幸せすぎて泣くかも・・・そんな日のこと。
ようやく書けそうです。
2月にお邪魔したロブション。
もう1ヶ月以上経ってるんだけど、幸せすぎて言葉に出来ないってこういうことか・・・そんな風に思いながら、この1ヶ月を過ごしました。
2月といえば、チョコレートの作り過ぎでアドレナリン全開だったし、幸せに対する感度が高かったのもあるんですが、それを差し引いても素敵な1日。
まさか消化するのに1ヶ月もかかるなんて・・・ということは、この日のおかげで1ヶ月幸せだったんだろうと思います。
いつもブログに来てくださる方は、私がどれだけこちらのお店が好きかご存知だと思いますが、ご存じない方は、テーマの「ロブション」カテゴリをぜひ。(数多すぎですが・・・)
和歌山県産紀州みかん ガスパチョに仕立て、ネグローニのジュレに注いで
実はこの日のコースは、渡辺シェフが特別に組み立ててくださったもの。
「勝手に作っておきましたー。」とシェフから言われたときは本当にびっくりしました。
(友人とシェフが「勝手にしやがれ」と「勝手にシンドバッド」どっちが古いかで盛り上がってたけど、ごめん。そこはついていけなかった・・・)
今回は普通のランチに行ったので、デモンストレーションではなかなか出せないお料理を用意してくださったそう。
うぅ。感激です。
写真のアミューズは、前回のデモンストレーションでも出していただいたのですが、甘みや酸味、苦味のバランスがとても良くて大好き。
あ。デモンストレーションの模様は、ELLE ONLINEでアップしてます。かなり前に・・・。→☆
ボタン海老のマリネ 紅芯大根のクーリと新芽のサラダ、ウニのエスプーマをあしらって
あまりの美しさにおもわず声を上げてしまったひと皿。
食べるのがもったいないくらい美しいけど、食べなきゃもったいない・・・。こちらのお店に来ると、いつもそんなことを思ってしまう。
一瞬でなくなってしまう贅沢な芸術のようで、毎回ため息が出ます。
こちらはエビの甘みとキャビアの塩気が絶妙だし、海の香りと新芽の食感と青っぽい風味のバランスも秀逸でした。
個人的には、うしろに写ってるにんじんが大好き
以前いただいた時(このとき→☆ )、にんじんってこんなにおいしかったっけ?と驚いたのを思い出しました。
にんじん嫌いな子もにんじん好きになるに違いない。そのくらいおいしいんですよ。
活ホタテ貝 プランチャで焼き、 パルメザンチーズのリゾットと共に
こちらはぐっとシックなひと皿です。
こんな大きなホタテ、一体どこに生息してるんだろう?と一瞬思ってしまうくらい大きな貝柱。
やわらかくて旨みもしっかりでした。
そして、リゾットがまたおいしい!
お米の食感を絶妙に残しつつなめらかで、もうため息まじりでいただいてしまいました。
デモンストレーションではお目にかかれないパンのワゴン。
きゃっきゃ言いながら写真を撮ってしまった私。(はしゃぎっぷりがまるで子供のようだった)
愛してやまないバジルのパンはこの日もたくさんいただきました。
うーん。幸せ
甘鯛 うろこ付きで香ばしく焼き、百合根と島根県益田市産柚子のナージュに浮かべて
ナイフを入れた瞬間の音だけでテンションの上がるひと皿。
こちらも以前いただいた時(このとき→☆ )に、「もう他のお店ではうろこ付きの鯛は頼めないかも」と思ったほどだったので、また出会えて嬉しい。
そういえば、以前これをいただいた時に書いた記事(正確にはこれ→☆ )のせいで、渡辺シェフにこのブログを私が書いているとバレたんだった。。(変な質問、するもんじゃありません。)
誰にも言わずにひっそりと書いていたので、心臓が止まるくらい驚いた記憶が。
あれから3年近く。今となっては良い思い出です。
でもたぶんシェフがお気づきにならなかったら、今でもブログのことは黙ってると思う(笑)。
仔羊肩ロース 自家製スパイスでブレゼ、様々な調理法のナスで包み
ラス・エル・ハヌートのソースで
ラス・エル・ハヌートはモロッコのミックススパイスで、タジンなどに使われてますが、シェフの手にかかるとこんなエレガントなお料理になるんだな。と感動してしまったひと皿。
(お肉やお野菜にまぶして蒸し焼き・・・以外の使い方を考えたことがなかった私。。)
一見するとお肉料理に見えないのですが、ナスに包まれた中身に羊のお肉がゴロゴロで、かなり食べごたえもありました。
カレーライスのイメージで、下にちょこっとワイルドライスが敷かれたのだとか。(これが食感のアクセントにもなっていて、絶妙!)
そういうお茶目(?)な発想もシェフの魅力です。
そういえば、なんだかあまりにおいしすぎて、シェフに向かって「シェフー。長生きしてくださいね。」なんて訳のわからないことを言ってしまった私
「人生最後に食べたいの、シェフのお料理です。」って・・・私、死ぬ前にシェフを呼びつける気だろうか?もはや自分でも意味不明です
相変わらずキュートなアヴァン・デセール。
この頃になると、次のデザートへの期待とともに、「あぁ。幸せな時間がもう終わってしまう。」という寂しさも頭をよぎります。
まぁ、一生食べ続けられるわけではないので仕方ないんですが、宝石のようなこのひと皿を見ると切なくなってしまう。
でもこの後、切なさが吹き飛ぶくらいおいしいひと皿が。
紅玉 冷・温製のタタンにし、キャラメルのスフレと共に
おいしすぎて悶絶しました。
スフレがしぼむ前に食べなければ・・・と急いで撮ったので、写真はちょっと納得してないんですが、もうっ!最高においしかった。
私の人生の中で、間違いなくいちばんおいしいスフレ。(今までそんなにたくさんスフレを食べたのか?と聞かれると微妙なんだけど・・・)
りんごのソルベの口どけも最高だったし、温度差が楽しめて、ひと口ごとに唸りました。
そして、くるみのキャラメリゼが添えてあったのですが(写真ではあんまり写ってないけど)、これが本当においしくて、ナッツ嫌いの私が「これならポップコーン並みに食べられるかも。」とか思ってしまった。
こちらもデモンストレーションではお目にかかれないハーブティーのワゴン。
おまかせでブレンドしていただいたのですが、用意してくださっているときの手元の美しいこと。
格好良くて、おもわず見とれてしまいました。(とか書くと、次にお会いするときに大笑いされること必至。)
実はこの日は友人に招待してもらったランチでした。
ホワイトデー(実際はバレンタインの前でしたが)+彼女の家の新しいパソコン導入から周辺機器や諸々の設定などを引き受けたお礼ということで。
今では親戚のような存在の彼女との時間は、楽しくておかしくて最高に寛げるもの。
ほんと、幸せな時間をありがとう!
おいしかったな。楽しかったな。とこれを書きながらも幸せを反芻していたのですが・・・。
な・・・ない!
最後に出していただいた、愛する愛する「カモミールミルク」の写真が1枚も。
以前出していただいて感動し、ついにはチョコレートにまでしてしまった「カモミールミルク」。
きっと喜びすぎて写真を撮ることも忘れて手をつけたな・・・
無念ですーーーーー。
今後、万が一出していただいた時に写真も撮らずに手をつけようとしたら、全力で止めてくださいー←なぜか他力本願。。
そしてもうひとつ無念なことは、お土産にいただいたパンを写真に収めようとしたら、すでに旦那にがっつり食べられていたこと。
次回はいただいた当日に撮ります!(猛反省)
そうそう、この日はバレンタイン前・・・ということで、今年も仲良くしていただいているスタッフの方にチョコをもらっていただきました。(去年も思ったけど、私ってチャレンジャー。。)
私がこちらに伺ってここまで幸せだと感じるのは、お料理のおいしさだけでなくサービスの方たちのおかげ。
いつも心地良い空間をありがとうございます。(チョコレート、来年ももらってくださいね)
そういえば、去年はこんなすごいプレゼントもいただいたんですよね→☆
こんなことを考えつく人が世の中にいるのか!?と驚いた。
間違いなく私の人生の中でいちばん驚いた&嬉しかったプレゼントだったので、封筒さえ捨てられずに取ってあります(なんかご利益ありそう・・・笑)
それをくださった支配人は恵比寿にいらっしゃらなかったので、この日はランチ後にわざわざ六本木のお店までチョコを持って行くという暴挙に。(追っかけ?)
チャレンジャーぶりが更にエスカレートしてる・・・誰か私を止めてください。。
(でも恵比寿に行って支配人の顔を見られないと、なんだか寂しいです。。)
そんなこんなで、幸せが溢れそうな1日。
ちゃんとペイ・フォワードもできました!
・・・なんだか1ヶ月経って思い出しただけでもこんなにウキウキできるものなんですね。(若干、書いてて訳がわからなくなった)
でもこの日のこと、ちゃんと(?)書けて良かった。
周知のことだと思うけど、とても素敵なレストランです。
ぜひぜひ。
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