男の豚玉は然るべき手順で調理されているのか | 男の料理 byハカセ

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40代妻子持ちサラリーメン「ハカセ」のじわじわ来る料理ブログ

男の料理

本日は豚玉(お好み焼き)だ。

写真はわたくしが調理した

豚玉(お好み焼き)だ。

 

見慣れないフォルム。

お店で見るソレとは

少々様子が違う。

 

最初に白状するが、豚玉でありながら

豚肉を入れ忘れるといった

あり得ないミスを

ブチかましたのだ。

 

ヒューマンエラー

 

つまり人為的なミステイクである。

 

 物事が前へ進むには常に想定外の事が

起こり得る。

途方に暮れてばかりはいられない。

 

重要なのはこういった場合に

いかにリカバリーするかなのだ。

 

どういった対応をするかが

その後の食卓のクオリティを左右する事態に

直結するのだ。

こういった時こそ男の料理の真価が問われる。

真の実力とは

緊急時にこそ発揮されるものである。

 

 

 

料理開始してご機嫌に焼いていたのが、

皿に盛りつけた後に気付いたのだ。

 

 

「あ、えらいこっちゃ…」

 

 

緊急事態。

迷宮なしの名探偵の目の前に

突如迷宮が現れたのだ。

ただちにわたくしの脳内にて

作戦会議が執行される。

 

物凄いスピードで思考がフル回転し、

ドラマ「ガリレオ」のテーマ曲が脳内で再生される。

デンデデデンデデー!

ピキーン!

 

「実に面白い」

 

 

導き出された作戦はこうだ。

肉を別で焼き、

タネを少量流し込んで

接着剤のように

元の本体と接合する

 

よし。

これ以上にクールな方法はあるまい。

 

ではリカバリー開始!

 

 

 

 

このような場面には未だかつて遭遇した事がなく

上手くいく保証はどこにもない。

 

それでもなお、己の信じる道を行くのが

「男の料理」なのである。

 

 

どばぁ!

このままでは固まる事が困難な気がしてきた。

凝固不足を阻止すべく

フタによる熱風閉じ込め作戦の敢行だ。

場内の温度は最高潮を迎える。

 

 

機転をきかせた作戦の甲斐あって

かろうじて接合には成功した。

食材を無駄にはしない。

サスティナブルな料理。

持続可能豚玉である。

 

ソース&マヨで着飾るとこうだ

 

旨そうには見えないが味は普通だ。

これからの世界

リユース&リサイクルこそが

地球環境再生のカギを握るに違いない。

地球環境に貢献する事こそ

男の料理の社会的使命なのである。

味は関係ない。

 

 

失敗を恐れず、前に向かって進むのだ。

災い転じて福となす。

目の前の豚玉が

我々にそう教えてくれるているのだから。