って何ですか?
ここでの答えが,その人の授業観っていうことになるのかな。
今日は,市内の小学校で「教えて考えさせる」授業の研究会に行ってきました。
「教えて考えさせる」といえば,東大の市川先生。
「教えて考えさせる」授業を観るのは,今回で3回目になります。
僕はずっと批判的に観ていました。
でも,今日は少し印象が違っていました。
授業直後の感想は,「おもしろくないな」でしたが,
理屈で考えると,アリだなと思いました。
僕は,4月からずっと問題解決型の授業を行ってきました。
問題解決型の授業って,UD関西でも言われていたけど,活躍するのは上位層で,
低位の子たちはついていくのが精一杯か,落ちこぼれるかって感じだと思います。
低位の子を授業に巻き込む為に,問題解決型の授業で行われるのは,スモールステップや見通しを丁寧にもたせることかなと思います。
僕も4月から,丁寧に見通しをもたせるように気をつけてやっていました。
一方,教えて考えさせる授業は,子どもたちは予習をしてきて,
授業のはじめに,教師からの説明を受けます。問題解決型授業でいう「まとめ」を授業の導入にしてしまいます。
その後,理解確認問題を解き,理解深化問題にチャレンジします。
最後に,自己評価(振り返り)をします。
このように,教えて考えさせる授業では,
予習→説明→理解確認→理解深化→自己評価
という流れになります。
子どもたちは,予習で教科書の問題を解いてくるので,
上位の子にとって,説明と理解確認(教科書問題)の時間は
すでに解いてるので,退屈な時間です。
しかし,低位の子にとっては,先生が説明したことを聞き,
理解確認の問題を解くことはそんなに難しいことではないと思います。
少なくとも,問題解決型の授業のような不安を抱くことはないでしょう。
もうビール2本飲んで,頭が回っていない状態で申し訳ないですが,
僕は「教えて考えさせる授業」は低位の子にとってはとても安心して受けられる授業じゃないかなと思います。
そういう意味で,価値ある指導法だと思いました。
そして,教師の力量による差が生まれる場面は,理解深化の時間でしょう。
しかし,まとめを用いる理解確認の問題はほぼ全員解けるでしょうから,
最悪,理解深化の問題が解けない,分からないまま授業を終えても,Bの評価はできるのではないでしょうか。
これからの教員の若返りのよる指導力低下への一つの手立てと言えるかもしれません。
でも,でもです。
僕の感想を書きました通り,
今まで観た3回の教えて考えさせる授業は,どれもつまらない。
テンポ良し,指示は簡潔,子どもたちはよく鍛えられている。
でも,楽しくない。
それでいいのかって話です。
僕は,僕に選ぶ権利があるなら,
「教えて考えさせる」は選びません。
もちろん,単元や学習内容によって,教師から「教える」場面はこれまでもありましたし,これからもありますがね。。。
結局は,授業観ということになるのでしょうか。
いろいろと考えさせられました。
でも,3回観て良かったです。
こういったことを考える事ができたので。