【将棋大会】テーブルマークこども大会オンライン夏対局 | 日々精進

日々精進

子供と将棋をやっています。
Jリーグ、セレッソ大阪を応援しています。
他、漫画、旅行、映画、日々思ったこと等々

コロナ禍の中、なかなか対面での将棋ができない次男君。

 

その最中、JTさんが「将棋日本シリーズ テーブルマークこども大会オンライン夏対局」を開催して頂きました。

この大会、将棋アプリ「将棋ウォーズ」を使用しての大会なのですが、オンラインでの大会は次男君初めての参加です。

 

 

本大会のエントリー方法ですが、

 

まず7月にJTさんの将棋日本シリーズのサイトより、事前申し込み。

テーブルマークこども大会 オンライン夏対局 | 将棋日本シリーズ | JTウェブサイト (jti.co.jp)

 

後からメールで送られてくる8桁の大会参加コードを将棋ウォーズアプリに入力すればエントリーできます。

 

 

そして本日13時からの開催。

開会式および閉会式は、YouTubeにてライブ中継されており、本田小百合女流三段と藤田綾女流二段が司会をされていました。

 

ライブ中継の様子


 

開会式では10位までの商品や飛び賞の紹介、ルール説明などが行われました。

参加者は、高学年の部が1062名、低学年の部が約600名。

対局時間は14時10分までの一時間。

対局ルールは10分切れ負け。

10分切れ負けだと、そこそこ時間がかかるので、1時間では4~6局程度かなと見ていました。

 

 

そして13時10分より対局開始。

オンライン上の将棋大会とあって、普段の将棋ウォーズと違って緊張感があります。

次男君も真剣そのもの。


 

 

初戦(13:10) 三段

いきなり将棋ウォーズ三段の方。

相手中飛車に次男君二枚銀で対抗。

ガンガン攻めてくる相手に対し、ちょっと受け間違えるとすぐに敗局になりそうな展開。

最後は自玉が裸同然になるものの、相手の攻め手が尽きて勝ちとなりました。

 

一局目で10分が経過

 

 

二戦目(13:20) 30級

相手は30級ですが、将棋ウォーズに段級は関係ありません。

実際恐怖の級位者でした。

戦型は角換わり。

今回も相手の指し手が早い早い。

80手まで指して、消費時間が、次男君4分、相手2分。

すでに自玉は相手の竜に睨まれているような状態。

しかしながら、するすると上部に逃げながら、最後はなんとか寄せ切り勝つことができました。

 

 

三戦目(13:34) 三段

またしても相手中飛車。

初戦同様薄い玉を飛車で攻められる展開となりましたが、うまく陣形を再構築することができ、勝つことができました。

見てて思いましたが、中飛車相手はガンガン攻めさせて、相手の攻めが切れたところを一気に攻めるという展開が得意のようです。

ただ受ける手法なので、結構時間も使います。

この対局も13分ほどでした。

 

 

四戦目(13:48) 二段

オードドックスな横歩取り。

お互い中住まいで、相手のスキをうかがう展開でした。

こちらも詰むや詰まざるやの大熱戦でしたが、相手の王手をぎりぎりで逃げきり、王手から必死になった瞬間に、15手詰めで勝つことができました。

 

 

五戦目(14:02) 三段

角換わり。

五局目は、2筋からの攻めがうまく入り、この将棋は次男君の消費時間が1分半と短い時間で勝つことができました。

 

 

5局終わった時点でタイムアップ。

次男君は、大熱戦の中でなんとか5勝で終えることができました。

しかし、危ない場面が多く、5局の内3局は相手が勝ってもおかしくないぐらいの展開でした。

 

 

そして結果発表

5勝0敗なので、上位に入れるかと期待していましたが、順位は150位以下でした笑い泣き

 

それもそのはずで、順位決めは、

①勝数

②勝率

③成績を出したまでの時間

の順で決められ、最多勝数者が上位に来ます。

 

 

1位の方はなんと11勝0敗の六段。

小学生とは思えないほどの棋力の持ち主です。

まず11局指すほどの早指し力がすごい。

定跡が頭に入っていて、考える時間がないのでしょうね。

 

次男君の場合は定跡をそこまで勉強していない分、中盤の入り口から時間を使ってしまいます。

低学年の時は“定跡を勉強するよりまずは自分で考える力を”と思っていたのですが、今だに詳細な定跡を知らない分よく考えています。(もちろん基本的な定跡は知っています)

いいのか悪いのかは微妙なところですが、さらに一歩棋力を上げるには定跡力の向上も欠かせないように思います。

 

とは言いながらも難しい将棋を勝ち切ったのはよく頑張ったと思います。

私も観戦しながら大いに楽しむことができました。

 

 

今回のテーブルマークこども将棋大会は初めての参加でしたが、参加者ならではの感想と要望を僭越ながら下記記載させていただきます。

 

1.開催時間をもう少し伸ばしてほしい

開催時間が1時間は少し短いように思いました。

1時間の開催時間、10分切れ負けルール、勝数順は、バランスが悪いように思います。

というのは、強い人同士が対局すればおのずから対局時間が長くなり勝数を稼げないからです。

1時間で10分切れ負けルールなら、普通に指してても4~6局ぐらいになるかと思います。

よって、本当に強い人を決めるなら、

「3時間の開催時間、10分切れ負けルール、10局以上の勝率順」

で決める方がいいように思いました。

 

2.棋神は使えるの?

棋神は大会中は使えたのでしょうか。

やはりこういった大会は、お金によって勝敗が決まる要素は取り除いたほうがいいと思います。

使えたかどうかはわからないのですが、もし使えたなら次回から禁止にしてほしい。

 

3.3分切れ負けルールの採用

1の要望に近いのですが、1時間開催で勝数で順位を決めるなら、3分切れ負けの方がいいように思います。

 

 

あと、子供の将棋大会が軒並み中止になる中で、こういったオンラインでの将棋大会を開催いただいたJTさんには本当に感謝。

JTさんのテーブルマーク将棋大会には、長男君が1年生の時から参加させていただいており、毎回楽しませていただいてます。

今回はこういったオンラインの大会に参加させていただき、次男君・私と親子で楽しむことできました。

 

開催されるかどうかはわかりませんが、東京大会も楽しみにしています。

 

 

以上、将棋日本シリーズテーブルマークこども将棋大会オンライン対局の感想記事でした。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございましたニコニコ