御家人斬九郎 姉上 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

皆さまは

『6次の隔たり』という言葉を

ご存じでしょーか?

 

 

全ての人や物事は6ステップ以内で

繋がっている。

ってゆー仮説です。

 

 

友達の友達をたどると

世界中の人と間接的に

知り合いになれるそーな。

 

 

6次の隔たりの詳しいことはコチラ

 

 

 

その理論は俳優の世界にもあって

「ケビン・ベーコン数」って言葉があるそうな。

 

 

ケビン・ベーコンと共演した人を

“ベーコン数1”として

 

 

ベーコン数1の人と共演すると

ベーコン数2。

 

 

って感じで、たどっていくと

ほとんどの俳優がケビン・ベーコンに

たどり着くって寸法です。

 

 

すげぇな。ベーコン。

 

 

ベーコン数についてはコチラ

 

 

 

ちなみに今や世界の渡辺謙は

ベーコン数2。

 

 

そんなベーコン数2の

ケン・ワタナベ主演のドラマ

「御家人斬九郎」ですよー。

芽衣子ゲスト回だじょ。

 

 

 

ん?!

ちょっと、待って!

 

 

その理論でいくと…

芽衣子サマはベーコン数3!!

 

 

おいっ!

うらやましいな!ベーコン!!

芽衣子と繋がるなんて!

 

 

私がベーコンに軽く嫉妬したところで…

 

 

 

 

さらっとあらすじ。

 

松平さんちの弟とお姉ちゃんの

ケンカと仲直りのお話しです。

芽衣子お姉サマと弟のケンくん。

 

 

 

 

ある日、松平残九郎(渡辺謙)と

母・麻左女(岸田今日子)の元に

お手紙が届きます。

 

 

大奥へ勤める姉・いち(梶芽衣子)から

『今度、お宿下がりで実家に帰ります』

とのこと。

 

 

おいちサマが宿下がりするにあたって

親戚・近所の人たちに

お土産を配るそうな。

 

 

そのお金を用意しといてね!

って、お手紙に書いてあったけど…

 

 

ちょっ!え? マジでか?!

と、なる親子。

しかも50両もの大金!

 

 

 

なんてったって松平さんちは

お金が無いんですもの!

 

 

無役・三十俵三人扶ち

ってゆー

貧乏御家人のお家なのですもの―。

 

 

無役とは

お仕事がないってこと。

 

 

斬九郎どのニートです。

 

 

 

それじゃ暮らしが成り立たないので

“かたてわざ”という副業してます。

 

 

 

かたてわざとは…

 

 

幕府にも内密に

咎人(とがにん)の首をはねるお仕事。

 

 

なかなかステキな副業です。

 

 

 

 

その、かたてわざの報酬は

ほとんど

 

 

 

美食家のお母さまの食費に

あてられているそうな。

鼓の名手でグルメな母上。

 

 

 

 

「九郎、どーする?!」

「お金ないって姉上に言いましょう!」

おいちサマに恥をかかしちゃカワイソウ!

って、母上の親心で

 

 

先祖伝来のお皿を売ります。

 

 

 

お皿は焼物好きの味噌問屋の主人が

25両で買ってくれました。

 

 

 

その味噌問屋さんちのムスメも

大奥に行儀見習いとして

勤めてるそーな。

 

 

 

大奥は武家の子じゃないと

入れないので

 

味噌問屋さんちは

“武家の養女にしてもらう”

 

ってゆー高橋名人が使うよーな

裏技を使って

娘を大奥へ送り込んだ模様。

 

 

 

 

 

 

でも、まだ25両足りない…。

 

 

斬九郎がお家に戻ると

母上も25両だけ工面できた。

と、言います。

 

 

え?!どーやって??

おどろく斬九郎に

 

ちっちゃぁーい声で

「借りた」

と答える母上。

 

 

 

この25両…誰が返すの…?

まさか…?!

 

 

ちょいちょい!

と、お茶目な顔で斬九郎を指差す母上。

もう!母上ったら。

お茶目さんなんだからっ!!

 

 

 

 

 

ヤッパリネ…。ソウナルヨネ…。

泣き笑いの斬九郎です。

 

母上大笑い。

お茶目さんです。

 

 

 

かたてわざは突発的なお仕事だから

そうそう無いので…

 

 

 

別のバイトをする斬九郎。

 

 

昼間は薪割り。

みんな惚れ惚れするよーな薪の割り方。

咎人の首はねてるもんね!

 

 

 

 

 

夜は居酒屋でお運びさん。

九郎ちゃん、苦労するね☆(なんつって)

うるさいですね、はい。

 

 

 

 

 

そーこーしているうちに

 

 

姉上のご帰還。

あねうえ!

後姿もお美しいんですわ。

 

 

 

 

はいっ!

正面のお顔。

あーねぇーうーえぇーー!!

 

 

美しいです。

萌えます。

 

 

 

ちなみに姉上にとっては

7年ぶりの実家。

 

 

 

7年…ながっ!

 

 

 

姉上のお仕事は

大奥で御火之番です。

 

 

御火之番とは

昼夜問わず各局・女中のお部屋を

「火のよぉーじん!」

と、巡回するお仕事。

 

 

 

なので実家に戻っても

「火のよぉーじん」

をする姉上。

マジメなんです。

姉上。

 

 

 

 

「こんな夜更けにお菓子をいただくのは

いささか、はしたない様に存じます」

お叱りを受ける母上。

 

 

 

母上だいじょーぶ!

クロちゃんは…

 

 

 

お酒が入ったお猪口を

慌てて懐に入れちゃって

ビシャビシャだからー!

あーあーあーあー。

姉上もあきれ顔だよ。

 

 

 

 

 

久しぶりにおいちサマが

実家に来たってんで

 

 

 

九郎とおいちサマの幼なじみ

の、奥さんがご挨拶に来ます。

一緒に遊んでた幼なじみが

町方の与力に出世したんだってさ。

 

 

 

 

それを聞いた姉上は…

 

 

チラッと九郎に視線をなげて

幼なじみに比べて九郎は…

 

 

 

 

ニート…。

家族全員でションボリするの図。

 

 

 

かわゆいです。

松平さんち。

 

 

 

 

皆でションボリした後

おいちサマにまたもやお客様。

 

 

 

あ、そうだった!そうだった!

シレッと言う母上。

はっ? 聞いてねーし。

な、お顔のおいちサマです。

 

 

これはぁ~

 

母上…

後で説教部屋行きなんじゃ?!

 

 

 

 

客人は大店の主人。

おいちサマが大奥勤めと知って

自分ちの娘も大奥に奉公させて欲しい!

って、お願いに来たそうな。

 

 

大奥に勤めたらハクがついて

良い縁談が舞い込むからですって。

 

 

 

あー、ダメだ。こりゃ。

絶対、母上怒られるやつや。

 

 

 

案の定、叱られる母上。

「まぁまぁ」と間を取り持とうとした九郎も

一緒に叱られます。

 

 

「大奥は行儀見習いの場ではないっ!!!」

ピシャリッ!!

九郎…完っ全にもらい事故です。

親子でションボリ。

 

 

怒ってるお姿も美しい姉上です。

 

 

 

 

散々2人を叱った後

 

 

「下々の遊芸…

例えば踊りとか三味線が観たい」

と、のたまう おいちサマ。

りょーかいでっす!

と、良い返事をする九郎に

 

 

「頼む」

上からおいちサマ。

 

美しいです。

萌えます。

 

 

 

おいちサマが去った後

 

 

はぁ~~~~~~~~。

一息つく親子。

母上!

気ぃ抜きすぎっ!

 

 

 

 

九郎は馴染みの船宿の女将に

三味線をお願いして

 

仲良しの辰巳芸者・蔦吉(若村真由美)に

踊りをお願いします。

蔦吉姉さんの踊り

美しいです。

 

 

 

 

蔦吉に「わりーね!」

っつってバイトに行く九郎。

稼がにゃならんとです。

はよう25両返さにゃ~。

 

 

 

 

そんな九郎の姿を…

 

 

 

 

 

 

 

はっ!!!

姉上がっ!ガッツリ見てた!!!

姉上!

女豹顔出ちゃってる!!

 

 

美しいです。

萌えます。

 

 

 

 

蔦吉と女将が着替えたりしてる間

 

 

窓の外から子供の声や

人々の生活音が聞こえてきます。

それに気がつく姉上。

 

 

 

 

子供の頃などを思い出して

しばしノスタルジックに浸る姉上。

はいっ!

世界一美しい横顔いただきましたっ!

 

 

 

ノスタルジアを感じてる横顔も

美しいんだじょ。

 

 

 

おいちサマが

ノスタルジアを感じている間に

 

 

着替え終えて部屋に来る

女将と蔦吉姉さん。

 

 

 

ここは賑やかでいーよねー。

人の息づかいが感じられるもんねー。

大奥は静か過ぎちゃってねー。

生きてる気がしないんだよねー。

寂しそうに微笑むおいちサマ。

 

 

寂しそうな表情に

なんかちょっと胸がギュっとなっちゃって

ウルウルしてもーた(ノ△;)

 

 

私がウルウルしている間に

大変な出来事がっ!!!!!

 

 

 

 

お皿を25両で買ってくれた

味噌問屋さんちの娘が

 

縫い針を1本失くしちゃった!

っつって大奥をクビになります。

 

 

針1本でクビ?!

 

ほぼ毎日失くしものをしてる私は

どーなっちゃうの?!

 

 

 

 

それ絶対

小さいおじさんの仕業だからー。

そのうち出てくるから―!

 

 

 

でも小さいおじさんの仕業って

知らない養女先の当主様は

 

 

大奥クビになるなんて

マジ、うちの恥だからっ!!!

めっちゃイキリ立っちゃってます。

 

 

手討ちにすっからっ!!

と、激おこでお部屋を出て行っちゃう。

 

 

 

 

たまたま味噌屋さんちに来た

蔦吉姉さんが大事を知ります。

どうちよう…!

蔦吉姉さんに泣きつく味噌問屋主人。

 

 

 

 

 

姉サマに話しつけてくんない?

っつって九郎に頼む蔦吉姉さん。

姉上にかー。マジでかー。

怖いんだよなー、姉上。

 

ネコかわゆい。

 

 

 

小さいおじさんのせいで

うら若い娘っこが

手討ちにされちゃかわいそう!

ってんで

 

 

姉上は怖いけど…

 

味噌親子をおいちサマに会わせる九郎。

おいちサマのお口添えで

何卒、当主様のお怒りをお静めくだされ!

 

頼む親子に

 

 

 

 

 

 

キッパリ!

お断りする姉上。

 

 

 

たとえ針1本でも大事なのです。

と、大奥の理を説くおいちサマ。

 

 

 

 

針1本を探す侍女たち。

わぁーー!!!

 

 

小さいおじさんのせいで

大事になっとるよぉーーー!!!

 

 

 

 

それにしても

矢羽柄の侍女を見るとアレだね

バカ殿思い出しちゃうね。

 

 

 

 

由紀さおりやぁーーーー!!!

由紀さおりはおらんかぁーーー!!!!

 

 

 

 

バカ殿の由紀さおりの

年齢詐称コント貼っておきますね。なんとなく。

私のフェイバリットコント。

 

 

 

由紀さおりが年齢詐称してる間に

 

 

 

 

松平さんちでは

姉弟喧嘩が勃発ナウ。

母上は、え?!なにごとじゃ??

オロオロしちゃう。

 

 

 

 

姉上…変わったわ。

昔はそんなじゃなかったじゃん。

もっと優しくて情にあふれてたじゃん。

 

 

 

 

そんな九郎に対して

 

 

 

お門違いじゃ!!!

私は道理を通したっっ!!!

ブチ切れおいちサマ。

 

 

 

あ、ブチ切れても

美しいんですね。

 

 

 

 

昔の姉上だったら

針1本で殺される娘を想って

一緒に泣いたり怒ったりしたし!

 

 

今の姉上は情けを忘れた木偶人形だしっ!!

 

 

 

 

デクって!

ちょ!おまっ!!言い過ぎだぞ!

 

母上、さすがに九郎を止める。

そんな母上の制止を振り切って

 

 

 

 

 

火の用心!お説ごもっとも!!

でも、息が詰まるんだなっ!!!!

九郎や、近いよ。

 

 

 

 

 

姉上のバカっ!!

もぉ、知らないっっ!!!

捨て台詞を吐いて、家を飛び出す九郎。

 

 

 

 

姉上も母上も…ションボリ。

木偶って言われた…。

デクって…。

 

おいちサマ、ショォーーック!!!

 

 

 

あ、ショックうけてても

美しいんですね。

 

 

 

 

 

九郎とケンカしちゃって

もぉー、ホントどぉーしよぉー。

 

 

途方に暮れるおいちサマ。

どぉわぁぁぁぁ!!!

超絶かわゆいんですけどっ!

 

 

なんすか?!

その乙女な仕草はっ。

 

 

悶絶死させる気ですかっ!!

 

 

私が悶死する寸前で

 

 

 

姉上は自分のお家って

本当は貧乏なんだぁ。

って気がつきます。

だってさ、米びつ開けたら…

 

 

 

全っ然お米ないんだもん!

母上と九郎に

大変な思いをさせちゃったな。

 

2人とも私には

そんな素振りを全然見せなかったな。

 

 

 

人の情に触れて

昔の自分を取り戻す姉上。

 

 

この世は道理だけで

成り立ってるわけじゃないもんね。

 

 

 

おいちサマが

自分を取り戻した矢先に

 

 

 

味噌問屋・ムスメの手討ちが

決行されよーとしておりました。

泣き崩れる味噌父。

 

うぅ…(;□;)

大奥になんかやるんじゃなかった…。

 

 

そこへ九郎登場。

 

 

誰じゃー!おまえー!!

当主、仁王立ち。

 

騒ぐ当主をムシして

 

 

 

むすめぇ、息を止めろ。

九郎どの、殺っちゃうの?!

 

 

 

ズバシュッッッ!!!!!

味噌ムスメの髪をバッサリ切る九郎。

 

 

 

「髪は女の命ゆえ…

今日をもって娘は死んだ…」

 

 

 

 

 

九郎どのぉーーー!!

男前ですぞぉーー!!!

キュンキュンするぞな、もしぃーー!

 

 

 

九郎に恩義を感じた味噌父は

松平さんちにお礼参り。

ムスメを助けていただいて…

あ、殺していただいて…

あ、殺されましたが…

なんとか生き延びまして…

 

 

母上、なんのこっちゃわからず。

 

そらそーだ。

 

 

 

兎に角!

斬九郎どのへお礼です!

 

 

そう言ってお味噌と

金子を置いて行く味噌父。

 

 

 

 

 

味噌父にもらった金子を

おいちサマに渡そうとする母上。

大奥に戻る時に同僚の人に

お土産買って行きな。

っつって。

 

 

親ゴコロ(;□;)

 

 

 

私はもう見栄をはるのは止めました。

 

そう言ってスッキリしたお顔の

おいちサマ。

 

 

 

 

 

九郎はまだ家出ナウ。

 

家出先は定宿の船宿です。

 

 

その船宿へ姉上が!

 

 

蔦吉姉さんに

この前の踊りのお礼と

お別れの挨拶に来た模様。

もぉ大奥に帰っちゃうって。

 

 

 

 

 

私は九郎に嫌われました…。

情けを忘れた木偶人形だと言われました…。

もっともだと思いました…。

 

 

寂しそうに語るおいちサマ。

 

 

ちょっとぉー!おいちサマー!!

そんな寂しいことゆわないでー!

 

えーーん(T□T)

私、号泣。

 

 

 

 

「蔦吉どの、九郎をよしなに」

蔦吉に九郎をお願いする姉上。

その様子を階段の上で聞いてる九郎。

 

 

 

 

あねうえ…。

九郎も泣いちゃってる(T□T)

早く、姉上と仲直りしなよっ!

 

 

 

 

蔦吉にも

「いいんですか?本当にいいんですか?!」

いいわきゃないっ!

姉上大好きっ子クロちゃんなんだからっ!

 

 

 

 

 

あねうえぇぇぇーー!!!!

走る九郎。

あ、ちょっと怖い。

 

 

 

 

 

 

帰りの籠の中でヘコむおいちサマ。

九郎と仲直りできなかったな…

あ、ヘコんでても美しんですね。

 

 

 

そこへ遠くから

あねうえぇぇぇぇーーー!!!

って叫び声が聞こえて

 

 

 

 

くろう!!

嬉しそうなおいちサマ。

あ、嬉しそうなお顔も美しいんですね。

 

 

 

 

ホントごめんね…。

お互い謝って、無事仲直り。

あーよかった!

 

「これからは笑おうと思います」

情を思い出した姉上。

 

 

 

「九郎、母上をよろしゅう」

「あい」

また泣いちゃう九郎。

私もまた泣いちゃう(ノ△;)

 

 

 

 

大奥で御火之番の職務遂行中

お庭で綺麗なお花発見!

 

 

 

 

お花を見てフッと優しく微笑む姉上。

あ、微笑むお姿も美しいんですね。

 

 

 

 

その後、夜空を見上げる姉上。

やだ!

空を見上げても美しいんだじょ。

 

 

 

同じタイミングで…。

 

 

夜空を見上げてる弟。

シンクロってますな。

仲良し姉弟。

 

 

 

「火の用心か」

っつって嬉しそうにお酒を呑む弟。

九郎のシスコンが判明したところで

ホッコリと終わり!

 

 

それにしても

友達の友達をたどったら

私も芽衣子サマにたどり着くのかしら?

 

 

あ!たどる友達いないや…。

 

泣いてなんかないんだからっ!!