉

舘野 泉 (集英社 2015年)

キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ  キラキラ

 

 

ある日の空くもり

 

「僕は 変わり者です」

 

と 言い切る舘野さん

自然体で 穏やかで 

 

情熱が 静かに燃えていて

不思議な運を 引き寄せますリボン

 

 

「僕は 幸せ者です」

と 目を細めて言う舘野さん 

 

人生を楽しむ術を 身に付けたのは

いつのころなのでしょう・・・ふんわりウイング

 

むらさき音符  むらさき音符  むらさき音符  むらさき音符  むらさき音符

 

あなたの わたしの

他人と ちがっているところが

すばらしい 魅力と思えるようになり

 

喜んで 感謝して

より 伸ばすことが できますように音譜

 

リボン  リボン  リボン  リボン  リボン

 

今日もブログに最後までお付き合いいただき

有り難うございましたハート