あゝ ひめゆりの塔 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

8月はやっぱり終戦の月。

 

 

なので、本日は

『あゝひめゆりの塔』の感想です。

 

 

 

つい先日、映画館で観てきたやつ。

小学3年生の娘に戦争のことを知ってほしい!

のと

 

 

『太田雅子』時代の

梶芽衣子を大きいスクリーンで

観てみたい!!!

 

ってゆー、あちくしの欲望を満たすために

車をぶっ飛ばして1時間以上かかる

映画館へ行ってまいりました。

 

 

 

 

太平洋戦争末期に、

沖縄本島で臨時看護婦部隊として従軍し

壮絶な玉砕を遂げた、沖縄師範学校の女子生徒たち。

通称『ひめゆり部隊』の悲劇的な最期を描いた映画です。

 

 

 

冒頭は

 

沖縄師範学校女子部の

運動会から始まります。

 

 

 

乙女だらけの運動会。

 

 

 

 

沖縄師範学校男子部の生徒たちは

その運動会に入りたくて仕方ない。

 

 

 

そら、そーだ。

乙女だらけですもの。

 

 

 

 

健康な男子ならねっ!

うんあ。

 

行ってみたいさ。

ワカルヨー。

 

 

しかも乙女たち

全員

ブルマ姿ですものね。

 

 

でも招待状がないと入れません!

きびしーー!!!

 

 

 

招待状は

女子部の家族・親戚

にしか渡されていない模様。

 

どーすっかなー、どーやって入るか―

 

と、男子生徒数人で

運動会が開催されている学校の前で

ウロウロたむろってます。

 

 

 

その男子たちの前を

 

吉永小百合の弟が

走って通り過ぎようとします。

 

 

それを目ざとく見つける浜田光夫。

 

 

 

「ちょっとその招待状、本物か見せてみ?」

なんつってウマく弟をまるめこんで…

 

ちゃっかり運動会に

潜入に成功☆する

浜田光夫とゆかいな仲間たち。

 

 

ついでに浜田光夫は弟から

吉永小百合の名前も

ちゃっかり聞き出してます。

 

やるね!ミツオ。

 

 

招待状を出したおねいちゃんの名前は

『与那嶺 和子(よなみね かずこ)』

 

 

やっとこ入れたのもつかの間。

 

 

 

受付の女子がソッコーで

 

偽物の招待状だ!

男子部が入りやがった!!!

 

と、見破ります。

 

 

「偽物の招待状でしたよ!

早く出て行ってください!」

と、抗議されて

 

 

浜田光夫はとっさに

「僕は与那嶺和子のイトコです」

と言っちゃいます。

 

 

でも運悪く目の前に

当の与那嶺和子本人がおりまして

 

「あなたみたいなイトコ知りません!!!!」

と、言われちゃう。

 

 

本人に否定されて

やっとあきらめるミツオと仲間たち。

 

 

 

思いのほか

与那嶺和子が美少女だったので

 

浜田光夫は赤い実がはじけます。

 

 

運動会後

乙女たちは寮に戻って女子トーク炸裂。

 

 

 

吉永小百合のイトコなんつってた

男子部の学生は

サユリンの秘密の彼氏なんじゃね?!

 

なんてゆー女子トークで

キャッキャしてます。

 

 

 

この辺は、とっても女子校っぽくてイイ!

 

 

 

まだまだ戦争の影も薄くて

女子部と男子部のアオハルな感じが

とってもほのぼの。

 

 

 

ちなみにここらへんではまだ

芽衣子サマを見つけられず…。

 

 

少しずつ、でも確実に

米軍は日本に近づいてきております。

 

 

 

沖縄にも戦火が

少しずつ、少しずつ近づいておりまして

 

女子寮が空襲で燃えてしまいます。

 

 

 

翌日、焼けた寮の後片付けを

女子部の生徒と

先生たちでやっております。

 

 

 

そこで初めて芽衣子サマ発見!

 

 

 

みんなで瓦礫を片付けていると

男子部がお手伝いに来ます。

 

 

 

女子たちは「男子部よ!」

と、ちょっとウキウキ。

 

 

 

男子部も

あきらかに女子の視線を意識しつつ

瓦礫の撤去を開始。

 

 

 

ちょっとぉー!

 

このへんも淡くアオハルです。

 

 

 

 

作業の合間に

サツマイモでブレイクタイム。

 

 

 

吉永小百合の後輩ちゃん(美少女)が

 

「お姉さまの彼氏ってどの人?」

なんつってキャピキャピしてます。

 

 

 

「そっ、そんなんじゃないし!」

なんて言いながら

サユリン、ちらりとミツオを見る。

 

 

 

照れ隠しに、お芋をほおばるミツオ。

 

 

 

サユリンの熱い視線に

ドギマギしちゃったんでしょーか!?

 

気が付いたらのどに、お芋を詰まらせ…

 

 

フンガフッフ!状態。

サザエさん!!!

 

 

 

フンガフッフ!

状態の浜田さんを見た後輩ちゃん。

 

 

「大変!!!

お姉さまの彼氏が死にそうよ!!」

 

後輩ちゃんのセリフが最高過ぎる。

 

死にそうよって!

 

 

死にそうな浜田光夫を見て

思わず吹いちゃうサユリン。

 

 

 

めっちゃかわゆすです。

 

美少女過ぎてやっばいです。

 

 

友達役の

和泉雅子も美少女でやっばいです。

 

 

芽衣子が美少女なのは

言わずもがなですね。

 

 

ただ、サソリよりまろやかな美しさです。

 

芽衣子に

牛乳混ぜたまろやかさ。(どんな?)

 

カフェオレ美人です。

 

 

 

このへんのアオハルシーンはとっても

ほっこりして大好き。

 

 

 

この後はどんどん鬱展開になります。

 

 

 

そんじょそこらのアクションシーンより

ガンガン爆弾落ちるし。

撃たれまくるし。

 

 

ちょっとしたホラー映画よりも

バッタバタ人が死にます。

 

 

 

ひめゆり部隊は負傷兵の

お世話をしてるんだけど…

 

 

怪我をした足や腕を切り落とす

手術のお手伝いもします。

 

 

麻酔無しでの切り落とし手術。

 

 

 

ノコギリでギコギコと切り落とします。

 

スプラッタシーン!

 

 

 

切り落とした足を捨てに行くサユリン。

 

 

 

穴に切り落とされた足と手が

盛りだくさん捨ててある。

 

 

 

これが本当にあったんだなぁ

と、思うと背筋が寒くなります。

 

 

 

そんな鬱シーンの連続なんだけど、

 

ラスト近くで

乙女たちが池で水浴びをするシーンは

ちょっとほっこり。

 

 

キャピキャピと嬉しそうに

水浴びする女生徒たちは

 

本当にうれしそうで『よかったねぇ』

と、ウルウルしてしまった。

 

 

そこで芽衣子サマが

谷茶目節(たんちゃめぶし)を唄い始めて

みんなで踊りながら大合唱します。

 

 

 

この谷茶目節は

亡くなった沖縄のおばあちゃんが

よく歌ってた歌だから泣けた!!!

 

 

おばあちゃんを思い出しちゃったのと

乙女たちの身に起こる悲劇を思って

 

 

嗚咽状態のシーンでした。

 

とても、とても悲しい映画でした。

 

 

そだ!大切なインフォメーションです。

 

この映画の芽衣子さんの役名は

島袋ツルです!

 

島袋ツルですよっ!!

 

大切なことだから2回言いました。

来週のテストに出すよー!