COOLのチャンネル2(レモンちんのへそ天で失礼しまっす!) -239ページ目

どりーむぼっくす 2 (フィクション)

「それでは今日はこれで帰りますが 何か対策を・・・。
 トイレはどうしてますか?他所の庭にしないようにそちらで
 設置するとか 出来れば外に出さないのが一番なんですけど
 室内で飼ってはいないんですよね?」

「はあ あくまで野良ですからね 犬を飼ってるし中は無理ですね・・・。
 トイレはすぐに用意しますけど」

「里親を探したりとかしてますか?」

「さっきも言ったけど今日の話ですよね?これから探しますよ・・・。
 でもまあ難しいでしょうね・・・。兎に角時間を下さいよ
 先方にもそう伝えてくれませんか?」

するとまた、若い方が

「見つからなかったらすぐにでもセンターに連れて来て下さい、
 その方がお互い面倒が無いですよ」

私はその言葉に胸糞が悪くなった
この男は何が何でも野良ネコを殺処分したい様に見えたからだ
しかしながらちょっとした同情から餌付けたのは確かな事実で
それによって近所に迷惑を掛けてしまっているという負い目から
それに反論することをやめた

「まあ・・・なんかいろいろやってみますよ
 それからでも遅く無いでしょ殺すのは?
苦情の主にももう少し時間をくれと伝えて下さいな
相手が判れば直接話しても良いのですけどきっとそれは
無理でしょうからね」

青天の霹靂とはこのことか?と一瞬思ったが
それとはちょっと意味合いが違う?と自問自答しながら苦笑した

目の前から走り去る車を苦々しい思いで凝視しながら

「まずは猫トイレを買ってくるか・・・。」と呟いていた



つづく