奈良にいた時間は短かったけど、時間がゆっくり感じる場所があることに気づきました。
こちらもそんな場所。
東大寺二月堂
お水取りで有名なんだけど、よく考えたらお水取り、一度も見に行ったことがなかった私。。。
（夜中だから眠いし、火の粉が飛んできたら熱そう・・・などと思っていた時期も）
歩いていける場所に長年住んでいたのに、なんて惜しいことを。
今更ですが、後悔しています。
でも、離れたからこそ出会えたものも。
二月堂側の茶店のわらび餅。
近くに住んでいると、ついつい「早く家に帰ってお茶飲もう」という気になって、入ったことがなかった。
もちもちで大きなわらび餅は、ほんのり温かく、たっぷり黒蜜ときなこで。
このわらび餅は、かなりレベルが高い！！（ぜひお試しを）
はじめは甘すぎる気がしましたが、抹茶と合わせるとちょうど良い。
むしろお茶の味が引き立ちました。
そして、こういう場所では甘酒もおいしいです。
生姜の風味がさわやかで、温まりました。
温かい甘酒を飲みながら、のんびりと見られるのがこの風景。
二月堂（横から見た図）です。
こんな雰囲気でのんびりお茶をするって、なんだか贅沢な時間ですよね。
空気もおいしいし、ほっこり幸せ。
そうそう、こちらの茶店で、最初にお茶と一緒にお味噌を出していただいたのですが、それがとてもおいしくて、お土産に買って帰りました。
お水取り行法味噌と言って、東大寺に古くから伝わる秘伝の味噌だそう。
牛蒡なんかが入ってて甘めで、ごはんやお酒に合いそうでした。
豆腐の田楽とかもおいしそう。
こちらの茶店でしか買えないようなので、お土産にも最適です。
しかし、こういうおいしいものは、もっと宣伝しなきゃ！！
長いこと奈良に住んでた私や旦那が初めて知ったなんて、お店としては気合いが足りないような。。
でも秘かに伝えられているからこそ価値があるのかもしれないな。（たくさん作らなきゃいけなくなったら味も落ちるかもしれないし）
あぁ。難しい。・・・と頭の中でこんなことが巡った私。
このシチュエーションでも食べ物のことばかり考えてしまう自分の習性が恐ろしくなった瞬間でした。
お味噌、調べたら、発送も可能だそうです→☆
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