車で１０分ほどのところにスーパ―ライフがあります。割高なので滅多に行かないけれど、ここには１つ掘り出し物があるの。それが欲しい時はわざわざ車出して買いに行きます。その掘り出し物とは、オーストラリア産のラム肉！
毎朝１１時頃ジンギスカン用にスライスし、お昼前に精肉売り場に並ぶの。私の狙いは肉をスライスした後に出る切り落とし。ジンギスカン用より安いのに質は同じ。昨日もそれが欲しくて買いに行きました。１００ｇ１４８円。雨産の靴底牛よりずっと美味しいのに安い！
この切り落とし利用で食べたい料理が作れるのも、クイジナートのチョッパーのおかげ。このチョッパーが来てからと言うもの、料理の幅がグッと広がりました。めさめさ久しぶりのラム版パイだったので、頑張ってグレービー付きにしました。
シェパーズパイ
ラム好きでライフが近所にある方は、夕方に行くのが狙い目です。昨日私は昼間に定価で買いましたが、ラムは好き嫌いがはっきり分かれる肉なので、夕方に行くと大概この値段より更に割り引いて売っています。覗いてみて！
最近我が家では、夕飯づくりに週に数回登場するクイジナートのハンドブレンダー。ハンドブレンダーとして使うよりも、チョッパーを使う頻度の方がずっと多いです。
昨日もこれで２～３ｃｍに切り分けたラムの切り落とし肉を挽きました。３７０ｇくらいあったか知らん．．．
その肉をテフロン加工のフライパンで油を引かずに炒めます。ミートグラインダーで挽いたミンチではなくすり身なので、木ベラでコンコン叩いて大きな塊が出来ないように潰しながら炒めます。
ラムの脂肪は太りにくいと言うけれど、それでも脂肪には変わりないので、肉に完全に火が通ったら、ざるに空けて脂肪を抜きます。
フライパンにはラムの脂肪が薄っすら残っているので、それでたまねぎとニンニクを炒めてラムを戻し、普通のシェパーズパイやコテージパイならここで小麦粉を少し加えますが、グレービー付きは水５００ｍｌ程を加えて煮立てます。
そこにトマトピューレ大さじ２、ウスターソース大さじ１、固形コンソメ２個、ナツメグ小さじ１、ドライオレガノとドライセージ各小さじ１／２、ドライタイムひとつまみ、ローリエ１葉、ブラックペッパーたっぷりを加え煮立てます。
３～４分煮てコンソメが完全に溶けたら、必要に応じ塩を加えて味を調え、刻んだパセリをたっぷり加え、再度ざるで濾して具と煮汁に分けます。
具は再びフライパンに戻し、ここで小麦粉大さじ１ほどを加えてさっと炒め、煮汁の内おたま２杯分くらいを加えとろみのあるフィリングに仕上げます。
フィリングはオーブン調理可能な耐熱皿に移し、残った煮汁は小鍋に入れて煮立て、ブランディーか酒大さじ１を加えて１～２分煮、水溶き片栗粉でとろみをつけてグレービーにします。
耐熱皿に移したフィリングがすっぽり隠れる様、バターと牛乳でクリーミーに仕上げたマッシュポテトで被います。このお肉の量で、昨日はLサイズの男爵を４個使ってマッシュポテトを作りました。
マッシュポテトの上にはたっぷりとろけるチーズをトッピング。これで２００度のオーブンで２５分ほど焼けば、シェパーズパイの出来上がり！
こんがりと美味しそうに焼てたでしょう！これを取り皿に分け、トロトロのグレービーをたっぷりかけて食べます。やっぱチーズもんが食卓に載ると、チーズに目がない私のテンションは一気に上がる。しかも中はラム！こうなると興奮しまくり！
付け合わせ野菜は真空パック入りのスイートコーンとスナップえんどう。バターで先にスイートコーンを焼き、ほぼ焼き上がったらスナップえんどうを加えてさっと炒め、塩とブラックペッパーで味つけしたものです。簡単だけれど美味しい付け合わせ野菜。
シェパーズパイにしてもコテージパイにしても、一度グレービー付きを食べると、グレービーなしでは物足りなくなります。ひと手間かかるけれど、そのひと手間を惜しまなけれ、食べた時、全然違うからね、その美味しさが！
どちらのパイも、挽肉とジャガイモでしょう。どうしてもドライになりがちな料理。それにトロトログレービーをかけると、一気に食べやすくなります。
ただ、食べやすいもんで食い過ぎて仕方ない！
４人分は優にあるパイが、二人で９割食べちゃったし．．．
ほんの少し残ったのは、今日のお昼に旦那が食べます。さっき朝からチンしようとしているから、昼間で待て！と叱ってやりました。
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