カクテルトリュフと素敵なバーの話 | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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簡単だけどお店で出てくるようなおしゃれな料理のレシピ、

お酒に合うおつまみレシピを中心に紹介していきます。

そのほか、食器、お酒、食べ歩きの話も。

当選されたくろはるさん優貴乃さん!ご連絡をお待ちしております!!


できるだけおいしい状態で召し上がっていただきたいので、2月26日(金)までにご連絡いただけない場合は、当選を無効とさせていただき、再度抽選をいたします



それから、数件、今年ご購入いただいた方から再度ご注文をいただいているので、リピート特典をご用意いたしました。


先日お買い上げいただいた方が再度ご注文くださった場合、代引き手数料をサービスさせていただきます。


もうひと箱・・・とお考えの方はぜひ。


ご購入に関しては、前回の記事からリンクをたどってください。→結果発表と販売と、ちょっとご報告



チョコの記事をアップされている方の記事(ありがとうございます!)

su-zanさんのブログ→  


みるさんのブログ→  

coni*さんのブログ→  


akiさんのブログ→


苦みを楽しむカクテルをたっぷり詰めたトリュフ。


この写真は去年のものです。



私がお酒好きなのは、ここに来てくださってる方は百も承知でしょうが・・・。


チョコも好き、お酒も好き・・・というと、やはりお酒のチョコを作ってみたくなるものです。


こちらは、たっぷりのお酒が詰まった一粒。


お酒好きにはたまらない作りになっています。



チョコに合うカクテルってなんだろう?いろいろ考えていたところ、ご縁があって出会ったバーがありました。


この前ご紹介した「ナッツとバニラのボンボンショコラ 」のきっかけになったオイルをくれた友人が連れて行ってくれたとっておきのお店。




とてもシンプルな作りなのに、なんとも雰囲気のあるお店。


その雰囲気も素敵なのですが、なんといってもカクテルが驚くほどおいしくて印象的でした。



レシピの前に、ここのお店のすごいところ、書いてもいいですか?



こちらには、メニューというものがありません。


席に着くと、「さぁ、何にしましょうか?」そんな風にマスターが聞いてくださいます。


そのとき、この後イタリアンを食べに行くんです。とか、こんな気分です。なんて他愛もない話をしているうちに、「こんなのはどう?」と、そのときの私に合うであろうカクテルがふんわりとでてくるかんじ。




落ち着いた空間の中でいただくこのカクテルが、もう、驚くほどおいしくて、口に運んだ瞬間に瞳孔が開いたのが自分でわかるほど。



たぶんそれは、本当に計算されたおいしさなんです。


例えばこちら、カクテルグラスを冷蔵庫で冷やす・・・ということをしません。


どこのバーでも冷えたグラスが出てくるので、これは本当に驚きました。


オーダーが入ったら、グラスにたっぷりの氷が入れられ、その氷でグラスを冷やします。


その理由を伺うと・・・グラス全体を冷やしてしまうと、持った瞬間に冷たいことが指先でわかってしまう。


グラスに口をつけた時に初めて、冷たさを感じてほしい。とのことでした。



そして、氷でグラスが冷える間にお酒が用意されるわけですが、その手元の美しいこと。


まるで茶道のお手前を見ているようなはっとする美しさです。


手元に見とれ、これからいただくカクテルに期待が高まると同時に、なんだか背筋の伸びる思い。


なかなか味わえない感覚でした。



これは、あまりに美しくてついつい撮ってしまった写真。



飲む直前に用意されたカクテルグラスに、注がれていくカクテルの美しいこと。


息をするのも忘れるくらいに期待が高まる瞬間。



言葉では言い表せない・・・。


ここを早くに知ってしまうとある意味不幸だろうなぁ。そんなことが頭をよぎります。



シェイク、ステア、いろいろなものをいただきましたが、どれもおいしい。


特に、ステアがそれほど好きでなかった私が、こちらでは好んでお願いしてしまうほど。


ステアの仕方にもきちんと理論がありました。(いちいち聞いてしまう面倒くさい客です。私。)


「今まで飲んでいたカクテルは何だったんだ?」と思うほど。





お値段はそれほどリーズナブルというわけではないのですが(その分、ちょっと量は多めです)、そんなのが全く気にならないほどです。


カクテル好きの方は、ぜひ足を運んでほしい大人の空間。


ご興味のある方はぜひ!!



・・・で、ようやくチョコレートですが、こちらのお店で中に入れるカクテルを提案していただきました。(普段はオリジナルを作ることはあまりない。とのことなのですが、チョコ用に特別に。)


ポイントは苦み。


チョコに合うようにと苦みのあるチナールという朝鮮アザミ(アーティチョーク)のリキュールとウイスキー、そしてオレンジの組み合わせです。


去年の写真では普通のカナディアンクラブを使っていますが、今年はカナディアンクラブの12年(ちょっとグレードアップ)にしています。


オレンジは、オレンジコンフィをフードプロセッサにかけたものを使って。




一晩置かないと表面が固まらないくらいの量のカクテルが入ったガナッシュをたっぷり。


これがダントツいちばん好き!という友人もいるほどです。


召し上がるのは、夜の落ち着いた時間がおすすめ。



かなり攻めた作りなので(笑)、このレシピはお酒好きな方だけ活用してください。


レシピは、私が作った量を何分の一かにしているので、ちょっと半端です。ご了承を。



こちらのお店→ カエサリオン



テンパリングのコツはこちらをご覧ください→


ガナッシュの作り方の基本はこちらで→


クーゲルは、こんなかんじのものです→ヴァローナ VALRHONAトリュフボールブラック12個





◆ 材料 (クーゲル型40個程度)


  ・ クーゲル(ノワール)       40個程度

  ・ ダークスイートチョコ       100g

  ・ 生クリーム             90g

  ・ チナール              15g

  ・ ウイスキー             23g

  ・ オレンジコンフィのペースト   小さじ1強(なければオレンジジュースを煮詰めたものでも)

  ・ 転化糖               25g

  ・ バター                12g


  ・ コーティング用ダークスイートチョコ   200g程度


◆ 作り方


(1) オレンジコンフィはフードプロセッサにかけ、少量のチナールを加えてダマにならないようにのばし、残りのチナール、ウイスキーを入れてよく混ぜておく

(2) チョコは刻んでボールに入れて湯せんにかけて溶かしておき、生クリームと転化糖を鍋に入れて火にかけ、転化糖が溶けて沸騰してきたら、火を止める
(3) チョコの入ったボールに4回くらいに分けて加え、その度に泡立て器ですり混ぜる(最初はざらざらしたかんじになり、そのうち表面に脂分が出てきます。更に混ぜるとツヤのある乳化した状態に)

(4) (1)を加えてよく混ぜ、バターを加えてさらに混ぜる

(5) 注ぎやすい入れ物にガナッシュを入れ、クーゲル型の9割りのところまで流し入れて、寒いところでそのまま一晩置く

(6) テンパリングしたチョコレートで蓋をし、固まったらテンパリングしたチョコレートにくぐらせて網の上に置く

(7) 網の上で転がして表面にツノをつける(8~9個を一気にチョコにくぐらせて網に乗せ、順番に転がすくらいが作りやすいです



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