溺れ谷 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

 

ワタクシ

アメリカのオーディション番組

 

「アメリカンズ・ゴッドタレント」が

けっこー好きなんです。

 

 

 

スーザンボイルが発掘された

オーディション番組。

 

 

そこで

日本人のダンスパフォーマーが

審査員の度肝を抜いた動画を発見。

 

 

 

蛯名健一氏。

マトリックスが最高過ぎる!

 

 

 

カラダの動きを使って

こんなに大勢の人の心を

つかめるものなのですね。

 

 

感動しちゃいました。

アテクシ。

 

 

 

 

 

感動したといえば…

 

 

 

このドラマにも

ガッツリ心をつかまれちゃいました。

 

松本清張の「溺れ谷」。

 

 

 

 

そろそろ、イッてみましょーか。

浴衣姿が麗しゅう芽衣子タマ。

 

ハフン(*´∀`*)

 

 

 

 

あらすじは

 

砂糖業界と政界との

癒着に気がついたライターが

黒い渦に巻き込まれるお話し。

 

 

社会派サスペンス!

 

 

 

 

ちなみに、物語の時代設定は

昭和30年代後半。

 

 

 

日本の砂糖生産は

原糖を輸入してそれを精白するだけ。

 

‟クリーニング屋”

と呼ばれていたそうな。

 

 

輸入の原糖の単価は安くて

国内で高く売っていたので

 

めちゃんこ儲かる産業だったそうです。

 

 

 

 

その砂糖業界に

食い込もうと、目をつけたのが

 

主人公の大屋圭三(近藤正臣)。

三流経済紙のライターです。

小悪党なんです。正臣。

 

 

 

 

正臣のお仕事は

 

企業の商品を持ち上げまくって

誇大広告みたいな記事を書いてます。

 

 

まるでJAROに訴えられそーな記事で

『広告料』っつって

企業からお金をせびり取ってます。

 

 

ワルです。

 

 

 

 

小ワルな正臣の職場。

( ゚Д゚)!社長、日本刀ポンポンしてる!!

 

 

 

怪しげな雰囲気満載の職場。

 

 

 

 

社長が日本刀ポンポンしてる

事務所なんて…

 

 

文太兄ぃが就職してるとこしかないよ?

おぅ、ちっと小指出せや。

 

 

 

 

 

 

 

小ワルな正臣は

砂糖業界へコネをつけて

 

甘いお砂糖業界から

自分も甘い汁をいただくぜ!

 

と、野心満々に考えます。

 

 

 

甘い汁と一緒に

ポケモンもゲットだぜ~!

 

 

 

 

ポケモンマスターを目指すべく

行動を開始する正臣。

 

 

 

まずは

砂糖業界へコネをつけるため

 

砂糖会社の古川社長と

コンタクトを取ります。

 

 

 

業界人×女優の対談!

とゆー企画を立てて

 

 

社長と

女優の竜田香也子(浅茅陽子)を

対談させます。

 

 

 

古川社長×女優・浅茅。

社長、浅茅さんにメロリンキュー。

 

 

 

女優・浅茅も

ミュージカル女優として

活躍したい!!!

 

と、野心があるので

 

 

財力のある

パトロン募集ナウ!でした。

 

 

 

 

なので、正臣の

 

「社長をパトロンにしちゃいなYo!

ユーやっちゃいなYo!!」

ってゆー甘い言葉にノリます。

 

 

 

 

対談終了後

 

「なんかぁー、浅茅さんが

社長にメロメロしてるっすよー」

 

「2人っきりで会いたいらしいっすよー

自分、セッティングしますしー」

 

ってことを伝えに

砂糖会社へ向かう正臣。

 

 

 

 

その砂糖会社の入り口で

 

「あら!大屋さん」

同じライターの

藤岡真佐子(梶芽衣子)と遭遇。

 

 

 

芽衣子は

一匹女豹ライターとして

業界内でも“やり手”として通ってます。

 

 

 

「砂糖に目ぇつけた?儲かるしね、砂糖」

「私も一口乗せなさいよ」

グイグイくる芽衣子。やり手です。

 

 

 

「ちがうし!

砂糖に目ぇつけてないし!」

 

その場はなんとか誤魔化す

こすい正臣。

 

 

 

 

ケチンボだなー、正臣。

芽衣子もひと口乗せてやんなよー。

 

 

 

 

 

古川社長と

今週末、関西の温泉地で

浅茅と密会をセッティング☆

 

ってゆー約束を取り付け

ホクホク顔の正臣。

 

 

 

 

会社へ戻ろうとしてた矢先…

 

 

女豹に待ち伏せされます。

あー、これ獲物ロックオンのお顔だわー。

 

 

 

まさおみぃー

諦めて芽衣子サマに降伏しな?

 

 

絶対勝てやしないから。

野生の芽衣子には。

 

 

 

「ちょっと茶ぁつき合えや」

芽衣子パイセンに誘われ渋々お茶へ。

 

 

 

芽衣子サマとお茶だなんて…

 

 

正臣!!

うらやましいな、おいっ!

 

 

 

 

「古川にコネつけよーとしてんべ?」

早速、見破られる正臣。

 

 

 

「え?あ、ちょ…

何、言ってんのかわかんないっす」

慌ててトボける正臣。

 

 

 

 

「食品業界はあたしの縄張りって

知ってんのか?コラッ(ラ行巻き舌)」

美しくタバコをくゆらす芽衣子サマ。

 

 

 

眼球に根性焼きされる!

と、ビビった正臣は

 

 

 

「知ってますよーう!

縄張り荒らす気は毛頭ないっすよー!」

力いっぱいウソをつきます。

 

 

 

 

「ほう。その言葉、忘れんなよ?」

アルカイックスマイルの芽衣子サマ。

 

 

 

ほうほうの体でその場から

逃げ出す正臣。

 

 

 

 

あっぶなぁー!

 

芽衣子サマは野生の勘が

ハンパないからー!

 

気をつけないと

眼球えぐられるからー!!

 

 

 

 

 

週末、浅茅さんと有馬温泉へ

向かう正臣。

 

 

 

小ワルだから

 

古川に献上する前に

自ら浅茅をいただく算段です。

 

 

 

「古川社長は遅れるって」

と、ウソをつき

 

浅茅を焦らす正臣。

姑息だなー。

 

 

 

 

そろそろ宿に戻って

ご飯と浅茅をいただこーとした矢先…

 

 

「おいっす!2、3日ぶり!!」

有馬温泉にひょっこり芽衣子サマ。

 

 

 

ビクゥッ∑(OωO )!!!!!!

行動がいちいちバレとる…。

 

 

 

 

「お、お久しぶりっす…

パイセン、なんで関西にいるっすか?」

動揺が隠し切れない正臣。

 

 

 

 

「農林大臣の是枝が関西に来てんよ。

是枝と古川が会うらしんよ」

「おめぇもそれで来てんだべ?」

 

 

神通力をお持ちの芽衣子サマ。

ハワワ∑(゚Д゚;) 

 

 

 

 

「いやっ、自分はただの

接待旅行です!さようなら!!」

 

 

急いで芽衣子の前から

姿を消します。

 

 

 

 

 

今は獲物を泳がせとこ。

みたいな雰囲気の芽衣子サマ。

 

 

あー、コレ

後でがっつり食われるなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!突然ですが…

 

ここでベルのひと口メモ☆

 

 

 

昭和30年代の頃は

 

砂糖がまだ貿易自由化されて

おりませんでした。

 

 

 

 

当時は

外貨不足だったために

 

輸入代金の外貨は

政府が割り当てを決めていたそうな。

 

 

 

 

砂糖も

農林水産省の大臣が各業者ごとに

割当額を決めていたらしいです。

 

 

 

 

ってことは…

 

 

 

外貨を

たくさん割り当ててもらった業者が

儲かることになります。

 

 

 

 

 

必然的に

こーゆー図式が成り立つことに。

砂糖業界と政界のイメージ図。

 

 

 

 

是枝大臣と古川社長は

昔から大の仲良し。

 

 

もちろんウィンウィン条約を

結んでおる2人。

 

 

古川は是枝からの

引き立てを受けてほかの業者より

がっぽり稼いでおります。

 

 

 

 

だから古川に目をつけた

正臣なんですが

 

 

その正臣に目をつけた

芽衣子サマです。

 

 

 

 

人々の欲望が渦巻いとる!

 

 

 

さすが清張センセー。

人間のダークサイドを

描かせたらピカイチだわー!

 

 

だてに唇ぶ厚くないわー!

(関係ない)

 

 

 

周りの人みんな敵じゃね?

な、疑心暗鬼におちいるわー。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

押っ取り刀で宿へ戻り

浅茅に甘い言葉をかける正臣。

 

 

 

「俺と組んだら得しかないんだゾ☆」

浅茅の頭の中でスパコンが計算中。

 

 

 

正臣にヒモつけられて

得か損か。

 

 

 

 

 

カシャカシャカシャカシャ…

 

 

 

 

 

 

チーーーン☆

『得』だと判断したよーです。

 

 

 

一晩、共に過ごし

 

 

有馬温泉から

古川の待つ六甲山ホテルへと向かわせます。

「東京帰ったら連絡するね☆」

 

調子いーこと言って

浅茅を見送る正臣。

 

 

 

 

タクシーを「バッハハァーイ!」

と、見送ったら…

 

 

 

 

 

うわぁΣ(゜д゜;)))!!!!

ひょっこり芽衣子再び!!!

 

 

 

芽衣子サマは

全てお見通しなので

 

 

「浅茅とヤッたべ?昨日」

ズバリ言うわよ。

 

 

 

「まぁまぁ、そんなことより…

お昼行きましょ!自分おごりますし」

 

話題を変えよーと

必死な正臣。

 

 

 

「じゃあ、六甲山ホテルのジンギスカン」

あ、芽衣子のバックかわいい。

 

 

 

 

六甲山ホテルには

古川と浅茅が会っているので

 

「まじぃ!」と焦る正臣。

アタフタヽ(´゚д゚`;≡;´゚д゚`)ノアタフタ

 

 

 

 

 

「京都にいーいとこありますんで」

六甲山ホテルから芽衣子を

引き離そーと必死です。

 

 

 

 

 

 

なんとか芽衣子を京都へ

連れて行き…

 

 

 

 

 

 

おこたにあたる2人。∑(゚Д゚;) えっ?!

お食事処に行くハズなのでは…?

なにゆえ、おこた?

 

 

 

悶々とするワタシに

お構いなしで喋りまくる正臣。

 

 

 

あろーことか、調子こいて芽衣子に

「お風呂一緒に入ろ☆」って。

 

 

ちょ!おまっ!!

 

 

 

 

「ふふふ」と笑顔の芽衣子サマ。

この後、笑いながら灰皿でめった打ちでそ?

正臣を血祭りにあげるんでそ?

 

 

 

 

 

「アンタッチャブル」のデニーロみたく

笑顔でバットフルスイング!!

みたいなことになるんでそ?

 

 

 

 

惨劇シーンを

ワクテカで待ってたんですが

 

 

 

 

フッツーにお風呂に入る芽衣子。

あ、湯船に沈めるのかな?

 

 

 

 

 

二枚目☆正臣のハズが

 

だんだん山ちゃんに見えてくるワタシ。

今年の年末は正臣出てくるかな?

 

 

 

 

 

芽衣子も

「山ちゃんに似てんな」と思ったのか

 

 

ちょっと笑っちゃいます。

「今日お泊りコース決定ね☆」

 

 

 

芽衣子が吹いたので

さらに調子に乗る山ちゃ…正臣。

 

 

 

 

まさおみぃーーーー!

アウトォーーーーー!!!!!

 

 

 

一度心の中で

正臣をビンタするワタシ。

 

 

 

 

お風呂からあがって

部屋呑みしよーとしてる正臣に

 

芽衣子が提案。

 

 

 

「どぉーせ呑むんならさ

どっか他所で呑まない?」

「紹介したい人がいるのよ」

 

 

 

お風呂入っちゃったから

湯冷めしたくないしぃー。

 

芽衣子とお部屋で

イチャイチャしたいしぃー。

 

と、渋る正臣でしたが

 

 

「砂糖業界の裏の裏まで

すっごい知ってる人だから」

 

「あなたのためになるわよ」

 

 

そう言われ

仕方なしに会うことにします。

 

 

 

 

 

相手の人にアポ電する芽衣子。

 

「あ、もしもし?あたし」

芽衣子にちょっかい出す正臣。

 

 

 

どうやら先方は

ホテルニューオータニ…ではなく

 

都ホテルに泊まってる模様。

領収書はコクヨで手書きかな?

 

 

 

 

「今から伺ってもよろしいかしら?」

耳たぶをグニーって引っ張るんじゃない!

 

大人しく座ってろ!

 

 

 

 

「連れがあるのよ」

耳に息をフーフーするんじゃない!

 

 

大人しく座ってろっての!!

 

 

 

 

「じゃあ、今から伺います」

耳を甘噛みするな!するな!!

 

 

大人しく座ってろっつーのにっ!

 

 

 

 

 

もぉー、めいこぉー!

1回、受話器で引っ叩いたらいーよ。

 

電話中にうるせぇ!っつって。

 

 

 

 

 

電話を切った芽衣子の浴衣に

スルリと手を突っ込み

 

「んもう!2人っきりがよかったぁ」

すねる正臣。 引っ叩かれろっ!

 

 

 

「だから今夜ここに帰ってくれば

いいじゃないの」

優しい声音で諭す芽衣子。

 

 

 

やさしい声音!Σ(・□・;)

 

レアメタルならぬ

レア芽衣子!!希少価値高し!

 

 

 

 

 

芽衣子の紹介した御仁は

 

 

鶴田甚三郎(佐藤慶)なるおじさん。

製菓会社の顧問を務める人だそーな。

 

砂糖のこと詳しそう。

佐藤なだけにね。

(あ、ぶたないで…)

 

 

 

 

佐藤さんは

アルコールジャンキーなので

 

生のウィスキーを麦茶のよーに

ゴクゴク飲み干しちゃう。

 

 

 

 

正臣が砂糖業界のことや

古川&是枝のことを聞こうとするも

 

 

 

 

「まぁまぁ、呑みねぃ、呑みねぃ」

グイグイ吞ます佐藤さん。

 

 

ウィスキーを生のまま

グイグイ呑んだら…食道が焼ける!

 

 

 

正臣、死ぬな。

きっと。

 

 

 

「ふるかわゎ…〇※×$△◆」

正臣あえなく死亡。(´゚ェ゚)チーン

 

 

 

「何でこんなの連れてきたんだよ」

芽衣子に問う佐藤さん。

 

 

 

「コイツ古川に食い込もうとしてんよ」

「竜田香也子を人身御供にしたんだよー」

「自分がヤッちゃった後でだよー」

 

 

なぁーんでも知ってる

エスパー芽衣子。

 

 

そろそろ

カバンの中に入れるんじゃ?!

 

 

 

 

「古川と是枝を

揺さぶるネタになるんじゃね?」

美しいお顔で企む芽衣子サマ。

ダークサイド!

 

 

 

芽衣子の企みを聞いた佐藤氏は

おもむろに立ち上がると

 

 

芽衣子を

隣の部屋へグイっと引っ張り

 

「おりゃっ!」とベッドへ寝っ転がします。

あ、ちょ!隣に正臣いますよ?

 

 

 

 

「なんで俺が古川と是枝を揺さぶるよ?」

佐藤氏の問いに

 

 

 

「誤魔化してもダァーメッ」

エロく返す芽衣子。

 

 

 

その声にやる気スイッチ入った

佐藤氏が芽衣子にのしかかります。

 

 

 

試合開始する芽衣子と佐藤氏。

あ、ちょ!だから!正臣、隣にイルヨ?

 

 

 

まさおみぃー!

隣で試合がおっぱじまってるよー!

 

 

 

気分がノッちゃったのか

 

芽衣子のお顔をベロベロする佐藤氏。

ギャァー!∑(ll゚Д゚ノ)ノ 妖怪あかなめ!

 

 

 

 

ちなみに

 

この子が

妖怪あかなめです。

お風呂場の垢をなめる妖怪。

 

 

別名:妖怪カビキラー。

 

いい奴!

うちにも来て欲しい!!

 

 

 

芽衣子と妖怪あかなめが

どんな試合展開を見せるのか?!

 

気になるトコロですが…

残念!お時間が来てしました。

 

 

 

果たして芽衣子は何者なのか。

敵なのか、味方なのか。

 

 

妖怪あかなめは何者なのか。

 

正臣の運命やいかに!

 

 

 

次回へ続くー!!!

 

 

 

 

 

難しいドラマで久々に脳みそ使ったから

疲れちゃった。あちし。

 

( ´Д`)=3 フゥ

 

 

 

砂糖なめながらこの動画観るとするか。

危険なテーブルクロス引き動画。

 

 

それでは、ごきげんよう☆

サラバジャ!!( ゚д゚ )b