正直キャストは悪かないと思うんですが、脚本が……
最近の漫画実写化で本当に嫌なのは、原作のキャラを改変されちゃうとこ。
ロングランになりがちで先の見えない漫画を短くコンパクトにするために、どうしてもエピソードの調整という「原作改変」の必要性が発生することはしょうがないとはおもいます。
例えば枝分かれするエピソードを渡るオリジナルキャラの存在や独立したエピソードなんかはその典型でしょう。
でも、よくわからないのがキャラの性格の改変。
特に映画媒体だとこれを思い切りやって興行失敗するという現象が後をたちません。
大抵の原作ファンというのはキャラの魅力込みで取り付かれて読んでいるのに、別媒体スタッフの都合のいいように書き換えちゃうのは、原作という素材に対して失礼なんじゃないかと。
設定や展開が気に入っているのならパクリと言われる覚悟をして「デッドノート」とかいって全くのオリジナルストーリーで勝負すればいいとすら思うのに、なんで原作の人気にタダ乗りしようとするのか。
結局、オリジナル作る能力のないスタッフや広告代理店が、原作人気にあやかりたいだけの祭りになってるメディアミックスが多すぎるんですよね。
業界のこの辺の悪癖を変えないかぎり、例えビッグネームの俳優を使ったところで俳優さんの経歴に傷がつくだけなんで、むしろ役者さんのほうが心配になってきます。
実は、個人的に山崎賢人はLDKでチェキしてるだけに、大丈夫か?感が不安になってくるのです。
この人や窪田正孝なら指導すれば普通に天才ライトも変人Lもできそうなだけ、にな。
20150604
扇風機入れると寒い程度には涼しい感じ。
でもないとちと汗が気になる。
ちょうどDQ2やっていた頃に下書きいれていたので、後ろのヒロインがとんでもないことになってます。
……え?ヒロイン?そう、これがヒロインw
成りかわりとかそういう類ではなく、本物のヒロイン。
眼鏡っこではなくて、後ろが(略
…てか、キャラの配置が思いっきり狂ってますよね、これ。どこに需要あるんだ、この組み合わせ。
もうちょいリアル志向になれば洋物的で悪かないのですが、今度は主役っぽいショタがういてくるんですね……
ガチでこんな話を書こうとした高校時代の自分を責めたいです。
てなわけで…
……続いちゃ楽しすぎなんで、徒然。
ブログネタ延長戦。
ここ5年くらいかな、完璧なオリジナルプロットの邦画を観てない気がします。
あ、「龍三~」はオリジナルプロットか、その前だと……20世紀に突入しちゃうね。
まあ、山田洋次とかシニア層向けな映画なら割とあるんでしょうが、自分の世代向けだとあんまりない気がする。
……というより、映画を観るターゲットですらないという説が。
あるとしたら、オタ路線かファミリー層あと”スイーツ”という懐かしい響きの絞られた女性層、となると原作モノしかないわけで、ちょっと寂しい。
そして、更に寂しいことにその原作モノは大抵製作者の自己顕示欲なんだろうな、のせいで大改変されて原作知っている立場として見るに堪えないモノばかり。
最近、「三大ダメ邦画」で「みんな~やってるか」を「デビルマン」が蹴落としたという話を聞いたんですが、あの原作をどうダメにしたかをチェックするのが怖いです。
なんかその路線を突き止めると「シベリア超特急」すら陥落しそうな気が……流石に「北京原人」の領域はないと思うけど。
何が怖いかって何故「幻の湖」が公開されちまったのか、が30年以上たっても業界に理解されてないっぽいところ。あの映画には邦画のヤバい反面教師的要素がたっぷりあるのに、なぜプロが気づかないのか。
アニメ映画は絵コンテとタイムスケジュールがかっちりしてる(してないと次の作業に移れないから)ので大抵見られるのですが、邦画はそれすら疎かにしてる節があるんですよね。
あらゆる意味で「場の空気」の魔性にやられてるうちはマズイです。
なんか毒が強くなってきたなあ。
これ以上いうと「お前はどうなんだリバウンド」を食らうので止めておきます。
てなわけで、続く。