スティーブン・キング祭りです。
『キャリー』に引き続き、イットのリメイク版。
『ＩＴ/イット“それ”が見えたら、終わり。』
むかぁーし、子供の頃に観た記憶があります。
まだＶＨＳだった頃です。
ＶＨＳ2本組だったような…。
とりあえず
ペニーワイズが恐ろしかった。
主人公・ビルの
弟ジョージを誘うシーンが忘れられない。
排水溝から「はぁーい！ジョージ♪」
と、陽気に話しかけてるけど
そもそも、あんた何でそんな狭いとこいんのよ！
と、突っ込みたくなります。
怪しすぎるわっ！！！！
とりあえず、さらりとあらすじです。
１９８８年
メイン州デリーで子供の行方不明事件が
頻繁に起きます。
そんな中
雨の日にビルの弟・ジョージも行方不明に。
夏休み
ビル、リッチー、スタンリー、エディ
そして不良グループから逃げてきたベン。
薬局にて出会ったベバリー。
不良グループに
暴行を受けているところを助けたマイク。
この７人で行方不明事件の謎に迫る。
ちなみにこの７人は
ルーザーズクラブ（負け犬組）
と呼ばれております。
ルーザーズクラブの子たちは
スクールカーストの下層部の子たち。
ルーザーズクラブの皆さん。
紅一点の
ベバリーがすごくイイ感じ。
少女と女の狭間とゆーか、
危ういエロさが出てます。
なんだろう…思春期特有のもろさ？
そして
ちょっと陰があるんですわ、ベバリーちゃん。
キラッキラのアイドル路線ではない美しさ。
中森明菜系女子です。
このベバリーちゃんは実の父親から
性的虐待を受けてます。
キングの作品に出てくる子供は
だいたい
親との関係があまりうまくいってない子が多い。
スタンド・バイ・ミーもそうだったし
キャリーもそうだったし。
ホラー界の野島伸司です。
昔のイットよりも青春色が強く出ていて
キュンとなります。
ホラー要素なければ淡い青春映画。
スタンド・バイ・ミーのような
切なさとワクワクを味わえる。
グーニーズっぽくもあるし。
グーニーズで主人公のマイキーが
喘息の薬をスーハ―するシーンが
ちょいちょいあったけど
あの吸入器に憧れた人は多いはず。
腕の三角巾や松葉杖に抱く憧れと同じもんです。
今回のイットでも
喘息用の吸入器を使ってる子がいて
やっぱり、ちょっと憧れました。
大人なのに…。
ホラー要素さえなければっ！
少年少女のひと夏の冒険映画
って感じでキラキラしてるのに。
まぁ
ホラー映画だから仕方ないんだけど。
ってか、今回は前回と比べて
ペニーワイズがめちゃんこ怖くなってます。
顔が怖い…。
前回のペニーワイズ
これはコレでコエーわ…。
今回のペニーワイズ
邪悪さが増し増しです。
ついでにペニーワイズのモデルと言われている
ジョン・ウィエイン・ゲイシー。
この人は何人もの少年を拷問して殺して
地下に埋めたらしい…。
だからなのか
ペニーワイズは
地下下水道に生息してます。
下水道にはペニーワイズか
脱獄した松島ナミしかいませんよっ！
けものフレンズのさそり女史。
この子供編は第一章みたいなので
次章の大人編もすっごく楽しみ。
最後のペニーワイズの姿が
どんな感じなのか
めちゃくちゃ気になります。
それと
子供たちの三角関係の行方も！！！
中森明菜系女子・ベバリーは
とうぜん男子の間で憧れの的なんだけど
主人公っぽい吃音男子・ビルが
最有力株です。
なんせラストに2人はキスしちゃうし。
ベバリーはめっちゃビルを気にしてるし。
ビルもベバリーをめちゃ気にしてるし。
その２人の仲に入れるのか？！
情熱的なぽっちゃり系男子・ベン。
この子がけっこー積極的。
動けるデブです。
ベバリーに
一目ぼれしちゃって素敵な詩を送ったり
ペニーワイズに襲われて
放心状態のベバリーに
キスをして正気に戻したり。
あたしは
ぽっちゃり達の期待の星☆
の、ベンに
どうにか頑張ってほしい！！！！
ベバリー！
男は見た目じゃないぞよ！！！
もはや、ホラー映画としてよりも
青春映画として楽しんでます。
アオハルでっす！
ペニーワイズを倒すことよりも
３人の恋の行方が気になる！！！！