男の料理。本日はから揚げ。
イラストは過去の記憶をたどり、
その記憶の迷宮の中から
ひとすじの光を感じ、見つけ、
現実世界へと統合、
昇華を成しえたピーマン
の図だ。
人は記憶の中で生きる生き物だ。
あ、違う。人じゃなくてピーマンだった。
今日は妻が観劇に出かけるということで
男の料理が発動する。いざ!
実はいつもアタマを悩ますのが、
子供たちにどう野菜を食べさせるかだ。
子供といっても、もう高校生と中学生だ。
反抗期の難しい年ごろにあたる。
幼少の頃にはなんとかできていた
「野菜を食べる」といった行為をしなくなってきた。
なぜなら強烈な自我が形成されて、
「親の指導をフル無視」
「逆ギレ」
「文句を垂れる」
「拒否する」
「残す」
といったスキルを体得していったからだ。
順調だ。
順調に成長していっている。
いずれ社会人になった時にひょっとしたら
ガチンコで闘わなければならない場面もあるかもしれない。
そんな時にこういったスキルが役に立つ日が来るのかもしれない。
わたくしには祈るしかできないが、
そういった日が来ない事を祈る。
ということで小手先のテクニックで野菜を食べさせる方法論も良いが、
今回は原点に立ち返り、
切って出すスタイル
を採用する。
理由は調理が面倒だから。
キャベツをデタラメに切ってボウルにイン。以上で野菜の調理は終わる。
真実はいつだってシンプルなのさ。
そしてここからから揚げの調理に入らんとす。
下ごしらえとしてポリ袋に材料を入れて揉みこむ。そして放置。
から揚げ粉が無かったので、普通の
小麦粉を採用。
そして以前例のチキン屋の再現レシピで学んだ秘策
卵と牛乳。
そして11種類のハーブ&スパイスの代替策としての塩コショウで味付けをして、
ええ具合にカットしたもも肉を入れて
モミモミ。袋が破れたら大変な目にあうので注意だ。
先日誤購入した大量のオリーブ&ひまわり油を長らく使用していたが、
ついに消費しきってしまった。
残るは普通のオリーブオイルなので大量に使うのは気が引ける。
必要最小限にとどめるのが最もコスパが良い。
小さじ一杯程度をフライパンに垂らして、揉みこんだ食材をオン!
非常にクリーミーな様相をしており、
とてもから揚げを作っている様には見えない。
火が通ってくるとカラっとしてくるはずが、
その気配がない。
そのクリーミーさをほぼ維持したまま
完成の時を迎える。
「これがから揚げ!??」
「さよう。」
大人になるということは
喜びと苦痛を伴う。
今回に限っては
味は意外と悪くない。
こうした何気ない日常の料理の中から
真実は始まるのだ。




