皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も不定期的に記事をUPしていく予定なので、よろしくお願いいたします。


<事案の概要>



<私見>
率直な話、
【アホかいな(「刑事コロンボ」における「権利の墓穴」において囮捜査に協力した窃盗常習犯風)、偏見を持っているのは、羽生先生じゃなくてむしろこの自称フェミニストの方じゃね(笑)?】
と思わずにいられませんでしたね。
というのは、少なくとも私からみれば、羽生先生は、あくまでも、御自分の「読めない」対象として、たまたま「うさぎ」と「女心」を並列的に例示列挙したに過ぎない、と解釈できるからです。むしろ、その方が普段から温厚で柔和な性格とおぼしき羽生先生の合理的意思にも適うのではないか、と思われて仕方がないのですが。
また、羽生先生レベルの棋力になると、ウサギ云々や女心云々よりも、将棋に関する嗅覚が異次元なまでに研ぎ澄まされまくって読みまくれる状態になることは疑いのない話(ある意味、至極「当たり前の話」)ではないかと思われるので尚更、羽生先生の上記発言を見ても格別の違和感は全く感じなかったのですが。事実、「羽生先生は対局相手が悪手を指すと不機嫌になる(→少なくとも羽生先生の感覚では、「対局相手の王様を詰ましにいくときは相手のレベルに合わせなければいけない」という状態になっているところ、悪手を指されると「こういうレベルの低い相手にまでレベルを合わせないといけないの?かえってメンドクセー・ウゼーな」といった心情にならざるをえないことも推知できる)」といったような話はそれなりに有名なようですし。
即ち、
【単に字面だけを形式的かつ硬直的に見て他人の真意をそれなりにきちんと分析検討等することもなく、たまたま例示列挙された対象を一緒くたに捉えた上で、偏見・差別意識にまで安易に結びつけるようなテメェ自身の思考過程の方がよっぽどヤベーよ】
ということにもなるわけで。
そういう言動をすることによって、暗に「私は女性に対して差別意識みたいなのを持っているような、どことなく狭量な人間なんです」といった喧伝をしてしまっているのと大して変わらないように見えてしまうのですが。

それに、

「私は女心を読解するのが不得手なんです」という趣旨の発言をしたところで、そのことが当然に「女性差別」や「偏見」になるんですかね??

つまり、あくまでも自分の一種の「苦手意識」を吐露しただけなのに、何故そのことが「女性」というカテゴリーに属する方々に対して正当な理由・合理的な理由もなしに何らかの不利益を与えることになるのか、ましてや、偏った見方をしていることにもなるのかについても、まったくもって不可思議きわまりないのですが(笑)。

そういうこともあって、その自称フェミニスト自身が、余計に「私は女性に対して差別意識みたいなのを持っているような、どことなく狭量な人間なんです」といった喧伝をしてしまっているのと大して変わらないように見えてしまうのですけどね。

多少穿った見方をしてしまえば、
【この自称フェミニストのお方って、「女性が好き」というよりかはむしろ、やれ女性が女性がとか声高に権利主張じみた言動をしている御自分が好きなだけじゃないの??】
とも思えてしまいます。


もっと言ってしまえば、
この自称フェミニストの方って、特にこのブログの

でネタにさせていただいた至極滑稽な人間(弁護士等の専門職も含まれます)とレベル的には大して変わらないようにも見えてしまいますね。というのは、一見もっともらしいキレイゴトをホザいているわりには、いざとなったらキタならしい・ダサい言動までもしてしまっていますので。

つまるところ、

【それまでのキャリアで困っている状況の人間を散々見聞きしているような立場や人権派団体の役職等にまで就いていたような立場にいたり、普段からやれ人権だのやれ人の心だのやれ憲法9条だのホザいていたり、他人に対して一見もっともらしい大層な法曹観や理想論等を偉そうにホザいていたりしているにもかかわらず、超絶基本的な概念や判例・裁判例の判断枠組みを認識・理解できていなかったり実質的にみて他人の人権や気持ち等に全くといっていいほど配慮ができないような言動までもしでかす人間の方が(特に専門職としては)よっぽどヤベーよ】

ということにもなりかねないわけです。

こういうことって、ある意味「憲法9条」云々や「マイナンバーカード訴訟」云々や「国葬」云々や「民事訴訟IT化」云々等よりも余程重要なことではないでしょうか。
また、そういうある意味fantasticきわまりないような方々が、クライアントの悩み等に真摯かつ適切に向き合えるか自体が甚だ疑問ですね。 

御用心、御用心…(映画「乱」の鉄修理風



この機会にあえて繰り返し強調しておきますけど、

【とりわけ司法試験や司法研修所や実務や専門職同士の勉強会等では、この記事で書いたことよりも難解な事柄は、ほぼ確実に、相応に扱っているハズですよ。】