イギリスはインドと関わりが深い国なので、イギリスで食べるインド料理は実に美味しい!アメリカのインド料理はド最低だったけどね。 そのイギリスのインド料理店で私が必ず注文するカレーは、ヴィンダルー。
本来のヴィンダルーは辛くないらしいけれど、イギリスで食べるヴィンダルーは我慢大会の様な激辛! なので、大概翌日はお腹を壊します。それ見たかに、旦那からは『インディアンリベンジ(インドの復讐)』と言って呆れられている私。
昨日はインディアンリベンジ。と言ってもお腹を壊したわけじゃないのよ。 この前タンドリーチキンロティラップサンドを作ったら、その焼き上がりの色に満足しなかった私。昨日は料理のリベンジで、同様のものを作りました。でも、調理法をちょっと変えたの。
タンドリーフライドチキンラップサンド
一昨日、レシピブログさんから今月のスパイス大使の課題が届きました。今月の課題スパイスはこちらです。
トムヤムペーストってのは使ったことがないので、このトムヤムミックスはレシピを考案する上で私にはちょっと難しそうだけれど、ここのところずっと買おう、買おうと思ってたクミンシードが含まれていたのは嬉しかった。
買いたかった理由は、私が最近はまっているロティの生地に、クミンシードを加えたら美味しいとご教示いただいたので、ぜひ試してみたいと思っていたのです。早速このクミンシードとあらびきガーリックを使った料理を考えることに。
考えたのはこの前のラップサンドのリベンジレシピ。でも、今回はチキンを焼くのではなく、タンドリー風味のフライドチキンにし、そのフライドチキンを包むロティにはクミンシードをたっぷり加えてみました。
いやぁ~ビール好きの方たち、またまた誘惑してゴメンチャイ!これね、ビールがススム、ススム、腹は飛び出る、飛びえるのサンドイッチだよ。
私はもうビールは一滴も口にしないけれど、飲んでいた頃なら一人でスーパードライの6缶パックを楽勝に飲んでしまえるサンドイッチだったね。
ロティを焼く手間、使うスパイスの量が多いのと鶏肉を漬け込む手間で、やたら時間がかかって難しそうに感じますが、「手早くかんたん!夏のおつまみ」のテーマにそって、比較的時短で簡単に作れます。
ロティはナンと違って発酵要らず。焼く時間も短いしほぼ100発100中に風船のように膨らむ。時間が経ってもヤワヤワなので、お弁当のサンドイッチ用としてもトルティーヤより断然オススメ。
フライドチキンも衣をつけたら揚げるだけなので、オーブンでタンドリーチキンを焼くより時短だし、なにより柔らかくてジューシー!家庭用のオーブンで焼くタンドリーチキンには限界があるからねぇ。私はこれからはタンドリーチキンは絶対にこれ!と決めました。
<材料 8個分>
(ロティ)
強力粉...250g
GABANクミン...大さじ1
塩...小さじ1
溶かしバター...30g
水...150ml
(フライドチキン用スパイスミックス)
パプリカ...小さじ1
ガラムマサラ...小さじ1/2
コリアンダーパウダー...小さじ1/2
チリパウダー...小さじ1/2
ジンジャーパウダー...小さじ1/2
ターメリック...小さじ1/2
ブラックペッパー...小さじ1/2
ホワイトペッパー...小さじ1/2
オニオンパウダー...小さじ1/2
GABANあらびきガーリック...小さじ1/2
塩...小さじ1
化学調味料...小さじ1/2
(フライドチキン用その他)
鶏胸肉...約500g
牛乳...100ml
レモン汁...大さじ1(瓶入りの100%レモンジュース可)
強力粉...大さじ4
片栗粉...大さじ4
揚げ油...適宜
レタス、トマト...適宜
<作り方>
1.ロティを作る。強力粉、クミン、塩をよく混ぜ合わせる。溶かしバターと水を加えてひとまとめにし、台の上で4~5分よく捏ねる。ラップに包んで1時間程度室温で寝かせる。
2.1を8つに分けて両掌で丸める。麺棒で直径16~17cmの円形に延ばす。(一度に全部延ばすのではなく、焼く度に1枚ずつ延ばしてくださいませ。)
3.カセットコンロ、もしくは自動火力調節解除機能の付いたコンロを使用し、オムレツ用フライパンを中火で熱す。ロティを載せ45~50秒焼く。上下を返し同様に45~50秒焼いたら再度上下を返す。2~3秒後風船のように大きく膨らんだらフライパンから下し次のロティを焼く。
4.フライドチキンを作る。スパイスミックスの材料すべてをよく混ぜ合わせる。牛乳にレモン汁を加えさっと2~3回かき混ぜ15~20分置く。胸肉の皮を剥ぎ、余分な脂肪を取り除いて、食べやすい好みの大きさに切り分ける。
5.4の牛乳にスパイスミックスの内小さじ1.5を加えよく混ぜ合わせる。ボウル、もしくはジップロックなどに胸肉を入れ、スパイスミックスを加えた牛乳を注ぎ入れてよく混ぜ、冷蔵庫で数時間漬け置く。(私は半日漬けました。)
6.強力粉、片栗粉、残りのスパイスミックスをよく混ぜ合わせ衣を作る。胸肉を1切れずつ取りしっかり衣をまぶす。
7.揚げ油を熱して胸肉をカラッと揚げる。
こうして焼き上がったクミンシードをたっぷり加えたロティ―に...
レタスやトマトと共にタンドリーフライドチキンを挟みます。
うちは冒頭の写真の通り、ソース代わりにライタを作りましたが、ライタはあってもなくてもかまいません。チキンにしっかり味がついているので、そのままで十分美味しいです。
ですが、ライタも一緒に作ろうと思われる方は、こちらにレシピがあります。ただし、私はキュウリを刻まずにおろし金で摩り下ろし、水分をしっかり切ってからヨーグルトに混ぜ込んでいます。
サンドイッチだけだとちょっと淋しのでスープも作りました。一見キャロットスープ風ですがこれはポテトスープなのです。
母からもらった50年以上前に出版の料理本に載っていたレシピ。その本は残念ながらアメリカからの引っ越しの時に無くしてしまいましたが、たまに思い出しこうして作っています。
たまねぎ、じゃがいも、トマトをバターで炒め、コンソメで煮てブレンダーで攪拌した後、生クリームをちょっと加えるスープです。まろやかで甘味があってとっても美味しいの。
クミンの蓋を開けたら芳香な香りが...クミンが一番好きなスパイスかも...って思うっちゃうような良い香り。 それをたっぷりロティに加えて焼いたけれど、ロティからはさほど風味は味わえませんでした。一度フライパンで炒ってから加えた方がいいかもね。
チキンは食べごたえがあるようにと、態と大きく5cm角くらいに切り分けました。それを2、3個ずつロティで包んで食べたんだけれど、これ、大好きなタコスよりも旨い!
この夏絶対にはまるサンドイッチでした。ちなみに辛さはそれほどでもないので、翌日インディアンリベンジで苦しむ心配もありません。
是非是非作って、たくさんビールを飲んじゃってください。そして秋には立派なビール腹になり、あぁ...食うんじゃなかったと、タンドリーチキンにリベンジされちゃってください。
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