その背景に何があるのか | 水色のタオル

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並の教師で終わりたくない。。。

今日は,訳あって

朝,一人の子どもを家まで迎えに行きました。


40分外で待って,結局出てきませんでした。


でも,その40分間でいろいろ考えることができました。


教室で静かに自習をして,待っていてくれたクラスの子たちには,少し話をしました。


その子は結局2時間目の途中に母親と車で登校。


その後は普段と変わらない様子でした。


昼休みに,二人で話をしました。

僕の見立ては,本人は算数が嫌って言ってるけど,本音は「お母さんに甘えたい」っていうところです。

僕の見立てを,言葉をていねいに選びながら,伝えました。

その子は,僕に求められると,うなづいていました。

少し言葉が過ぎると,首を振りました。




今朝は,「最初が肝心」「ここで許しちゃいけない」なんて思っていたけど,

朝の冷えた空気の中で,40分間その子のことを考えていて,

やっぱりその子は子どもで,親にまだ甘えたくて,

それでも我慢してきたんじゃないかな

それがちょっとキャパ越えになっちゃったのかな

と思いました。


その子とは,「お母さんとゆっくり話をしてから学校に来るのはいいと思う。でも,ルールを決めて,そのルールを守りながらがんばっていこう。」という話をしました。

その子はしっかりとうなづきました。


お母さんも担任が外で待っている中,子どもを学校に行かせようと説得するのは大変だったと思います。

お母さんも無理しないように,気を配らないとなと思いました。



どうしても,何事にも当てはまるように思える一般論で考えてしまいがちですが,

教育現場で最も大切にされなければならないのは,子ども一人ひとりです。

その子の担任は,その子を見つめて,

その子が今何を思っているのか

その行動の目的は何なのか,

すぐに分からなくても思いを巡らせる責任があると思います


日々忙しくて,そんな余裕がない自分には

今日の40分がとても貴重な時間でした。




まだまだ油断は禁物。

まずは,ルールを決めるところからだ。