男の料理。本日のレシピはカップめん。
イラストはカップめんに湯を注ぐ事に
失敗している紳士の図だ。
人生に失敗は付き物だ。
失敗こそが人生を向上させる。
カップからこぼれ落ちる湯。
心配はいらない。
君の涙と一緒に
そのうち乾くだろう。
ロマンチックな気分になったところで
調理にとりかかる。
中国四千年の歴史が詰まったやつだ。
カップめんは体に悪いようなイメージがあるが、
基準が厳しく、よほど大量に摂取しなければ
問題ない。
カップめんには様々な「かやく」や「液体スープ」が入っているが、
それらにはメーカーが意図した
「使い方の決まり」
というものが存在する。
例えばこの液体スープは
「お召し上がりの直前」に入れる必要がある。
なぜなら、先にいれてしまうと
麺がほぐれずにくっついて、うまく混ざらないからだ。
ルールを守る事
がイコール旨い麺を食す
ことと同義なのだ。
しかしここに困った事実がある。
それはマスコミが
決して明かさない真実なのだ。
技術的な話ではないのだが
液体スープの袋を取り出し
熱いフタの上にのせて温める
そしてフタを開放し
めんをほぐす。
そしてやっとの思いで
液体スープをどばどばっと
入れる事ができる。
このタイムラグが
いかんともしがたい。
つまり、
後から入れるのは面倒だ。
という壁が立ちはだかる。
ならば、先に入れるのみ。
いかにも
油がまとわりつきそう
な体裁をしている。
湯を注ぐと
予定どおり
麺がほぐれにくい。
食感に軽く違和感がある。
ラーメンが本来のポテンシャルを発揮出来ずにいる。
このため、
初心者は決して
マネをしてはならない。
とくに未成年は。
わたくしほどの料理に精通した者でも
このように道を踏み誤る事もあるのだ。
これを教訓に読者諸君が
より良い料理ライフを送ることをお祈り申し上げる。以上。



