表題の大会に次男君が参加しました。
今年の会場は、県北の日立。
県南の我が家からは高速で1時間半かかるので、7時過ぎに家を出発。
事故渋滞もなく、順調に会場に着きました。
途中の東海SAで少し休憩
会場の日立シビックセンター。(でかい!)
こちらの7階会議室が今日の会場です。
日立支部の方々がご用意されてました。
さて、今回のわが県の大会方式ですが、
まずは予選リーグを3~4名1グループで2~3局を対局し、2勝通過、2敗敗退、
2勝通過者は、決勝トーナメント戦に回り、2敗者はB級のスイス式4回戦に回ります。
予選リーグを突破できなくても、最低でも6局は指せるのはいいですよね。
さなる杯小学生名人戦の参加者は、29名。
知らない名前の子が多かったので、やはり県北の子供が多かったように思います。
やはり、こういった大会は各地でやった方が普及にもつながりますよね。
8グループに分かれ、予選リーグ(29名)での対局が始まりました。
私は、ほぼほぼ最初の予選リーグから決勝トーナメント戦の最後まで次男君の対局を中心に観戦させて頂きました。
その次男君の対局、
1回戦
相手四間飛車に次男君舟囲い急戦。
相手の子が時間を使い丁寧に指していて、お互いいい将棋ができていたように思います。
中盤から定跡を大きく外れましたが、相手の攻めをうまく受け止め、勝つことができました。
初戦からいいリズムで将棋を指せたのは、後々大きかったように思います。
2回戦
相手向飛車穴熊に次男君舟囲い急戦。
相手の子は、向飛車から金銀三枚のガチガチの穴熊に組みます。
序盤から11馬を香取りで作ることができ、最後は相手の子の攻めが切れた途端に、2枚飛車+馬で攻めて、勝つことができました。
2勝したので、予選リーグを突破することができました。
昼食休憩を挟んだ後、決勝トーナメント(16名)の戦いとなります。
決勝トーナメント1回戦は、2勝通過者と2勝1敗通過者が当たるように工夫されていました。
2勝通過者に少しメリットを与えるという運営側の気遣いが感じられます。
午後の決勝トーナメント戦、予選突破者16名の対局が始まりました。
1回戦
横歩取り
相手の子が、次男君(先手)24飛の後、23歩、34飛、88角成、同銀から、25角(戦法)を敢行。
次男君、32飛、同銀と飛車金交換をします。(一応定跡通り)
その後は2枚の角をうまく使い、相手の飛車打ちにも玉までのスピード勝負で勝つことができました。
序盤の飛車金交換は駒損なので、見ていてひやひやするのですが、この将棋にも落ち着いて指していました。
2回戦
横歩取り
またしても横歩取り。
今度は、次男君24飛の後、88角成、同銀からの角交換で、相手の子が35角!
21飛車成、57角成となり、玉の二つ上にいきなり相手の馬が押し寄せる展開。
しかしながら、相手の攻めを丁寧にかわし、最後は25桂からの攻めが決まり、勝つことができました。
乱戦模様の横歩取り2対局をうまく制し、準決勝進出です。
準決勝
相手三間飛車に次男君左美濃急戦
こちらは中盤に飛車金交換で駒得したのが大きく、薄い玉ながら相手の攻めをうまく受け止め、
最後は角捨てから入る15手詰めを読み切り、勝つことができました。
いよいよ決勝です。
決勝戦は両対局者が落ち着いて指せるように、対局場所を決勝戦用に作って頂きました。
決勝戦の様子
決勝
相手中飛車に次男君二枚銀
相手の子が2枚銀にもかかわらず、56飛と飛び込んできたため、55歩で飛車を閉じ込め、飛車金交換の駒得に成功。
その後、相手の子の角、桂馬、歩を使った(あやしい)手にもうまく対処し、攻めが切れた所で持ち駒の飛車を相手陣に打ち込み、そのまま寄せ切ることができました。
全対局通して、中盤は相手の攻めを次男君が受けるという展開が多く、受け切った後で反撃というパターンで、終盤は割と余裕を持って指すことができていました。
対局前に親からの唯一のアドバイスとして、「誰が相手でも時間を使って丁寧に指そう!」と次男君に言っていたのですが、それが初戦から決勝戦までできていたことが今日の勝ちにつながったようにも思います。
これで3月14日の東日本大会に出場させて頂くことになりました。
ここ数週間、次男君が他県の代表(あるいは代表クラス)の子と指す機会が何度かあったのですが、力負けすることが多かったです。
まだまだ力不足の面があるので、2日目の決勝トーナメントを目標に、あと3週間頑張ってほしいと思います。
今日は日立支部主管での将棋大会でしたが、朝早くからのご準備や運営面など、日立支部のスタッフの方々には親子揃って大変お世話になりました。
また県連合会の役員の皆様にもお手伝い頂き、総じていい大会になったかと思います。
来年も同支部でさなる杯県大会が行われますので、また楽しみにしたいと思います。
では今日はこの辺で。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました