旧友のライヴ2014/09/14 | 日刊つぶやき新聞

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主に、オカメインコ..手料理なんぞを載せております..。

 ミュージシャンの旧友 千葉一弘さん。

・・通称チバチャンが今月9/14.数年ぶりにライブ登場!!


チバチャンの声は、もともと枯れているので(笑)

「まだ枯れてはいなかった」と表現はできない( ̄ー ̄;

・・・その「枯れ」が彼の声の魅力であり、

高音に入ると、その枯れに「わびさび」が入り混じった

音が入り、なんとも味のある声となる..。

 高音のレスポンスと声量の迫力は出会った頃と変わらず

..。

 彼と出合って十何年かが経つが、

最初の印象はとにかく声が甲高い( ̄□ ̄;)!!

・・・だけに100m位遠くにチバチャンが

いる事は認識できた。

 また、迫力のある声とは裏腹に繊細で、人が気づかない

洞察力をもっている。

 常日頃、別に面白くも無い事でも、

チバチャンのシュールな洞察眼から見た

表現力は人の心理のおかしさを気づかせてくれる..。

 それも歌の歌詞に反映されるのだろう..。

この My Lost town もし僕が16歳で

聞いたならば、チョイワル不良が、学校で

たばこやビールを隠れ飲みするスリル感に

大人の興奮や悪い(笑)冒険心が駆り立てられ

屋上に揺らぐたばこの副流煙の先に、どんな楽しい事が

あるのか? 苦いだけのビールを旨いふりをして飲み、

やっぱ「キリンだよな」ナドド、ホザキながら

内心では「激マズ!!キリンレモンの方がよっぽどいい」

なんて思ってながらダベってた事と思う..。

・・そして「この酒が普通に旨いと思う大人の

世界は、もうせまってきている」..。

・・・ワクワクする何かを感じながら屋上での

悪事に浸っていた事とだろう..。

 今、この歳になり、このMy Lost townを

聞いてチバチャンの歌から尾崎イズムのようなものを

初めて感じた..。チバチャン自身から、尾崎に対して

肯定や否定する言葉は聞いた記憶がないが、

昭和の男が青春時代を振り返ると、不良になりきれない

不良がワンサカいて、その後、大半は無難に社会へと

治まっている。蒼いながらも未来に目を向け、これから先、

どんな一生が待っているのか想像していた

自分と重ねるとノスタルジックな気分となる...。 

コテコテの「ドヤンキーロック」

よりも、この爽やか不良少年のような歌が、

現在、社会の中軸をになっている叔父さん達には

耳ザワリが良く、しっくりと入って来るではないだろうか..。



 ↑映像:ふじっこちゃんさんより引用させていただきました..。

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