このところ体調が今一つなこともあって、このブログにもなかなかアクセスできない状態でした。
久々にこのスペースで何を書こうか迷ったのですが、まずは直近の記事でネタにしたこのTOPICを書きます。



今年の阪神タイガースの結末(クライマックスシリーズ第1ステージの横浜スタジアムでは運良く逆転サヨナラ負けを逃れて奇跡的に第2ステージに進出できたが、神宮球場でヤクルトスワローズ相手に惨敗)は既に皆様も御存知かと思いますが、
【第1ステージのハマスタで運を使い果たしてしまったかな、やっぱりあの監督の「お祈りジェットコースター野球」だと限界があるよね】
というのが第一感でしたね。
以前、阪神タイガースが調子悪いときにあるサイトで「タイガースが仮にCSに運良く進出できたとしても、恥を晒すことになる可能性が高いのではないか」という趣旨のことを書いたことがあるのですが、第2ステージの最終戦で見事にそれが具現化されてしまいましたね。
阪神タイガースの近本選手がその最終戦の直後に泣いていたという情報も聞いてますが、薄情な言い方で申し訳ないですが、別に近本選手が泣く程の試合内容でもないと思われます。というのは、今年の阪神タイガースの試合を見てきたタイガースファンの方々ならばよくおわかりになると思われますが、あんな試合展開で負けていたケースだって全然珍しくないからです。
つまり、
【自分達で勝手にズッコケた粗っぽい野球をして、格上の相手にフツーに負けただけの話】
ではないかと考えます。
岡田新監督の下では、2005年のときのように「勝利の方程式」を確立させて(良いピッチャーは揃っているので)、守備陣もきっちり整備して、もっと締まった野球をしていただくことを期待します。


あと、

の派生編というか、来月に開催されるサッカーワールドカップカタール大会の個人的な展望を勝手に書いてみますが、

サッカー日本代表については、またまた薄情な言い方で申し訳ないですが、2006年や2014年、ひいては初出場の1996年のときよりも悲惨な結末になる可能性もあることは覚悟しておいた方がよろしいかと考えます(グループステージの対戦相手が当時よりもキツいことは明らかですし)。状況的には2006年のときとどことなくカブる感もある(特にベンチワークに不安がある・具体的な戦術が見えないという点で)ばかりでなく、セットプレーからの得点が皆無で本番の試合において久保選手等が覚醒するのを祈るしかないような状況になっているという点で2006年のときよりも絶望感があるのも否めません。私が対戦国の関係者ならば、大迫選手や遠藤選手等のボールの出所・おさめ所に対して徹底的にチェックを入れて潰して伊東選手や三笘選手等に前を向いてボールを持たせないような状況をできるだけ長く作出させるような戦略を採るでしょうね(ワールドカップ本戦出場国の中であれだけスカウティングしやすいチームもなかなかないでしょうし)。特にドイツ代表のスカウティング関係者の方々はかなり優秀でメチャメチャ緻密な分析までしてるらしいので、日本代表の具体的な弱点も私よりもはるかにわかってらっしゃるでしょうが。

もっとも、今回のワールドカップは、日程の関係上、主要国が従来のワールドカップのときのような長期合宿を組めないようなので、その点については個人的にはラッキーではないかと考えます(特にドイツ代表のようなキッチリとした準備をして糞真面目なサッカーをするようなチームにみっちり調整されたら、こちらとしては絶望感しかないですし)。願わくば、ドイツ代表のエンジンがかかって本調子になる前に「引きこもり的堅守速攻大作戦」が上手くハマって勝点をGETできれば御の字ではないでしょうか。

参考試合① 

参考試合② 

日本代表の選手の方々には、上記の試合のハンガリー代表や北マケドニア代表に匹敵するかそれ以上のハードワークをお願いしたいです(さもないと、勝点GET自体がまず覚束ないと思われますし)。

コスタリカ代表は同国のレジェンドGKナバス選手を中心に守りが堅くてしぶといチームのようですが、コスタリカ代表が第1戦のスペイン代表との試合で引き分け以上の結果でない限りは、比較的オープンな展開になるのではないかと考えます。

スペイン代表に対しては、

こういう試合展開 

に持ち込むことができれば理想なのでしょうが、今回のスペインのフル代表もあそこまでのポカはやらなさそうなので、(いつぞやの記事にも書きましたが、)昨年の東京五輪での準決勝の戦法を高度化・精緻化してフル代表向けにヴァージョンアップしたような感じで臨むのが現実的かつ妥当かと考えます。

できることならばベスト16でベルギー代表と対戦してロシア大会のリベンジを果たしてもらいたいですが、さすがにそこまで望むのは酷でしょうかね。


個人的には今大会の優勝候補の筆頭はブラジル代表とみていますが(特に今回は守備陣にも実績のある豪勢な選手が揃っていて、正に「ブラジル代表?強いよね、序盤・中盤・終盤 隙がないと思うよ」「え~、ボー…ボールと選手達が躍動している」<某Sプロ棋士風>といった感じなので)、

参考動画 


私が日本代表の他に特に注目しているのはカナダ代表とウェールズ代表です(両チーム共に数十年ぶりの本大会出場を果たしています)。

カナダ代表は地区予選でメキシコ代表やアメリカ代表にもフツーに勝っていてそれなりに実力のあるチーム(個人的には、速さがあって爆発力のチームという印象があります)のようなので、本大会でどれだけできるか注目しています。

ウェールズ代表はベイル選手が超有名ですが、近年のEuroで好成績を収めていて組織的にもよくまとまっているチームという印象です(ウェールズの入っているグループBはイングランドが頭一つ抜けていて後はほぼ横一線という感じなので、アメリカ代表とイラン代表を相手に合計で勝点4以上取れればチャンスはあるかなという感はあります)。

私見としては、今まで日本のサッカーしか見ていなかった方も、この機会にいろんな国の代表のサッカーの試合を観ておいた方がいいと思います。いかにヨーロッパや南米の強豪国のレベルが高いかがわかるのではないかと思われますので。

あと、今回のワールドカップに関しても、ネット上の記事だけでなくyoutube上の様々なコンテンツ等で様々な親切な方々が展望・相手国の分析・対策動画をUPしているようなので、そのような情報媒体を上手く利用して皆様なりに今後の日本代表の展望・対策を頭の中でシミュレートして楽しむなり他国の気になるチーム・選手について調べてみることをオススメします。