初飛行以来いろいろトラブル続きのJR/DFA SYE-12+VALAVAですが、モーター交換で高周波騒音も解消して普通にホバリングは出来るようになりましたが、上空では舵の切れが悪くてシャキッとした演技が出来ませんでした。
原因は・・・良く分かりませんが、初フライトからジャイロのハンチングに悩まされたのでジャイロの感度をかなり落としました。
他には思い当たらないので、それが原因ではないかと思われました。
そうなると電子メカに弱い私の手に負えません・・・。(^_^;)
そこで、ちょうど用事があったのでRCデポさんへ行ってアドバイスをいただきました。
使用しているジャイロはTAGSmini。
このジャイロは本体側=100%、送信機側感度80%辺りでジャイロ本来の性能が発揮できるようになっているそうで、感度を落として行くほど「ダラ~っと」した舵になるそうです。
確かにホバリングでは舵の切れは気にならないものの、上空ではシャキッとした舵が入りませんでした。
RCデポのYさんに聞いたところ、そんなにジャイロ感度を落とさなければならないのは、サーボの特性が機体の特性(リンケージとか組み方とか)に合っていないのでは?との事。
何とかならないものかと聞くと、「サーボのパラメーターのうち『HOLDING』の値を変更すれば改善するかも」との情報をいただきました。
丁寧にやり方も教えていただき、今日は飛行場で実践。
値を何度か変えてみて、ジャイロの送信機側感度80%でもハンチングしなくなりました!
そのやり方は、
まず、サーボが勝手に動いても良いようにリンケージを外します。
設定はXBus対応の送受信機で行いますが、
予備のXBus対応の受信機があればベター。
無い場合は、機体の受信機のXBus端子に値を変更したいサーボを直接つなぎます。
(TAGSminiがつながっているはずなので、ケーブルを外してサーボをつなぎます)
サーボのリード線は短くてつなぎにくいので、私は延長コードを使用しました。
つなぎ終わったら、送信機側でSYSTEM LISTのXbusを呼び出します。
次のメニューで
SERVO/CONVERTORを選択。
2ページ目に移動して、
HOLDINGを選択します。
すると、つないだサーボのHOLDINGの値が読み込まれます。(初期値は「±0」)
この値をマイナス側の値に変更します。(最大-50)
どの程度が良いのか分かりませんでしたので、私は-10単位で変更してみました。
そして、最終的に-30という値になりました。
この値が適正かどうか分かりません(過大なような気もします)が、飛ばした感じではホバリングも安定し、上空でも舵がカチッと入る感じになりましたよ。
値を設定したら、
SETボタンを押すのをお忘れなく。
そして、この操作を3つのスワッシュサーボ全部に同じ値で行うのもお忘れなく。
私にはジャイロのパラメータも設定が良く分からないので、ラジ技2019年7月号に載っていたRCデポさんの記事の値をそのまま使っています。
ただし、EXTRAモードに割り当てられたオートロ用のパラメータは私にはちょっと舵が効きすぎだったので、これまで通りオートロもノーマルモードに設定して良い感じになりましたよ。
今回、いろいろ設定でも悩みましたがいろいろ勉強させてもらいました~。(^^;)