先日、某SNSで告知されていたカラオケ関係のいくつかのオフ会に久々に参加してきました。このご時世なので、マスク着用での歌唱必須のオフ会もありましたが、私は事前にネットで調べてカラオケでも余裕で声が通りそうなマスクを調達した上で参加したこともあって、問題なく歌えました。

やはり、歌唱力の高い方々の歌声を聴くだけでもいろいろと刺激になりますね。特に著名なアーティストの曲を歌うと聴いている方の食い付きが良くなることもそれなりにありますし。


さて、カラオケのオフ会等でMISIAの曲を好んで歌っている女性の方を時折お見掛けするのですが、私がMISIAの曲の中でぶっちぎりでお気に入りなのは「冬のエトランジェ」(以前、このブログの

この記事 

において「自分がプロ野球の投手ならば登場曲として使用したい曲」の中に入れた曲)です。MISIAが好きな方でも意外と?知らない方が少なくないようですね。先日のオフ会でMISIAをよく歌っていた若いオネーサンにそれとなくオススメしておきました(この曲をちゃんと歌えたらほぼ確実に男性ウケすると思いますよ、という感じで)。

この曲は

この映画 

のエンディングテーマとして使われていました。当該映画のあらすじ等について興味がある方は検索エンジンで調べてみてください(それなりに詳細なレビューを書いている方もチラホラいらっしゃるようですし)。

ちなみに、この作品自体の出来は巷ではあまり評価が芳しくないようですし、私もそのこと自体を否定するつもりはサラサラありません。私自身、あの作品に関しては「エンディングテーマは超絶神曲だったな」という印象がかなり強いので。

また、上映当時に「伊東美咲が身体を張っている」といった話題に釣られて上記映画を見た方も少なくないようですが、性的満足が充たされることは全く期待しない方がいいと思います(ぶっちゃけた話、特に今のご時世では、検索にかければ自分の好みのエロ動画なり画像なりはいくらでも見られるでしょうし)。

改めて某媒体で上記の作品を一通り拝見した限りでは、

【従来から離婚事由として定番化している「性格の不一致」≒性の不一致であるという俗説はあながち的外れではないな】

というのが第一感でしたね。

以前から「(異性間の)身体の相性」云々について賛否両論があるという話も聞いていましたが、今までの経験を踏まえた個人的な感覚としては「やはり、人によって『身体の相性』があるのは疑いようがないし、あながち軽視できない」というのが率直なところですね。私はどこぞの自称チャラ男のように自分の経験人数をひけらかすような趣味はないですし、露骨な表現をしてしまうとこのブログ自体がBANされかねないのでボカした表現をしますが、性的な趣向はもちろんのことアソコの「フィット感」等が人によって微妙に違ったりするんですよね。そういうこともあって、私は「婚前交渉大賛成派」的な立場を採っています。

私があの映画でもっとも印象に残っているシーンは、最後の方で蒼井優が演じる「野田美哉」が実の両親(赤木広次、赤木薫)が埋葬されている墓地に墓参りに行って墓石に手を触れて刹那そうな感じで「お父さん……お母さん…」と言っている場面ですね(何気にシンミリしてしまいました)。
その元凶は、あの作品の主要人物が「応仁の乱」が勃発ないし長期化した頃の紛争当事者・主要人物よろしく的に己の刹那やエゴを優先したような意思決定ないし言動をしてしまったことにあるのは明らかでしょうが。
ドラマ「3年B組金八先生」第4シリーズでの金八先生のセリフを借用すれば、
【いつまで「男」と「女」をやってんだよ(→少しは「親」としての自覚と責任をもてよ)】
という感じですね。

また、上映された頃に間もなくあの作品を初めて拝見したときに、中盤あたりで仲村トオルが演じる「赤木広次」が発した「兄貴があんたを抱いた。俺は嫌だよ」というセリフには、思わず少し吹いてしまいましたね。
【テメェなぁ、実の兄貴の嫁なのはもはや「顕著な事実」なんだから、特に実家にいるときくらいはそのくらい受忍しろよコノヤロー】
というのが率直なところですが。
私としては、赤木広次の気持ちも全くわからないでもなかったですが(妻の出産時に事件に巻き込まれて出産に立ち会えなかったばかりか、それが自分や妻の浮気の元凶になってしまってもいて、挙げ句の果てにはテメェの浮気を棚に上げて体調不良の妻に逆ギレして監禁までする薫の旦那の赤木邦一には全く同情できないので)、もう少し上手いこと薫を救出できなかったものかな、とも思ってしまいました。
もし私が赤木広次の立場ならば、酒等に睡眠薬を混入させるなり、邦一が寝ているときに身体の一部を拘束する仕掛けをしておくなり、追いかけてきた邦一を殴ったり某Nプロレスラー的「ボマイエ」を喰らわせて気絶させるなりどこかに縛っておくなりした上で、薫のお母さんも上手く巻き込んで薫や子ども達を可及的安全な場所に退避させるでしょうね。あの状態のままだとほぼ確実に薫や子ども達の身体・生命に対して危険が生じそうなので。