うっすら気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりの塩オタク・・・コックしろです。
(書いたあと読み返すと、マニアックな記事になっているのに気づきました。お塩に興味のない方はスルーしてください)
たまに、「どんな調味料を使ってる?とかどんなお塩がおすすめ?」と聞かれることがあるので、我が家でいちばん活躍しているお塩を。
カマルグ3点セット~(ドラえもん風に)
これは「レモンの塩漬け」 を作ったときに使ったのと同じところ(プロヴァンス地方カマルグ)で採れたもの。
いちばん後ろの袋入りはまさに「レモンの塩漬け」で使ったフランス カマログ グロ セル です。
グロ・セルは塩田の底の方のお塩で、比較的リーズナブルな粗塩。
右に写っている白いパッケージのものは、その粗塩を細かく砕いたカマルグ セル・ファン 。
どうしても粒が大きいと使いにくい場面もあるため、小さな粒のものは重宝します。
私は、お肉の下味をつけるときに使うことが多いです。
パッケージもかわいくて、キッチンに置いておくだけでもウキウキします。
(特にこのコルクの蓋が好き)
他の2つと何が違うかというと、このペルル・ド・セルは、塩田の水面に現れた結晶を手作業で丁寧に収穫したもの。
塩の真珠とも言われているそう。
ちなみに、粒の違いはこんなかんじ。
左のペルル・ド・セルの方が、透明感があり、まろやかさがあります。(しょっぱさが弱い・・・というか)
私は、お肉やお魚の下味には右のセル・ファンを、料理の仕上げの味付けやつけ塩には左のペルル・ド・セル・・・と使い分けをしています。(ペルル・ド・セルは、高くて下味に使う勇気がないだけですが・・・)
このお塩を使うと、味に深みが出て、お料理がぐっとおいしくなるから不思議
塩化ナトリウムは少なく、マグネシウムなどのミネラル分が多いので、ミネラル不足が気になる方、塩分を控えなきゃ・・・と思っている方にもおすすめです。
(控えなければいけない塩分・・・というのは塩化ナトリウムのことなので)
そしてそして、このお塩がおすすめなのは、おいしいから・・・ということだけではないのです。
(おいしいお塩は他にもたくさんあるしね)
私が気に入っているのは、こだわり。
ペルル・ド・セルは手作業で結晶を収穫している・・・と書きましたが、実は誰が収穫したかがきちんとパッケージに記されているのです。
こんなかんじ。
右は使い終わったパッケージで汚れてますが・・・
右はLucさんが収穫したもので、左はAlainさんが収穫したものらしいことがわかります。
採った職人さんによっても味が微妙に違うと言われているようですよ。
こういうの、「僕が責任もって届けます。安心して味わってね。」というメッセージのようで、とても嬉しい
この名前を見る度に、「大事に使わせていただこう。」という気持ちになります。
私にとっては、調味料という枠を越えて、お料理を楽しくしてくれる大事なものになっています。
ネットでもデパートでも買えるので、興味のある方はぜひ。
お料理が楽しくなりますよ
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