ルビーチョコレートで作る 大人のためのグリオットボンボンショコラ | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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先日写真だけアップしたボンボンショコラ。

 

やっぱり書き残しておこうと思います。

 

 

昨日はバレンタインデーでしたね。

 

私、バレンタインデーは、毎年発送に追われています。

 

ということは、バレンタイン当日に届いていない方が多数・・・汗

 

毎年作ってるのになぜ毎度毎度崖っぷちにいるのだろう。私。

 

何か前もって用意できないかな。と考えてみたりもしたのですが、箱はスペースの関係上あらかじめ組み立てられないし、ボンボンショコラが出来上がらないと説明書も作れない(写真が撮れなくて)。

 

発送するときに添えるメッセージも発送するときに書きたいし、段ボールの組み立てなんて、これまたスペースの関係であらかじめできない。

 

結果、発送の時はバタバタで、ヤマトのお兄さんに無理言って一番最後に集荷にきてもらうことに。(お詫びに少しお裾分けもしています。)

 

集荷依頼の電話口で、「あ、チョコレートですか?」と聞かれてしまうということは、きっと「チョコの人」と言われているに違いない汗

 

もう少し早くから始めたら良いのかも・・・。とか毎年思っているコックしろです。こんにちは。

 

 

そうそう、今年は最後に無理をしたせいか、昨日とんでもないことをしでかしました。

 

レシピとは関係ないけど、ちょっと話して良いですか?

 

実は、朝起きて洗濯をしようとして、洗剤を柔軟剤の注ぎ口に勢いよく入れてしまったんです。

 

「うゎぁぁぁ~あせるとひとりで叫びました。

 

もう水にしっかり浸かっていたし、洗濯物は取り出せない・・・。

 

Googleさんに対処法を教えてもらうはめに。

 

どうやらこういう場合、柔軟剤投入口にぬるま湯を注いで、1度洗った洗濯物をそのまま何度かすすぎ→脱水すると良いらしい。

 

そんなこんなで洗濯が終わるのがお昼に。

 

もうこんな時間だし曇ってるし外に干すのは諦めよう。

 

でも今日はタオルが多いなー。

 

と、バスタオルをオイルヒーターにかけて乾かすことにしました。(メーカーはこういう使い方を推奨していません汗

 

かけたタオルが多くて温度が上がったのか、数時間後こんなことに。(ずっと家にいたのになぜ気づかなかったのだろう)

大惨事(笑)。←笑っている場合ではない。

 

変色はするわ、変形はするわで無残な姿になりました。

 

おもわず、「一気に老けたなぁ。」とつぶやいてしまった。

 

「誰のせいやねん??むかっ」とオイルヒーターからツッコミを入れられた気がしました。

 

よい子は真似しないでねあせる

 

変形した部品だけ売ってないかなー。と淡い期待を抱いています。

 

あとで調べてみよう。

 

 

あ。やらかしたといえばもうひとつ。

 

ちょっとだけ販売をしているチョコレート(これ→)の在庫数の設定を大幅に間違えていたことに昨日気づきました。

 

入力した時に間違ったに違いない。

 

気づいたとき、「いやいやいや、そんなにないって!」とひとりでツッコミを入れてしまいました。

 

最悪また作り直すことになりかねない状態滝汗

 

早く気づいて良かった。(あ。まだ少しご用意できます。)

 

もう2度と作れる気がしない。来年までは・・・。

 

相当ボケてきている模様です(笑)。

 

 

さて、ようやくチョコレートに。

 

よく考えたら、これを作るときもボケてました。(そろそろ危ないのか?私)

 

 

使うのはキルシュ漬けのグリオット(これ→グリオッティーヌ・キルシュ(種抜き)1L)なのですが・・・。

 

最初はシロップ漬け(左)を買っていて、作ろうと思った時に困りました汗

 

シロップ漬けはそのままでもおいしいからつまむ予定。

 

キルシュ漬けは、そのまま食べるとアルコールがすごく強いです。

 

でもおいしい。

 

ガナッシュの中にたくさん入るので、お子様には向きません。

 

 

そんなグリオットは小さく刻んで使います。

 

あまり大きいとガナッシュを切るときに大変なので、細かい方がおすすめ。

 

でもフードプロセッサーにかけちゃうと食感がなくなるので、手で刻んでください。

 

ルビーチョコが甘めなので、ガナッシュにはダークチョコレートを使っています。

 

私は62%と72%をブレンドしましたが、62%のものでも。

 

ルビーチョコレートがけっこうしっかりしたピンク色なので、中が黒くても見た目はわかりません。

 

 

断面。

 

ルビーチョコレートのボンボンショコラは、中も赤いもの(ベリー味とか)で作っているお店が多いので、こういうのも新鮮かも。

 

グリオットピューレは、なかなか売っているお店がないので、こちらで→【ボワロン】冷凍グリオットピューレ(12%加糖)

 

 

ガナッシュを流し込むには、チョコレート用の枠(こんなの→生チョコ用 流し枠)があればそれを使うのも良いと思いますが、個人的にはカットルーラーがおすすめです。
 
カットルーラーはネットでも購入できます。→ アルミ製 カットルーラー2本組 高さ10mm 

 

 

カットルーラーを組み合わせれば、大きさも自由自在。

 

ちなみにこの配合だとかなり柔らかいガナッシュが出来上がります。(今までご紹介してきたレシピの中で、いちばん扱いづらい柔らかさです。)

 

そのかわり、グリオットの味を存分に感じられます。

 

数時間では固まらず扱いづらいので、1日くらいかけてゆっくり固めてください

 

そして、切った後のガナッシュも一晩置いて表面を結晶化させないと、コーティングの際に扱いづらくて悲劇が起こります。

 

1日目→ガナッシュ作り 2日目→ガナッシュカット 3日目→コーティング

 

と、3日かけると安心です。

 

切る包丁もしっかり研いで切れ味を良くしておくのがポイントです。

 

ガナッシュの作り方の基本はこちらで→ 

チョコレートのテンパリングの仕方はこちら→ 

 

◆ 材料 (50個程度)

 

  ・ ダークスイートチョコレート(62%)   190g

  ・ 生クリーム(脂肪35)      80g

  ・ 水飴                15g

  ・ グリオットピューレ         125g

  ・ グラニュー糖           15g

  ・ バター               10g

  ・ キルシュ              大さじ1

  ・ キルシュ漬けグリオット     130g

 

  ・ ルビーチョコレート コーテイング用 (300g以上あると扱いやすいです)

 

◆ 作り方


下準備

(1) 転写シートはあらかじめ適当な大きさにカットしておく

(2) キルシュ漬けのグリオットを細かく刻んでおく

(3) 鍋にグリオットピューレと砂糖を加え、もうひとつの鍋に生クリームと水飴を入れておく

(3) クッキングシートを敷いて、カットルーラー(10mm)で枠を作る

 

ガナッシュ

(1) チョコは刻んでボールに入れて湯せんにかけて溶かす

(2) 砂糖を加えたグリオットピューレを中火にかけて104℃になるまで煮詰める

(3) グリオットピューレが適度な温度になったら生クリームと水あめを火にかけてふつふつするまで温め、ピューレが104℃に達した時に火を止めて、生クリームを加えて混ぜる

(4) チョコの入ったボールに(3)を4回くらいに分けて加え、その度に泡立て器ですり混ぜる(最初はざらざらしたかんじになり、そのうち表面に脂分が出てきます。更に混ぜるとツヤのある乳化した状態に)

(5) 人肌になったらバターを加えて混ぜ、バターが溶けたらキルシュと刻んだグリオットを加えて混ぜる

(6) カットルーラーで作った枠にガナッシュをを流し込んで、スパテラで平らにして1日おく(固まるのに時間がかかります)

 

仕上げ

(1) ガナッシュからカットルーラー(枠)を外して、テンパリングしたルビーチョコレートを表面に薄く塗って固める

(2) 固まったらガナッシュをひっくり返し、クッキングシートをはがして、同様にチョコレートを薄く塗る

(3) 包丁をコンロの火で少し温めて、好きな形に切り(正方形、長方形、ひし形など)一晩置く

(4)  テンパリングしたルビーチョコに(3)をくぐらせ、余分なチョコを落としてクッキングシートかラップを敷いた平らなところに置き、転写シートを乗せて固める

 

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