ファントム・オブ・パラダイス | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

みなさま 音ゲーってご存じ?

 

 

まぁ書いて字のごとく

音のゲームなんすけどね。

 

 

ムスメが鬼ハマりしてるのが

『プロセカ』(プロジェクト セカイ カラフルステージ)

なる音ゲー。

 

 

 

 

こんな感じのゲームです。

もはや正気の沙汰じゃないよね。

 

 

指の動きがヤバすぎだもんね。

 

 

 

ピアノ弾いてるみたいになってて

指ばっかり観ちゃう。

 

 

プロセカのキャラで

『メイコ』ちゃんてコがいるんで

私もやってみたんですけど…

 

 

 

指つった!!

 

 

 

 

指つってる私の横でスーンと

ピアノ弾いてるっぽく指動かすムスメ。

この薄汚ぇシンデレラがっっ!!

 

 

 

 

 

もぉ、これは

一種の才能だなぁ

って

 

あきれながらも

感心してる次第でございます。

 

 

 

そんなわけで

本日は

 

 

才能ある男の悲劇

 

「ファントム・オブ・パラダイス」

始めましょーかね。そろそろ。

 

 

 

あらすじは

 

デパルマ流「オペラ座の怪人」ロックVer.

な、お話し。

 

 

 

 

主人公の

ウィンスロー(ウィリアム・フィンレイ)は

作曲家を夢見る青年でした。

 

 

 

見た目はちょっと

ジョン・レノンを牛乳で薄めたよーな

地味で冴えないアレな感じのコですが…

 

実は

天才的な作曲センスの持ち主。

 

 

 

今も

 

え、大河ドラマ?!

ってほど

超大作のカンタータを作曲してるナウ。

 

 

 

 ウィンスローの才能を見抜いた

レコード会社 社長の

スワン(ポール・ウィリアムズ)は

 

 

デビューさしたる

甘い言葉で騙して

カンタータの楽譜を奪い取ります。

 

 

 

 

後で連絡する!

と、言われるも全くナシのつぶて。

 

 

 

あれ?連絡先教えなかったっけ?

スワンから全然連絡来ないんですけどー!

っと

 

焦れたウィンスローは

 

スワンの会社・デスレコード社へ

しゃもじ持って突撃してみることにします。

 

 

 

んがっ!

 

 

 

受付で訪いを告げスワンへ会おうとするも

ウィンスロー=面会謝絶!

 

ってゆー

キツイお達しが届けられており

 

スワンに会う前に警備員に

つまみ出されマス。

 

 

 

 

あきらめきれないウィンスローは

 

デスレコード社主催の

オーディション会場へ潜入。

 

 

そこで

運命の出会いが待っていました。

 

 

 

歌手志望の女のコ

フェニックス(ジェシカ・ハーバー)との

出会いです。

 

 

 

顔面が超絶タイプだったのと

フェニックスの歌声に

一発で惚れたウィンスロー。

 

 

しかもフェニックスが持っていた楽譜は

自分が作曲したやつ。

 

 

 

しかぁーし

 

 

「ココは女子だけ!男子禁制!!」

スタッフゥーに門前払いくらいマス。

 

 

 

 

まだまだ

あきらめきれないウィンスローは

 

 

 

女装してオーディション会場へ潜入。

 

 

顔は地味だが

根性ハンパねーっす!

 

 

 

 

そこへ

 

オーディション会場へ現れるスワン。

(。´・ω・)ん? ムッ…シュ…?かまやつ?!

 

 

 

 

ほぼムッシュじゃん。てかムッシュじゃん。

下駄を鳴らして奴が来るじゃん。

 

 

 

貼っときますね。ムッシュ。

吸ってみたいよね。ゴロワーズ。

 

 

 

 

 

出オチ感ぷんぷんなスワンに

私が爆笑してる間に

 

 

 

 

 

ウィンスローの女装は女装で…

クオリティー低っ!!!

 

 

 

え、ブッス!!何コレ?マジで。

 

 

 

 

ノブと同じくらいのクオリティーよ?

ただの納涼ブスじゃん。

 

 

 

ムッシュも

「こいつブスだなー」って思ったのか

 

見たと同時に

「出てけ」つってスタッフゥー呼ぶから。

 

 

 

またもつまみ出されの刑。

「もぉ、二度と来んなよ」

 

 

ボッコボコにされた後

外へ放り出された納涼ブ…ウィンスローは

 

女装のまんまなので職質受けます。

「お前 さては変態だな」

 

 

納涼ブスのまま

外へ放り出されたので変態扱いされるわ

 

 

 

ムッシュに買収された警官に

麻薬仕込まれて逮捕されるわで

 

 

散々なウィンスロー。

 

 

 

 

そのままスピード裁判で

 

判決は…

 

 

 

有罪!!!!

無期懲役!!!!!

 

 

 

 

あっつー間に

刑務所へ送られたと思ったら

 

 

歯を全部抜かれて銀歯に代えられ

謎のラッパーのようになります。

 

 

 

そんな仕打ちを受けよーとも

不屈の精神の持ち主・ウィンスローは

 

 

エスパー伊藤なみに

体の柔軟さを駆使して箱に入って脱獄。

 

 

 

自分の大切なカンタータを

勝手にロック調にアレンジして

 

売り出してるムッシュに

ムカついてるウィンスロー。

 

 

 

あいつだきゃぁ許すまじ!

っと

 

 

うらみ念法をかけるべく

ムッシュのレコード社へ向かいますが…

 

 

残念ながら不在。( `皿´)チッ!!

 

 

レコードの原盤を

破壊しよう!そうしよう!

っと

 

 

プレス機に突っ込んでいくけど

うっかり八兵衛だから

 

 

すっ転んでプレス機に顔挟むってゆー

ドジっ子っぷりを発揮!何やってんの!

 

 

顔と声を潰して

ふた目とみられない姿になってしまいます。

 

 

そんな中

 

 

ムッシュが設立した劇場「パラダイス」が

完成します。

 

 

こけら落とし公演では

ウィンスローから奪った

 

カンタータ「ファウスト」ロックVer

を演るつもりのムッシュ。

 

 

 

こけら落としをハチャメチャにしたる!

っと目論み

劇場に忍び込むウィンスロー。

 

 

 

お顔が半分つぶれちゃってるんで

劇場のお衣装を盗むんだけど…

 

 

 

選んだお衣装がコチラ。

 

 

 

 

はい。ドォーン!

ガッチャマン!!!

 

 

 

 

 

数多のお衣装の中から

コレを選ぶとか…

 

 

 

 

 

 

ナイスセンスじゃん

∑d(゚∀゚d)イカス!!

 

 

 

ガッチャマン好きとしては

ちょっとカッコいいなーと思いました。

はっきりゆって。

 

 

 

 

私がお衣装に眼をうばわれてる間に

 

 

リハーサル会場を爆破して

阿鼻叫喚地獄にするウィンスロー。

 

 

 

リハーサルは中止となり

その日はお開き。

 

 

劇場ん中のプロデューサー部屋へ

行こうとするムッシュを

襲うウィンスロー。

 

 

 

それを見越していたかのよーなムッシュ。

一緒にバンドやろうぜ!

みたいな感じで誘ってきます。

 

 

ムッシュのせいで

ふた目とみられない姿になったのだもの。

 

一緒に組むもんか!バカか!!

っと思ったら…

 

 

 

 

組んじゃうの。ウィンスロー。

契約結んじゃうの。

 

 

なんでよ!!

 

 

 

 

なんでガッチャマンお衣装を

着るハメになったか

 

もう一度考えてみ?

誰のせい?ムッシュだよね?

 

 

 

なんでそんな奴と契約しちゃうの?

ヨシコ顔で思わずツッコんだよね。

画面に。

 

 

 

それもこれも

 

ひと目で恋に落ちちゃった

フェニックスへ自作の曲を捧げるため。

 

 

愛のためだったのです!

 

 

 

アイフルの女将さんに

「そこに愛はあるんか?」聞かれたって

愛しかないんです!!(`・ω・´)キリッ

 

 

 

 

 

まだ未完成の「ファウスト」を

完成さすため

劇場にこもって作曲。

 

 

その間に

ムッシュは歌い手さん募集。

 

 

 

ウィンスローが

オーデションを見学してたら…

 

愛しのフェニックスを発見。

 

 

 

フェニックスの歌唱力をどぉーぞ!

 

 

 

すっごいカメラ目線なるのなんなの?!

ソデに1回はけるのなんなの?!

 

 

 

倍賞千恵子タン似の

甘いお顔とはうらはらに

 

割と低めで硬派な歌声と

謎のダンスに心つかまれる会場の人々。

 

 

僕の曲を歌わせるのは

やはり彼女しかいない!!

 

って

なるウィンスロー。

 

 

ムッシュに彼女が歌うのでなきゃ

「ファウスト」は作らない!

っと伝えマス。

 

 

 

「オッケ!オッケ!了解でぇーす☆」

やけに軽く了承するから嫌な予感しかしない。

 

 

 

案の定

私の嫌な予感通り…

 

 

 

フェニックスではなく

怪しげなヴォーカリスト(オネエ系)を採用。

 

 

 

 

その名もビーフ。ババァン!!!

またなんかクセがすごいのキタよー!

 

 

 

そうとは知らず

 

「ファウスト」を完成さすべく

心血注いで作曲に励むウィンスロー。

 

 

 

あ、ちなみに

 

 

フェニックスはコーラス隊として

こけら落とし公演に参加するぉ。

 

 

眠る時間も

ご飯食べる時間も削って

 

やっと、やっと完成。

乙ダォ!∑d(゚д゚*)

 

 

 

ちょっとウトウトしてる間に

サクッと楽譜奪うムッシュ。ワル!

 

 

 

ハッ!!!と目が覚めると

楽譜が消えてるんで

 

 

あんの野郎!また騙しやがった!

っと

やっと気がつくウィンスロー。

 

 

 

 

だから!ゆったじゃん!!

 

 

追いかけようと扉を開けると…

 

 

 

入口は煉瓦でふさがれてる!ワル!

閉じ込められてしまいました。

 

 

 

 

怒りのあまり

獣のような咆哮をカマし

 

 

壁をぶち破って部屋から脱出。

ほわちゃぁぁぁぁ!!!!!

 

 

 

劇場のどこからか

「ファウスト」を歌う声が…。

 

 

 

それは

 

 

シャワーを浴びながら

イイ声でビーフが歌っていたのでした。

 

 

 

もぉね。

ここは完全に「サイコ」へのオマージュ。

 

 

 

 

 

デパルマ。 あんたも好きねぇ。

ヒッチコック大好きっ子倶楽部の会員さん。

 

 

 

 

 

イイ気持で歌っていたら

突然

 

 

トイレのスッポンをお顔へドン!!

「その歌をフェニックス以外が歌ったら殺す!」

 

 

 

 

警告されて

劇場から出て行こうとするも

 

 

スタッフゥーに

「は?バカ?お客入ってるから早く!」

っと怒られ

 

結局、ライブ始まって

歌うハメになるビーフなのでした。

 

 

 

 

そのライブがちょっとイイ感じなんで

 

貼っときますね。

奇抜な演出とビーフの野太い歌声に

熱狂するオーディエンス。

 

 

 

会場が最高潮に盛り上がった刹那―

 

 

 

 

ウィンスローがペイっ!と放った

電撃にうたれ

 

 

感電死するビーフ!!

バビィーーンと電気貫通しちゃうから。

 

 

ビーフの死すらも

ステージ上の演出だと捉えたオーディエンス。

 

会場はさらに熱を帯びてゆきます。

 

 

炎上寸前の会場の熱気を

鎮めたのが

 

フェニックスの歌声でした。

念願のスポットライトを浴びて

満たされてゆく心。

 

 

 

憧れていた場所に立ち

観衆の前で歌えた余韻にひたっていると

 

 

楽屋を訪れるムッシュ。

甘い言葉をささやき屋敷へ招待します。

 

 

 

 

ムッシュの

狡猾さと鬼畜さを身をもって知っている

ウィンスローは

 

 

ちょ、バカバカ!やめとけ!

っと

フェニックスを必死で止めます。

 

 

んがっ

 

 

やっと、やっと、長年の夢が叶いそう

ってゆー大切な時なんで

 

 

 

聞く耳なんてもちゃしねぇフェニックス。

「は?何ゆってんの?バカなの?

消え失せろ!このキモヲタ野郎!!」

 

 

 

愛しい人にキレられるってゆー

憂き目にあいます。

 

 

うわー!好きな人にキレられるとか!!

切ないんですけどー!

 

 

 

どんなに罵られようと疎まれようと

やっぱり好きなので

 

 

 

心配のあまり

ムッシュ屋敷へ付いてゆき

 

 

 

窓から覗き…見守ります。

なんかベッドでイチャつく2人!!!

 

 

 

降り出した雨にうたれ

身体と心が芯まで冷やしながら

 

 

ただ、ただ、

好きな人が悪魔に身をゆだね

イジェクトされるのを見つめる生き地獄。

 

 

 

めくるめく鬱展開に

絶望しか感じないウィンスローは

 

 

 

自分の胸にナイフを突き立て

この世にセイグッバイすることを決意。

もう生きるの疲れたから逝きます。

 

 

しかーし

 

 

死なないウィンスロー。( ´・д・)エッ?!

ムッシュと交わした契約により

自殺すらできない身になっていたのです。

 

 

 

分厚い契約書の隅っこに

ちっちゃぁーく

『本契約はスワン(ムッシュ)と共に満了する』

と、書いてありました。

 

 

ウィンスローは知らずして

ムッシュの奴隷になっていたのです。

 

 

 

 

だから!安易に契約なんかすっから!!

 

 

 

ならば!

っとムッシュの心臓めがけて

ナイフを突き立てるも

 

 

ムッシュも死なない!( ´・д・)エッ?!

 

 

 

 

なぜなら

 

 

ムッシュも悪魔と契約してたから!

永遠の若さと引き換えにっ!!

 

 

 

え!?たいして若くなくない?

っと

 

観てる我々の中で

軽く納得いかねー旋風が吹き荒れる頃…

 

 

 

ムッシュに

自分の歌声をあげるってゆー

 

奴隷契約を交わすフェニックス。

ついでに結婚も!!バカ!

 

 

 

パラダイス劇場で

観客を招いてお式をあげることに。

 

 

 

そのお式の最中に

フェニックス暗殺計画をたてるムッシュ。

 

 

 

カメラの前で

狂気の殺人ショーを企画していたのです。

ゴルゴを雇うムッシュ。

 

 

 

 

悪魔と契約交わすだけあって

ホント鬼畜なムッシュ。

 

 

 

 

 

ムッシュが悪魔と契約してること

契約書代わりの

映像を燃やすとムッシュは人間に戻ること

フェニックス暗殺計画など

 

諸々の事情を知ったウィンスロー。

 

 

 

 

とりあえず

悪魔とムッシュの契約映像を

 

 

ファイヤー!!!します。

大仁田でちゃうよね。そりゃ。

 

 

 

お次はフェニックスを救うため

式場へと猛ダッシュ!!

 

 

 

フェニックスを狙うゴルゴ。

の、凶弾をそらしーの

 

 

 

ムッシュの正体をあばきーの

そいや!っとムッシュを退治しーの。

 

 

八面六臂の大活躍!

d(゚∀゚d)イイヨー!!!

 

 

 

 

人間に戻ったムッシュは

もれなく死亡。

 

 

ムッシュと共に生きていたウィンスローも

以前、刺した胸の傷が開いて

あの世へと旅立つことに。

 

 

 

 

自分の死をもってしてでも

愛する人を守りたかったのです。

 

 

もぉ、愛しかないっつの!

ウィンスローの献身的な愛に

涙が止まらないっつの!

 

 

 

 

自らの命と引き換えにしてでも

好きな人を守りたい!

 

 

ってゆー

 

 

ウィンスローの気持ちが

やっとフェニックスに通じるラスト。

愛しい人の腕の中で息を引気取る。

 

 

ウィンスロー!

最期にちょぴっと報われたね!

 

 

 

 

人がジャンジャカ死んでるのに

盛り上がる観客たち。

 

 

 

 

 

軽いトランス状態の会場は

 

 

沖縄の結婚式みたいなことになります。

みんなでカチャーシー踊っちゃうから!

唐船ドーイ歌っちゃうから!

 

 

 

ウィンスローの亡骸に

そっと寄り添うフェニックスと

2人を囲んで

カチャーシー踊りまくる ウチナーンチュたち

の画で

 

 

 

終わり!!!!

 

 

 

 

 

エンディングに流れる

『The Hell of it』もサイコーにイカスので

 

 

貼っときますね。

歌声はムッシュ演じるポールウィリアムズ。

 

 

 

歌詞がまたすんごいの。

 

 

以下、一部抜粋

 

♪ 何の取り柄もなく 人にも好かれないなら

   死んじまえ 悪いことは言わない

  生きたところで負け犬 

  死ねば音楽ぐらいは残る ♪

 

 

 

 

もの凄まじくない?!

 

死んじまおうかな。才能ないし。

って

気持ちにさせられるヨネ☆

 

 

 

 

 

ちょっとサントラ欲しくなるほど

劇中に流れる音楽が

どれも素晴らしく イイんです。

 

 

これみぃーんなムッシュが

劇中音楽担当したみたいですよ。

 

 

 

才能あるってすごいなぁ。

 

 

 

あたしも悪魔に魂売ってでもいいから

才能欲しいなぁ

 

てか

運も才能の内なんだなぁ

思うなどしたトコロで…

 

 

 

 

 

また次回!

アデュ―――(`・∀・´)ノ”―――!!