稗穂 | 日刊つぶやき新聞

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主に、オカメインコ..手料理なんぞを載せております..。

今日も仙台は秋晴れ (*^▽^*)

車越しに眺める田園..。

稲穂の実りも良さそうだ。

 そこへニョキ....ニョキっと、

稲よりも背が高い穂が抜きん出ている..。



同乗している叔母さんに

「あれはナニ?麦?」...と質問すると

「あれは稗(ヒエ)だよ」と答える..。

なぜ、あのままにしているのかと聞くと、

農家の手が足りないところは、

オロ抜く暇が無いんだよ...と言う。

稲にとっては雑草..。

・・・が稗穂と言えば、

うちのオカメインコの大好物だ..。



人中心に考えれば雑草でも、

他の生き物にとっては御馳走の場合もある。

丁度、今日の新聞のコラムに次のような記事が..。

【下記引用文】

 稲の収穫シーズン。

南関東の農村地域を訪れた折、

黄金色に染まる一面の穂波の中に、

数本の、ひときわ高い雑草を見つけた。

そこだけ残った理由は分からないが、

たくましく立つ姿に感心した。

一口に「雑草」というが、それぞれに、

きちんと品種名がある。人間が使う土地に生え、

農業生産に直接、間接に損害を与えるので、

人間の都合で「雑草」と呼ばれるだけだ。

その共通の特性は、成長が早く、

速やかに開花できる、長期にわたって

種子生産ができる、不良環境下でも種子を生産する、

などがある(稲垣栄洋『雑草は踏まれても諦めない』

中公新書ラクレから)。

冬を越す多年生雑草の場合、

人間が耕す深さより下の土壌に休眠している芽もある。

雑草には、栽培種とは比較にならない

「生き抜く強さ」がある。

【上記迄引用文】

う~む..。雑草の生命力、生存力、したたかさに感心する..。

僕ナンゾは、ともすれば諦めたり、見限ったり、

ヘコんだりするが、雑草は種子を残すため、

逆境を様々な工夫と進化に繋げているとは...。


・・植物は、動物と違い、根を張れば動けないので、

その場で強くなるしかない..。

 人も、今置かれた環境下で強くならずに、

別な場所へ行っても、内心の壁の高さは

変わらず、似たような困難から逃げたくなる..。

打たれ、踏まれ、逃げずに戦った時、

自らに潜在している強靭な生命力へ気づくのだろう..。

・・・・・勉強になる...( ̄ー ̄;


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